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赤ちゃんの青いあざ(1)太田母斑

更新日:2018/05/07 公開日:2016/05/23

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太田母斑は、生まれつきのものではなく後天的にできる青いあざです。自然に消えることはありませんので治療が必要になります。ここではそのメカニズムと治療法を分かりやすく解説していきます。

後天性の青いあざ「太田母斑」

太田母斑は、主に目の周辺やほっぺたにできる青いあざで、赤ちゃんによっては白目の部分や、鼻の中、口の中にできることもあります。生まれつきの先天性疾患ではありませんが、生後1年以内に発症することが多く、人によっては20~40代になって症状が出てくることもありますが、確率はかなり低いです。色が薄い場合でも自然治癒することはなく、むしろ徐々に濃くなり、外見を一番気にする思春期には青褐色へと色調が変化して目立ってくるので、早期からの治療が推奨されています。

太田母斑ができるメカニズムは、通常のシミよりも皮膚の深い部分(真皮)に、シミの原因となるメラニンを作る色素細胞(メラノサイト)が増加し、メラニンが沈着するというものです。

早期からの治療が重要

太田母斑は成長に伴って濃くなり、徐々に目立ってくるので早期からの治療が重要になります。治療は保険適用なので、安心して治療を受けることができます。幼児や小児であれば、市町村によっては医療費が全額免除または、高い割合の補助を受けられる場合も多いので、早期治療は治療費の面でもメリットがあります。

太田母斑は通常のシミに比べ、皮膚の深い部分に原因があるので、通常のレーザー治療では出力不足で効果があまり期待できません。そこで、高出力のレーザーを短時間照射する「Qスイッチ・レーザー」による治療が有効と考えられています。

レーザー治療のメカニズムと期間

レーザー照射により、青い色の原因となっているメラニンを破壊することが、レーザー治療のメカニズムです。Qスイッチ・レーザーは局所的に短時間、高出力のレーザーを照射することで、正常細胞の破壊を最小限にとどめ、過剰なメラニンを破壊する治療法です。レーザー治療を繰り返すとシミは徐々に薄くなり、完治するまでには平均3回以上の治療が必要となるケースが多いです。レーザー照射後、一時的にシミが濃くなる場合もありますが、メラニンが破壊されて一時的に炎症が起きているだけで、数日後には炎症が治まると、メラニンが吸収されシミは薄くなります。

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