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まぶたがピクピクする!眼瞼痙攣の原因と治療法

更新日:2017/04/10 公開日:2016/05/23

まぶたの痙攣(眼瞼痙攣)の基礎知識

眼瞼痙攣(がんけんけいれん)は、まぶたがピクピクと痙攣して動く病気です。多くの場合は休養をとることで解決しますが、大きな病気のサインである可能性もあります。ここでは、ドクター監修の記事で、まぶたの痙攣の原因と治療法について解説します。

まぶたがピクピクと動いてしまう、まぶたの痙攣。無意識にまぶたが動いてしまうのは不快ですし、心配になってしまいますよね。ここでは、ドクター監修の記事で、まぶたの痙攣の原因と治療法について解説します。

まぶたの痙攣とは

まぶたがピクピクと痙攣を起こすことを眼瞼痙攣(がんけんけいれん)と言います。人によっては片目に、また両目にけいれんを持つ人もいます。その症状に応じて原因をしっかりと調べることが必要です。

まぶたの痙攣の原因

眼瞼痙攣は大半が原発性、つまり原因不明です。しかし、中には脳腫瘍や耳下腺(じかせん)という唾液を作る器官の腫瘍が原因となることもあり、注意が必要です。

眼瞼痙攣が起こる仕組みは、まだはっきりとはわかってはいません。まぶたを閉じたり開いたりする仕組みに、なんらかの異常が出てしまっている状態と考えられていますが、どのようにして発症にいたるかは、さまざまな説があります。

まぶたを閉じるには、顔面神経という顔の表情をつくる神経が関係しています。この神経を働かせる脳の部分に、異常が出てしまっている場合(眼瞼痙攣)があります。また、血管の拍動に応じて血管が神経に触れ、神経が過敏になって顔の半分にけいれんを起こす場合(片側顔面痙攣)もあります。なぜ眼瞼痙攣が起こっているのか、そもそも原因が特定できるものなのかを医師に相談し、診察を受けましょう。

まぶたの痙攣の症状

眼瞼痙攣(がんけんけいれん)の主な症状は、まぶたの痙攣ですが、痙攣の感じ方やあらわれ方は人によってさまざまです。ピクピクと一瞬だけの人もいれば、長い時間痙攣を起こす人もいます。まぶたが重く、動きが悪くなったり、目が開きにくく感じたり、目が乾いたように感じたりもします。軽い症状の場合は、ドライアイと症状が似ています。

ドライアイは眼瞼痙攣を悪化させる要素ですので見落としてはいけませんが、ドライアイを治そうとするだけでは眼瞼痙攣は治まりません。

まぶたの痙攣の診断方法

眼瞼痙攣の診断は、さまざまな問診・検査・投薬状況などから判断していきます。神経系に作用する薬を服用している場合には、これらの薬が眼瞼痙攣の原因になっている場合もあります。また、ドライアイは眼瞼痙攣の症状を悪化させる可能性が高いです。症状が顔面の左右片側だけに長く続く場合(片側顔面痙攣)や、両目に頻繁に痙攣が起こる場合(眼瞼痙攣)では、必要性が高ければMRIなどで脳に異常がないかも調べます。いずれの検査も、眼瞼痙攣の症状が具体的にわかってから判断ができることなので、担当医師に症状をしっかりと伝えられるようにしましょう。

まぶたの痙攣の治療について

初期症状は、まぶたの動きの悪さや、目の開けづらさなどが中心です。慣れないとドライアイのように感じ、眼瞼痙攣に気付かないまま放ってしまうこともあります。眼瞼痙攣の治療としてはまず、十分な休養をとり、それでも痙攣が残るかを確認します。疲れやドライアイなどのストレスがたまり、起きている微細な痙攣は眼瞼波動症(ミオキミア)であって、本当の眼瞼痙攣ではありません。そのため、十分な休養をとりストレスを軽減すれば、瞼の痙攣は間もなく消失するでしょう。違和感が続くようであれば、しっかりと検査や診断を受けましょう。

痙攣が軽度の場合

痙攣が生活に支障をきたさないようであれば、眼瞼痙攣ではない眼瞼ミオキミア(眼輪筋波動症)であることが多いので、まず休養をとりましょう。休養をとることで改善することが多くあります。

継続的に異常な痙攣が出ている場合

片目に継続的に痙攣が出続けていたり、両目に異常な痙攣が出ていたりする場合には、特に注意が必要です。MRIなどの検査を行うこともあります。もしそれで、重大な問題が発見された場合には、適切な治療を受ける必要があります。

まぶたを動かしているのは脳です。もし大きな問題が発覚し、その原因が脳にある場合には、早期の治療が必要です。異常を感じたときは決して放置せず、かかりつけ医や専門医を受診しましょう。

まぶたの痙攣についてまとめ

疲れによって痙攣していると安易に考えて放置せず、時間がたっても続く場合は、眼瞼痙攣を見慣れている医師の診察を受けるようにしましょう。