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まぶたがかゆくなる原因

更新日:2016/12/09 公開日:2016/07/28

目のかゆみ

まぶたがかゆいとつい手でこすってしまいがちですが、正しい対処法ではありません。まぶたは、とてもデリケートな部分で小さな刺激でもかゆみを生じやすいのです。そこでドクター監修のもと、まぶたがかゆくなる原因について解説します。

ひとたびかゆくなると、かいてもかいても落ち着かないまぶたのかゆみ。それは、どのような原因が考えられるのでしょうか。

まぶたは刺激を受けやすいパーツ

まぶたは顔のなかでもデリケートな場所で、頬などの皮膚に比べて1/3ほどの薄さしかありません。そのため、乾燥やちょっとした刺激にも敏感に反応し、かゆみを引き起こすことがあります。また、目の病気によってかゆみや腫れが起きているケースもあるため、かゆみの原因を特定することが大切です。

まぶたのかゆみの原因(1)乾燥

まぶたの皮膚は薄いうえに皮脂腺が少ないため、もともと乾燥しやすいパーツです。そこに間違った手入れをしていると、ますます乾燥しやすくなってしまいます。

たとえば、

  • スキンケアが十分に行き届いておらず、まぶたの保湿がおろそかになっている場合。
  • ウォータープルーフなど「落ちにくいアイメイク」を落とすために、洗浄力の強いクレンジングを使うことで必要な皮脂まで落としてしまっている場合。
  • ゴシゴシ力を入れて洗って肌を傷付けている場合。

これらが原因でカサつき、かゆみが起きてしまうのです。

まぶたのかゆみの原因(2)コスメなどによるかぶれ

アイシャドウやマスカラ、クレンジング剤などの化粧品に含まれている成分そのものが刺激となって、かぶれや炎症を引き起こしている場合もあります。最近では、つけまつげやまつげエクステなどで使用する接着剤でかぶれるケースも多いようです。

また、眉毛をカミソリなどで整える際に、間違って皮膚まで傷つけてしまうこともあります。傷口に雑菌が入って炎症が起き、かゆみを生じることもあります。

まぶたのかゆみの原因(3)目の病気

目の縁が黄色ブドウ球菌などの細菌に感染することで発症する「ものもらい(地方によって「めばちこ」や「めいぼ」と呼ぶこともあります)」の初期症状は、軽いかゆみがあることが多く、その後、症状が進むと腫れや痛みを生じてきます。

「流行性角結膜炎」やハウスダストなどによる「アレルギー性結膜炎」の症状も、まず目やまぶたがかゆくなりはじめ、かいていくことで痛みや腫れをともなってしまいます。また、まぶたの皮膚そのものがアレルギー症状を起こす「眼瞼皮膚炎」も、まぶたのかゆみを伴った赤みや腫れが起きることが特徴的です。

まぶたのかゆみの原因(4)アトピー性眼瞼炎

目の周りにアトピー性皮膚炎の症状が現れる「アトピー性眼瞼炎」も、まぶたのかゆみをともないます。皮膚に赤いまだらや湿疹、むくみ、ただれ、かさつきなどの症状がみられることが特徴です。症状が軽いケースでは、かさついて赤いまだらになるくらいですが、症状がひどくなるとまぶたの皮膚が固く厚くなったり、ときには重い合併症を招くこともあるので注意が必要です。

まぶたのかゆみがあるときは刺激を与えない

かゆみがあると、ついかきたい衝動にかられやすいものです。しかし、かいたり、叩いたりすることで症状を悪化させたり、まつげも抜けやすくなってしまいますので注意しましょう。また、かゆみがあるときは、メイクなども控えて刺激を与えないように心がけましょう。かゆみが落ち着かないときは、眼科や皮膚科で適切な治療を受けてください。

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