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「スカルプケア」という言葉をよく耳にするようになりましたが、具体的には、どういったことを指すのでしょうか。今回は、スカルプケアの内容について解説していきます。

スカルプケアとは

「スカルプ(scalp)」とは、「頭皮」という意味で、すなわち「スカルプケア」は、頭皮のケアを指します。スカルプケアは、どのような目的で行われるのでしょうか。また、スカルプケアに適した方や、どのような製品があるのかについて解説します。

スカルプケアの目的

髪の悩みには、さまざまなものがありますが、代表的と言えるのが「薄毛」「抜け毛」です。ある調査によると、日本の成人男性の薄毛率は26%に達し、成人男性の4人に1人が薄毛という結果が出ています。また、薄毛というと、男性が抱える悩みというイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、じつは女性でも、薄毛に悩まされている人は少なくありません。

こうした状況下で、髪が生える土壌である頭皮環境を整える目的のあるスカルプケアは、毛根の活動を活発にし、薄毛の予防・改善につながるという考えが一般的になってきています。

スカルプケアがおすすめの人

スカルプケアは、頭皮の環境改善を目的とした製品が多くなっているようです。そのため、前述したように薄毛や抜け毛のほか、フケ、かゆみといった頭皮のお悩みをお持ちの方に適していると言えるでしょう。

スカルプケアの製品

スカルプケアアイテムとして、シャンプーやコンディショナーのほか、地肌用のマッサージクリームや保湿ローションなど、さまざまな製品が発売されています。打ち出している効果も、強い洗浄力で過剰な皮脂や汚れを洗い落とすというもの、乾燥した頭皮にうるおいを与えるというもの、毛穴のすっきり感を打ち出したものなど、さまざまです。

普通のシャンプーとスカルプシャンプーの違い

頭皮のケアというと、皮脂をしっかり落とすことが大切だと考えがちですが、皮脂には、汗と交じり合って「皮脂膜」となり、皮膚をコーティングして保護したり、肌表面を弱酸性に保って雑菌の繁殖を抑えたりする役割があるので、落としすぎるのもよくありません。

しかし、従来のシャンプーは、髪を美しく見せることに重点が置かれているものも多く売られており、洗浄力が強くて頭皮に必要な皮脂まで、落としすぎてしまう傾向があります。その点、スカルプシャンプーは、髪の美しさだけでなく、頭皮環境を最適な状態に保つことに重点が置かれているため、基本的に、頭皮に必要な皮脂を落とし過ぎないようにつくられています。

シャンプーの成分

シャンプーは、中に含まれる成分が配合量の多い順にすべて表示されています。基本的には、成分表示で一番上に表記されるのは「水」で、その次に洗浄基剤が表記されると言えます。

市販されているシャンプーに含まれる洗浄基剤の種類として代表的なのが、「高級アルコール系シャンプー」「石けんシャンプー」「アミノ酸シャンプー」です。一般的には、肌が強くしっかり洗いたい方は石けん系、肌のデリケートな方や、頭皮が乾燥気味の場合はアミノ酸系がよいとされています。

石けん系の洗浄基剤は、脂肪酸Naや脂肪酸K、石けん素地などです。また、アミノ酸系の洗浄基剤として、ラウロイルメチルアラニンNaやココイルグルタミン酸Naなどがあげられます。頭皮のトラブルでお悩みの場合は、髪や肌にやさしいアミノ酸系シャンプーを選ぶと改善するケースが多いといわれていますが、最終的にはご自身で使ってみて合うものをさがすことが大切と言えるでしょう。

スカルプケアのポイント

シャンプーは夜に行う

髪がもっとも育つのは、成長ホルモンの分泌が高まる午後10時〜午前2時までといわれています。この時間帯に、頭皮を清潔にしておくために、シャンプーは夜に行うことがポイントです。

頭皮マッサージをしながらていねいに

髪の根元や毛穴に付着した皮脂や汚れをきちんと落とすために、シャンプーは、時間をかけてていねいに行いましょう。このとき、指の腹を使って、頭皮をやさしくマッサージすれば、頭皮の血行を促進することもできます。

熱いお湯は使用しない

髪を洗うときに、熱いお湯を使うと、頭皮に必要な皮脂やうるおい成分まで洗い流してしまい、頭皮の乾燥につながります。髪を洗うときは、38度くらいのぬるま湯を使うようにするとよいでしょう。

よくすすぐ

シャンプーのすすぎ残しは、頭皮や髪のダメージにつながります。シャンプーの成分を落としきるために、すすぎには、十分な時間をかけましょう。

シャンプー後はドライヤーで乾かす

髪が生乾きのままでいると、湿気がこもり、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなります。洗髪後は、ドライヤーを使って、髪を乾かしましょう。

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