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膀胱炎になったらお風呂は控えるべき?

更新日:2018/01/30 公開日:2016/04/24

膀胱炎のよくある疑問

膀胱炎の際に湯船に浸かると、さらに菌の感染がひどくなる?それとも、お風呂にゆっくり浸かって身体を温めた方が早く治る?膀胱炎になったらお風呂は控えるべきか否かについて、ドクター監修の記事で解説します。

「膀胱炎の際は、お風呂は控えるべきか?」という、よくある疑問に対し、以下で解説します。

膀胱炎のとき、お風呂はダメ?

お風呂の際に、「湯船に浸かってもよいか」については、特に問題ないとする医師と、症状が治まるまでは避けた方が無難とする医師がいるようです。

膀胱炎が生じる仕組み

膀胱炎は多くの場合、外陰部に存在する大腸菌が尿道から膀胱に入り、炎症を起こし発症します。通常は、大腸菌が侵入しても排尿によって洗い流されて炎症には至りません。しかし、体力が落ちていたり、おしっこを我慢したりして膀胱内に菌が長時間存在することで、膀胱炎を起こしやすくなります。

「特に問題ない」とする意見について

湯船に入るとき、肛門部をよく洗わないで入ったり、家族と湯船を共有したりするときは、お湯の中に大腸菌が存在する可能性は高いです。大腸菌は40度前後のお風呂の湯では死滅しないからです。しかし、通常はもちろん、膀胱炎を起こしている状態でも、湯船に浸かるだけで新たな大腸菌が尿道から侵入することはないと考えられます。

「避けたほうが無難」とする意見について

では、なぜ、お風呂は避けた方がよいという医師がいるのでしょう。それは、炎症を起こしているときは菌を活性化させるような湯船に浸かる状態は避けた方がよい、入浴によって体力が失われるのを避けた方がよいといった見解からのようです。ただし、シャワーを浴びることは問題ないようです。

いつから湯船に浸かってもよい?

炎症が治まり、症状がなくなれば湯船に浸かってよいでしょう。ただし、膀胱炎で医療機関を受診した際に、医師から入浴について注意を受けたら、それを守るようにするのがよいでしょう。

膀胱炎を繰り返さないためのポイント

湯船に浸かって身体を温める

膀胱炎になりやすい人は、普段からシャワー浴だけでなく、湯船に浸かって身体を温めるようにすることも予防法のひとつになります。

免疫力を高める

また、身体を温めることで免疫力もアップします。免疫力を上げるお湯の温度は、副交感神経を刺激する39度前後がよいと言われています。42℃以上になると交感神経が刺激されて逆効果になるため、ぬるめの湯にゆっくりと長く浸かるのがおすすめです。

根本原因を取り除く

急性膀胱炎であればお薬の服用によって次第に症状は緩和していきます。しかし、慢性の膀胱炎であれば、その原因となっている病気を治療しなければくり返し膀胱炎の症状を起こしてしまうでしょう。何度も膀胱炎症状をくり返す場合には、一度、クリニックで相談してみましょう。

風呂に入るかは担当医に相談しましょう

膀胱炎になった際に風呂に入れるかどうかは、医師によって見解が変わるようです。どうしたらよいか迷った場合には、担当医の判断をあおぐようにするといいでしょう。

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