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内服薬の種類と使い方

更新日:2016/12/09 公開日:2016/04/20

薬の種類

薬の種類は、内服薬、注射薬、外用薬に分類され、内服薬は口から服用する飲み薬を指します。形状も錠剤、カプセル錠、粉末のほかにさまざまな種類があります。その内服薬の種類と使い方、メリット、デメリットについて、ドクター監修の記事で解説します。

内服薬の種類や特徴、服用時の注意点について見ていきましょう。

内服薬の特徴は服用や管理が簡単なこと

内服薬の最大の特徴は、服用や管理が簡単なことです。服用方法は水と一緒に口から飲み込むだけなので、貼付剤のように手間や時間がかかりません。また注射薬のように医療機関を受診したり、注射器を準備、破棄したりする必要がありません。

また、内服薬はピルケースに入れて手軽に持ち運ぶことができるので、簡単に薬を管理することができ、外出先などでも適切なタイミングで服用することができます。

内服薬の種類は錠剤や液剤などさまざま

内服薬は大きく分けると、3種類あります。

  • カプセル剤や錠剤
  • 粉薬(散剤・顆粒剤)
  • 液剤・シロップ剤

その中でも、いろいろな形の薬があります。

管理のしやすさや服用時の簡便さから、もっとも一般的なのは錠剤ですが、飲み込む際の抵抗感が少ない粉薬、味覚を調整して子供でも服用しやすくしたシロップ剤など、薬の形によって特徴があります。

そのほか、最近では、水なしでも口の中ですぐに溶ける「口腔内崩壊錠」が多くの治療薬で登場してきました。いつでも服用できる利便性だけでなく、錠剤や粉薬を飲み込むことが難しい高齢者、夜間の頻尿が気になって就寝前の服用では水分を摂りたくない人などにも活用されています。

内服薬の使い方や使用期限など注意点について

内服薬は服用してから胃や腸を通過し、肝臓を経て血液に入ってから体中に分布されます。そのため効果が現れるまでには30分近くかかり、直接、患部に作用する外用薬や注射薬と比べるとすみやかな効果は期待できません。

また、飲み込む動作が難しくなってきた高齢者、さまざまな病気を抱えていて内服薬の服用数が多い患者では、錠剤やカプセル錠を飲むこと自体がひと苦労となってしまうことがあります。

そして手元に水がないときなど、薬を水以外で服用する方が時々いらっしゃいますが、ジュースやお茶など飲み物に含まれている成分の影響を受けることがあるので注意が必要です。そういった場合は、水なしでのめる口腔内崩壊錠に切り替えるなど、ほかの服用方法も検討しましょう。

内服薬を服用する際、注意していただきたい点は、錠剤をかみ砕いたりカプセルの中身だけを服用したりすることです。思わぬ事故が起こる可能性があり、薬の形にかかわらず内服薬はドクターや薬剤師から指示されたとおりに服用することが原則です。

また、処方された内服薬が余ったとき、捨てるのを惜しんで保管している人もいるようですが、薬には「使用期限」があり、次に同じような症状が出ても同じ薬が合っているかどうかはわかりません。また、薬局で残っている薬(残薬)を調整してくれるようになりました。適切な在庫に保ちながら、正しい使い方で内服薬を服用しましょう。