ハリのある目元になるために、おすすめの美容成分やケア方法を見ていきましょう。
目元のハリが失われる原因
顔の中でも、上まぶたや目の下、目尻などの「目元」は、ハリが失われやすく、たるみが目立ちやすいパーツですが、なぜ目元は、ハリが失われやすいのでしょうか?
実は目の周りは、顔の中でも皮膚が特に薄く、皮脂腺も少なく乾燥しやすいので、もともとデリケートにできています。それにもかかわらず、目元の皮膚は、まばたきによって常に動かされています
ハリが低下するのは、肌内部の「真皮層」にある「コラーゲン線維」や「エラスチン線維」が、変性したり、減少したりすることが原因です。ダメージにさらされやすい目の周りは、これらの線維も衰えやすいため、ハリがなくなりやすいのです。
ハリのある目元へと導く美容成分
ハリのある肌へと導いてくれる美容成分には、次のものがあります。
ビタミンC誘導体
「ビタミンC」には、コラーゲンの合成を促す作用や、コラーゲンを破壊する活性酸素を除去する抗酸化作用があります。ビタミンC誘導体とは、このビタミンCを肌に吸収されやすい形に変えたものです。
レチノール
ビタミンAの一種で、コラーゲンを生み出す「線維芽細胞」に働きかけ、コラーゲンを増やす作用があります。
ナイアシン
水溶性ビタミンの1つで、肌の代謝を活性化したり、コラーゲンの合成を促したりする作用、抗酸化作用があります。ビタミンC誘導体やレチノールに比べて、刺激が少ないため、肌の弱い人におすすめです。
抗酸化成分
「アスタキサンチン」「コエンザイムQ10」「カテキン」「リコピン」「レスベラトロール」「油溶性甘草エキス」「オウゴンエキス」などにも、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
目元のお手入れのポイント
ハリのある目元を維持するためには、「守る」「与える」「鍛える」という3つのお手入れを心がけましょう。
守るケア
紫外線は、真皮にまで到達し、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。目元にも、紫外線防止効果のある化粧品や日やけ止めを塗ったり、サングラスをかけたりして、紫外線対から肌を守りましょう。
与えるケア
保湿成分や上記の美容成分が入った基礎化粧品を使って、朝・晩のスキンケアをしっかり行いましょう。また、目元専用のパックを使ったりするのもおすすめです。
振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!
クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。