スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

歯の咬み合わせと関係あるの?咬合性外傷の予防法

更新日:2017/12/26 公開日:2016/06/22

咬合性外傷の検査・治療法

咬合性外傷は歯の咬み合わせの不具合によっても起こります。歯の咬み合わせと咬合性外傷の関係や、口内環境を整えることで咬合性外傷を予防する方法などについて、ドクター監修の記事で解説します。

咬合性外傷を予防するためには口内環境を正常に保つことが大切です。

また、咬み合わせを整えることも重要になります。ここでは大きく分けて3つの方法をご紹介します。

口内環境を整える

咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)の予防の基本は口内環境を整えることです。口内環境を整えるということは、「口腔内を清潔に保つ」、「咬み合わせを正しく整える」、「歯周病を治療する」などを行うということになります。

特に口腔内を清潔に保つことは、歯周病予防や虫歯予防にもつながります。歯周病や虫歯にならないようにすることで、咬合性外傷を未然に防ぐことにつながります。

糖尿病など、免疫が低下して細菌感染がおこりやすい病気がある場合、口内環境の整備は特に重要です。また、唾液の分泌量が少ない場合も細菌が繁殖しやすくなって、口内環境が悪くなります。唾液は常に口内を清潔に保つ働きをします。唾液の分泌量は、ストレスなどによる自律神経の乱れで減少します。リラックスした生活や適度な運動も口内環境を整えてくれます。食事の際に、物をよく噛むことで唾液の分泌量が増えるといわれていますので、一口入れたら30回を目安によく噛みましょう。

咬み合わせを整える

咬み合わせの不具合によって、特定の歯だけが当たりすぎていたり、浮いていたりすると、咬合性外傷になりやすくなります。歯のぐらつき、知覚過敏などの症状が現れる前から咬み合わせを確認することで、咬合性外傷を予防できます。

咬み合わせの不具合は自分ではわかりにくいので、症状のないうちから、定期的に歯科を受診して、咬み合わせの確認、調整をされることをおすすめします。また、治療していない虫歯も片側咬みの原因になります。虫歯を治療して左右両側の歯を十分使えるようにすることも予防には大切です。

ただ、安易な咬合調整をすると、他の顎関節やその他の歯に影響が出ることがありますので注意が必要です。

マウスピースを活用する

歯ぎしりや食いしばりも、咬合性外傷の原因の一つです。起床時にあごの疲れを感じるなら、睡眠時に歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります。その場合はマウスピースを装着して歯や歯ぐきにかかる強い咬合力を軽減させることが、咬合性外傷の予防につながります。

マウスピースは市販品もありますが、一人ひとり、歯や口の大きさやあごの形も異なることから負担のかかり方が違うので、歯科で自分専用のマウスピースを作ることをおすすめします。

マウスピースは保険診療で作ることができます。歯科でマウスピースの型を取りますが、基本的には上あごの型を取ります。装着し始めは、違和感があるかもしれません。装着したままでは眠りにくいという事であれば、まずは1日1~2時間の装着から慣れていきましょう。