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妊娠中に尖圭コンジローマにかかっていたら赤ちゃんに影響する?

更新日:2018/06/07 公開日:2016/05/20

尖圭コンジローマのよくある疑問

ただでさえ精神的に不安定になりやすい妊娠期間。もし、尖圭コンジローマにかかったら、不安でいてもたってもいられなくなりそうです。ドクター監修のもと、妊娠中における尖圭コンジローマの対処法や治療について解説します。

性行為を経験している方なら、どんな方でも感染の可能性がある尖圭(せんけい)コンジローマ。それが妊娠中と重なってしまったら、赤ちゃんへの影響を考え、治療をためらってしまうママは多いかもしれません。では、一体どうすればいいのでしょうか?

妊娠中に尖圭コンジローマにかかったら

尖圭コンジローマの治療は、できてしまったイボを取り除くことしかできません。妊娠中でも同じで、ごく普通に手術でイボを取り除く治療が行われています。イボの除去には、電気メスや炭酸ガスレーザーによる外科的な方法、液体窒素によってイボを壊死させる方法、軟膏などの塗り薬があります。

ただし、妊娠中は赤ちゃんへの影響を考えて塗り薬は使わず、1回で取り除ける手術を選択することが多いようです。少し痛みはありますが、それ以外のリスクはありませんので、安心して手術を受けてください。

母体から胎児への影響は

産道となる膣の内部や外陰部にイボができているときは、出産時に感染する可能性がゼロではありません。

尖圭コンジローマの原因となる「ヒトパピローマウイルス(HPV)」に赤ちゃんが感染すると、赤ちゃんが尖圭コンジローマを発症したり、ノドにイボができて気道が狭くなる「多発性咽頭乳頭腫」を発症したりするリスクが高くなります。

ただし、感染の確率は低いため、小さなイボだけの場合はそのまま経腟分娩となり、膣内に多くのイボや出産が困難となるほど大きなイボがある場合は、帝王切開となる場合があります。イボの大きさや数など状態に応じて、ケースバイケースで対応しているクリニックもあるようです。

妊婦健診を受けることが大切

赤ちゃんへの影響を考えたら、尖圭コンジローマは早期に発見してスピーディーな治療を行うことが大切です。そのためにも、妊婦健診を受けてチェックしていきましょう。

妊娠中は何かとストレスや悩みを抱えることも多く、尖圭コンジローマにかかったことでさらなるストレスや罪悪感を持ってしまう方も多いようです。しかし、大きなストレスは尖圭コンジローマ以上に赤ちゃんに対して悪影響を与えます。一人でストレスを抱えこまずに、不安があるときは担当の医師に相談しましょう。