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膀胱炎を理由に仕事を休むのはあり?

更新日:2018/01/05 公開日:2016/04/24

膀胱炎のよくある疑問

膀胱炎になると、トイレが近くなる頻尿、排尿時の痛みや残尿感などが徐々に強くなってきて、仕事に行くのも仕事中もつらくなります。膀胱炎を理由に仕事を休むのはありなのでしょうか。ドクター監修の記事で詳しくお伝えします。

膀胱炎の症状がつらいときは、欠勤して休養したり、病院を受診したりしてもよいのでしょうか。膀胱炎で会社を休むのはありなのか、以下で解説します。

膀胱炎で仕事を休むのはあり?

膀胱炎は女性の2人に1人が一度は経験するといわれるほど身近な病気です。いざ膀胱炎になってみると、残尿感があってたびたびトイレに行きたくなる頻尿や、排尿時の強い痛みなど、その症状はかなりつらいものです。

膀胱炎の際には、薬を内服し、水分を十分にとり排尿で菌を洗い流すようにし、下半身を温かくして休養するのが理想。一般的な細菌性の急性膀胱炎の場合、医療機関を受診して処方された抗生物質を飲めば、早ければ1日で症状が改善します。

たとえ無理をして会社に行ったとしても、1日に10回以上もトイレに行くようなひどい頻尿が現れている場合、仕事どころではありません。逆に周囲から、「またトイレ?」という目で見られ、それが嫌で水分をできるだけとらないようにしてトイレに行くのを我慢していると、症状はさらに悪化します。

また、たかが膀胱炎と思って放置していると、膀胱炎を何度もくり返す慢性膀胱炎や、入院治療も必要になる腎盂腎炎、命の危険もある敗血症などに進行する可能性もあります。

そのため、会社には、「膀胱炎になったので病院に行き、今日は1日休みます」ときちんと伝え、早めに病院に行くのがベスト。そうすれば、会社を休むのも短い期間ですみます。

なお、男性の上司の場合は、膀胱炎であることを伝えるのが恥ずかしいということもあるでしょう。しかし、今後、職場でトイレを我慢しなくてもすむ環境をつくりだすためにも、正直に伝えることが大切です。

仕事中でも我慢しないで

膀胱炎になったら、仕事中でも我慢せずにトイレに行きましょう。さらに、普段からトイレを我慢しないことも、膀胱炎を予防するためには大切です。

通常は存在しない細菌が、なにかの拍子に尿道や膀胱へ入り込んだ際、定期的にトイレに行っていれば尿と一緒に菌も排出されます。ところがトイレを我慢していると、細菌が長時間留まることになり、繁殖しやすくなるからです。

また、トイレを我慢していると血行が悪くなり、膀胱粘膜に備わる感染防御作用が低下するという理由もあります。

トイレは1日に最低6回(起床時、午前中、お昼、午後、夕方、就寝前)は行くようにし、尿意をもよおさなくても日中は3~4時間に1度はトイレへ。もしも、トイレに行きにくい職場環境があるようなら、女性の同僚や先輩とも協力し合って、男性の上司など周囲にも理解してもらえるよう働きかけてみましょう。

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