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疼痛の種類(2)慢性疼痛とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/07/28

疼痛の種類

疼痛には、急性疼痛と慢性疼痛があります。慢性疼痛は、急性疼痛とは違って症状が重く、痛みが長時間続くといった特徴があります。専門ドクター監修のもと、慢性疼痛の特徴について、詳しく解説します。

疼痛は、痛みが続く期間の長さによって、大きく2種類に分けることができます。突然の病気やケガによって痛みが発生し、痛みの原因が治ったら痛みも鎮まる「急性疼痛」と、痛みが長期間続く「慢性疼痛」です。慢性疼痛にはどのような特徴があるのか、見ていきましょう。

慢性疼痛とは

慢性疼痛とは、病気やケガなど、痛みの原因が治ってもまだ痛みが続いていたり、痛みの原因が治りにくく、ずっと痛みが続いている状態のことを指します。一般的には、短期間でおさまる急性疼痛に対して、1~3か月以上痛みが続くケースを慢性疼痛とされています。

疼痛は、急性疼痛の段階で治療をすれば早期に完治することも十分可能です。しかし、治療せずに放置していると、慢性疼痛に発展し、症状が治りづらくなることや、悪化することも考えられます。

神経の損傷による痛みが多く見られる

中枢神経や末梢神経が損傷することで起こる疼痛は、慢性的なものが多いです。このような疼痛を「神経障害性疼痛」といいます。身体に傷や炎症は見られなくても、痛みが続くという場合には、神経が原因である可能性が比較的高いです。神経の損傷による疼痛に慢性的なものが多いのは、神経系の症状はほとんどが表面化しないため、早期治療が難しく、慢性化しやすいなどの理由が考えられます。

慢性疼痛は治りづらい?

はじめは急性疼痛だった痛みも、一度慢性化してしまうと、痛みを引き起こした原因がなくなってもなかなか痛みが引かないことがあります。痛みが長期間続くと、患者は気力や体力を奪われ、日常生活にも影響が出る可能性もあります。また、医療費増大などの問題も抱えることになってしまいます。痛みやしびれなどの症状がでたら、早めに医療機関を受診し、適切な治療を行いましょう。