スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

眼瞼下垂手術で保険は適用になるの?

更新日:2017/12/14 公開日:2016/05/20

眼瞼下垂のよくある疑問

眼瞼下垂(がんけんかすい)の手術は、健康保険が適用される場合とそうでない場合があります。ここではドクター監修の記事で、どのような条件で健康保険の適用が左右されるのか、その条件とそれぞれのメリットについて解説します。

眼瞼下垂手術は、その症状や状態に応じて健康保険が適用される場合と適用されない場合があります。

保険適用される場合とされない場合がある

眼瞼下垂手術には、症状や状態によって健康保険が適用される場合とそうでない場合があります。保険が適用されると手術費用は両眼で5万円ほどですが、保険適用外と判断されてしまえば30万~50万円と、その費用の差は10倍近くになりかねません。

また、先天性も、後天性も医師の判断で保険適応とはなりますが、先天性の治療の場合後天性よりも治療費が高くなってしまう場合があります。

眼瞼下垂は手術を行うことが一般的

眼瞼下垂の治療では一般的に、垂れ下がった皮膚や腱の余分な部分を切除して縮める手術が行われます。先天性眼瞼下垂の手術を行う方法として、「挙筋短縮術(きょきんたんしゅくじゅつ)」「筋膜吊り上げ術」があげられます。また、中には「埋没式挙筋短縮法」と呼ばれる、まぶたを切開する必要がない手術もあります。この手術では、まぶたを引き上げる眼瞼挙筋(がんけんきょきん)を糸で結ぶことで、まぶたを引き上げます。

眼瞼下垂手術に保険が適用される条件とは?

眼瞼下垂手術に健康保険が適用されるには、次のような条件が必要です。

健康保険が適用される施設での手術

これは眼瞼下垂に限りませんが、美容外科には健康保険を適用されない施設もあります。眼瞼下垂の手術を美容外科で受ける際には、健康保険が適用されるかどうか、事前の確認が必要です。

日常生活に支障をきたしている状態

診察を受けたときに、日常生活に支障をきたす状態の病的な眼瞼下垂だとの診断がなければ健康保険は適用されません。具体的には、まぶたが上がりにくいことで視野が狭くなる、車が運転しづらい、物をよく見ようと頻繁に首をあげたりした結果、酷い肩こりに悩まされているなどの症状が想定されます。

腱膜性眼瞼下垂で発症するトラブルの有無

まぶたを上に引き上げようとして額の筋肉を使うことでシワができていたり、まぶたと眉毛の間が広がってきたりといった腱膜性眼瞼下垂(けんまくせいがんけんかすい)に不随する症状が出ている場合は、健康保険が適用されます。その他、頭痛、肩こり、冷え性、不眠症、といった症状も含まれます。

日常生活に支障をきたすかどうかの判断は医師の主観が入る部分でもあります。そのため、診察時に眼瞼下垂が原因で生活に不自由が生じていることを明確に伝えることが大切です。

保険適用とならないケースとは?

一方、健康保険が適用されないケースについてみていきましょう。

美容目的である

日常生活において特に支障が出ているわけではないものの、外見上、気になるので垂れ下がっているまぶたを上げてほしいというケースが当てはまります。

仕上がりにこだわる

二重まぶたの幅やバランス、見た目の美しさにこだわりがある場合には、美容目的と判断されて健康保険が適用されないことがあります。

健康保険が適用されないからといって、結果として必ずしも損となるわけではありません。機能改善を主な目的とする保険適用の治療以上に、見た目の仕上がりがよく、満足度の高い手術を受けられるというメリットもあります。