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湿布や飲み薬を使った筋肉痛時の対処法

更新日:2017/03/22 公開日:2016/03/28

筋肉痛の回復法・治し方

筋肉痛のときの湿布はどれを選べばよいのか、ドクター監修による記事でご紹介しています。市販の薬品も多いので、実際に筋肉痛の状態を見ながら選ぶことが大切です。痛みに合わせた使いわけなど、ドクター監修のもと、解説します。

筋肉痛の場合は、捻挫や肉離れと違い病院やクリニックに行くのではなく、市販薬などでセルフケアできます。

筋肉痛の際に使用される湿布薬には、鎮痛消炎成分が配合されたもの、冷湿布、温湿布があります。さらに、湿布薬以外にもクリームやスプレーも販売されています。市販薬にもいろいろあるので、冷湿布にするべきか、温湿布にするべきか、どうやって筋肉痛をケアしたらよいか迷うこともあるかもしれません。

痛みの種類で使いわける湿布薬

運動による筋肉痛の時によく用いられるのが、局所に働き全身的な副作用が少ない湿布薬です。

湿布剤は、メントールなどを主体として冷たさを感じる冷湿布と、温かさを感じる温湿布に分かれます。さらには、炎症を抑えて痛みをとる鎮痛消炎成分を配合した湿布剤もあります。

湿布剤に使われている鎮痛成分には、インドメタシン、フェルビナク、ケトプロフェン、フルルビプロフェン、ジクロフェナクなどといったものがあります。また、湿布のように患部に貼るのではなく、ゲルやローション、スプレーといった患部に塗ったり吹き付けたりするタイプのものもあります。

服用することで筋肉痛のケアができるものも

長期間の筋肉の痛みに悩まされている場合は、体の中から働きかける、飲むタイプの薬なども市販されています。飲むタイプの薬には、イブプロフェンなどの鎮痛消炎成分が配合されている解熱鎮痛薬があります。

市販のビタミン剤は、筋肉のエネルギー代謝をサポートし、筋肉痛をやわらげるのに役立つことから、筋肉痛の緩和に用いられています。

筋肉痛の緩和には湿布薬が有効

運動などによる筋肉痛は、筋肉が傷ついて急性の炎症を起こしているため、冷湿布が多く用いられます。しかし、痛みに関しては、鎮痛消炎成分が配合された湿布薬がより有効です。

市販の湿布薬に使われるインドメタシンなどの鎮痛消炎成分には、処方箋によって病院やクリニックで出される、医療用と同じ濃度の有効成分が配合されているものもあります。湿布に配合された鎮痛消炎成分は、筋肉の損傷によって起こる筋肉痛の原因、炎症を起こす物質のプロスタグランジンができるのを抑えることにより、筋肉痛をやわらげていきます。

鎮痛消炎成分配合でない、いわゆる冷湿布や温湿布といった湿布薬は、サリチル酸メチルやサリチル酸グリコールといった消炎成分をベースとして配合しています。

冷湿布の場合は、メントールなどの冷感成分が加えられていて、温湿布の場合は、トウガラシエキスなどの温感成分が加えられています。通常の筋肉痛やぎっくり腰、捻挫といった急性の痛みの場合は、熱をもっていることが多いです。そのため腫れを抑え、熱をとり、抗炎症・鎮痛効果もある冷湿布が用いられます。

肩こりや腰痛で慢性的な痛みがあるもので、患部を温めたりさすったりすると気持ちいい場合には、温湿布を用います。冷湿布にするか温湿布にするかは、貼って気持ちいい方を選ぶとよいでしょう。

痛みがひどい場合や続く場合は、先ほど紹介したインドメタシンのほかに、フェルビナク、ケトプロフェン、フルルビプロフェン、ジクロフェナクなどの鎮痛消炎成分が配合された湿布が有効です。また、痛みが強い場合は消炎鎮痛成分が配合されたもの、よく動かす部分であれば、ローションやスプレーといったタイプを選ぶとよいでしょう。