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細菌感染で起こる尿道炎とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/06/24

尿道炎の基礎知識

主に男性に使われる尿道炎という病名。尿道炎とはいったいどのような状態を指すのでしょうか。尿道炎の概要や尿道炎の原因、症状、治療法などを、ドクター監修の記事でまとめて解説しています。

尿道炎は、主に男性に診断される尿道の炎症を言います。尿道炎になると、強い排尿痛など、つらい症状に悩まされることもあります。尿道炎の概要や原因、症状などを知っておきましょう。

尿道炎とは

尿道炎は、細菌などが原因で尿道に起こる炎症を指します。

尿道炎という診断は主に男性に下されます。男性は女性に比べ尿道が長く、尿道に感染を引き起こしやすい傾向にあるためです。女性の場合は膀胱炎から尿道に炎症が波及することで起こるため、通常尿道炎単独での診断は行いません。

尿道炎には、クラミジア尿道炎、淋菌性尿道炎、マイコプラズマ尿道炎などの種類があり、原因となる細菌がそれぞれ異なります。原因に合わせた治療が行われるためにも、正しい診断が必要となります。

尿道炎の原因とは?

尿道炎の主な原因は、細菌感染です。尿道炎の原因菌は主に淋菌やクラミジアなどですが、これらの菌は、通常、健康な人の尿道には存在せず、尿道に侵入することで感染します。

これらの菌は、尿道以外に女性の子宮頸管、眼球結膜、咽頭、直腸で増殖します。性交渉やオーラルセックスなどで直接接触することにより尿道に感染します。

詳細は、『性行為で感染する!?尿道炎の原因とは』をご覧ください。

尿道炎の主な症状とは?

尿道炎は、大きく淋菌性尿道炎と非淋菌性尿道炎に分けられます。淋菌性尿道炎と非淋菌性尿道炎を比べた場合、淋菌性尿道炎は強い症状が出るためにわかりやすく、非淋菌性尿道炎は比較的自覚症状に乏しいために気付きにくいという傾向があります。淋菌性尿道炎では、尿道口より多量の黄色い膿が出るようになり、排尿時および排尿後に痛みがともないます。しかし、クラミジアなどの非淋菌性尿道炎は分泌物が少なく痛みも弱いため、自覚症状に乏しくなかなか気づかないことも珍しくありません。どちらも治療しなければ前立腺炎や精巣上体炎をおこして男性不妊の原因ともなりうるため、早期治療が必要です。詳細は、『原因菌で異なる尿道炎の症状』をご覧ください。

尿道炎の治療法とは?

尿道炎の原因は細菌感染であることが多いため、抗菌薬の服用が治療の基本となります。しかし、耐性菌が増えていることから効きづらい抗菌薬も珍しくありません。原因によっては、医師の指示通りの内服薬を飲みきっても症状が改善しない場合もあるでしょう。このようなケースでは、抗菌薬を変更する場合があります。

治療について、詳細は、『尿道炎の治療方法と治療の遅れで起こりうる合併症』をご覧ください。