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淋病かも…と思ったら何科を受診すればいい?

更新日:2018/06/08 公開日:2016/05/20

淋病のよくある疑問

淋病検査は、性器や生殖器を診察するため、女性は産婦人科、男性は泌尿器科です。そのほか、性感染症を専門に診察する性病科もあります。診察する医師も性感染症が専門ですから、正確な淋病の知識が得られるメリットがあるでしょう。  

淋病かもしれない…と思ったとき、何科を受診すればよいのでしょうか。

淋病を検査する診療科

淋病が疑われたら、何科を受診するべきか迷う人もいるでしょう。基本的に、症状が現れた部位の専門家を訪れるとよい、と考えてください。排尿時に痛みがある場合は泌尿器科、おりものがいつもと違うと思えば産婦人科という具合です。

パートナーが淋病にかかった場合や、淋病の検査を目的とする場合には、性病科として看板を上げているクリニックを受診するのもよいでしょう。淋病のような性感染症は、特殊な感染症ではなく、ごくあたり前に起こっている感染症です。年齢や地域にかかわらず広がりをみせていることから、性感染症は性の生活環境汚染ともいわれるほどです。

思い当たる症状があれば、恥ずかしがらずに医療機関を受診し、早期発見・早期治療に努めることが大切です。病院・クリニックは気軽に淋病の相談や検査・治療が受けられる場所です。

女性の淋病検査は産婦人科へ

20代の女性のために思春期外来でも

産婦人科やレディースクリニックは、男性患者がいない女性だけの診療科です。男性の目を気にせず淋病検査・治療の相談ができます。実際、妊娠時や不妊治療の際の検査で淋菌がみつかることもあり、女性患者にとって気負わずに相談できる窓口です。また、中には女性専門の性病科もあります。

今はインターネットでクリニックを検索すると、特徴や診療内容が細かく記載されています。なかには「思春期外来」として淋病検査を行っている医療機関もあるので、若い女性でも受診しやすいシステムになっています。専門医や女性医師が担当する曜日を確認してもよいでしょう。

淋病の検査は尿とのどの粘膜の採取だけ

産婦人科を受診して最初に行うのは、淋菌が存在するかどうかの検査です。膣から子宮頸管(産道)とのど(咽頭)の分泌物を綿棒やうがい液で採取するだけで、特殊なことは一切ありません。その後、ドクターによる顕微鏡検査やDNA検査によって淋菌の有無が判断され、陽性であればすぐに治療に入ります。

通常、治療は長くても1週間

検査と同様、治療も特殊なことは行いません。感染部位や症状に応じて7日程、抗生剤の投与を行ないます。または、静脈注射や点滴など1回で終了することもあります。治療が終了すれば、PCR法で3〜4週間以上経ってから治癒確認のために再検査を行うことが多いでしょう。初回と同じように、膣分泌物とのどの粘膜分泌物の内、感染していた方を採取し、検査して淋菌がみつからなければ完治です。

初めての受診から検査・治療終了までの間、特殊なものはなく、安心して受けられることを理解してください。

男性の淋病検査は泌尿器科へ

泌尿器科を受診して行うことは、尿の採取のほか、綿棒やうがい液によるのど(咽頭)の粘膜からの淋菌の採取です。採取した粘膜分泌物から淋菌が検出されれば、すぐに治療に入ります。

治療は女性と同様に、感染部位や症状に応じて7日ほどの抗生剤投与または静脈注射1回で終了することもあります。その後、再検査で陰性であれば完治です。

一般的な雑菌でも尿道炎は起こります。男性性器に違和感や症状があれば、まずは泌尿器科や性病科の受診をおすすめします。

明らかな症状が現れたら泌尿器科や性病科へ

淋病の治療は単純ですが、咽頭への感染の有無、耐性菌の問題などを考えた場合、性感染症に熟知した医師を受診することが望ましいでしょう。淋病を念頭にした受診の場合は、性病科の看板を上げたクリニックをおすすめします。性器の感染は完治しても、咽頭の感染が治癒していなかったために起こる、再発や再感染のトラブルを回避できます。

また、性感染症はパートナーと一緒に治療することが原則です。産婦人科には二人では行きにくくても、性病科にはパートナーと受診がしやすいというメリットもあります。