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疼痛の種類(1)急性疼痛とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/07/28

疼痛の種類

疼痛は、痛みが持続する期間の長さによって、2種類に分けることができます。そのうち、急に痛みが出るものの、短期間で痛みがおさまる疼痛のことを「急性疼痛」と呼びます。専門ドクター監修のもと、急性疼痛の特徴について解説します。

疼痛とは「痛み」のことをいいます。疼痛には、痛みが持続する期間の長さによって、急性疼痛と慢性疼痛に大きく分けられます。ここでは、急激に痛みが起こり、短期間でおさまる急性疼痛について解説します。

急性疼痛とは

急性疼痛は、突然の病気やケガなどによって起こる痛みのことをいいます。原因はさまざまですが、慢性疼痛とは違って治りやすいところが特徴です。実は、急性疼痛は身体を守るうえで必要な症状であるといえます。なぜなら、人間は急性疼痛があることで、病気やケガによる痛みに反応し、ひどくならないうちに安静にして治そうという思考が働くからです。

しかし、急性疼痛の状態で治療せずにいると、場合によっては慢性化して治りにくくなってしまうことが考えられます。

急性疼痛が慢性疼痛になる!?

急性疼痛の痛みは、原因であるケガや病気が治れば消失します。しかし、原因部分を治療せず放置してしまうと、慢性疼痛になることが考えられます。例えば、「やけどしたところをそのままにしていたら炎症を起こした」「腰痛の治療をせずに過ごしていたら坐骨神経痛になった」など、症状が治りやすいときにきちんと完治させなかった場合に、慢性化して症状が重くなってしまうことがあります。

また、痛みが慢性化してしまうと、治るのに時間がかかるため、日常生活にも影響がでる可能性があります。ひどい場合は、痛みが引かなくて眠れなくなったり、うつになるケースも見られます。

急な病気やケガなどをしたときは、「放っておいても大丈夫だろう」と油断せず、医療機関で症状を明確にして、適切な治療を受けましょう。痛みの原因を取り除き、痛みの慢性化を防ぐことで、身体の負担も大きく軽減されます。