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肉割れと妊娠線に違いはあるの?

更新日:2017/05/11 公開日:2016/09/23

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子供がお腹に宿る喜びとは裏腹に、妊娠にともない大きくなったお腹や胸に、赤紫や白い亀裂のような妊娠線が現れることがあります。これは妊娠中にできてしまった肉割れのことで、両者に違いはありません。また、ストレッチマークや皮膚伸展線条といわれることもあります。

妊娠時の肉割れ(妊娠線)の原因はホルモン変化による影響も

過度な皮膚の伸展が肉割れを引き起こすように、妊娠によって急にお腹が大きくなることが、皮膚の組織を壊してしまう肉割れの直接の原因です。さらに、妊娠すると分泌が増える糖質コルチコイドというホルモンが関係しているとも考えられています。糖質コルチコイドには肌の奥にある線維芽細胞の活性化を抑える働きがあります

線維芽細胞は肌のハリや弾力を保つために欠かせないコラーゲンを産生している細胞で、コラーゲンの産生が低下してしまうことで、肌の弾力性が低下してしまうのです。

妊娠中は、肌の弾力性が失われる内側の変化と、赤ちゃんの成長に合わせてお腹やおっぱいの皮膚が引っ張られる外側の変化が重なり合って妊娠線(肉割れ)が作られやすくなっているといえるでしょう。

妊娠線(肉割れ)に有効な治療とは

一度できてしまった妊娠線(肉割れ)は、完全に消すことはできないというのが現状です。そんな中、比較的に効果が高いと考えられる治療はレーザー治療でしょう。できてしまった妊娠線がそれなりに薄くなることは期待できますが、その効果は絶対ではなく個人差が大きいともいえます。

ビタミンAの外用剤について

トレチノレインとはビタミンA誘導体のことで、アメリカではニキビの治療薬として処方されています。肌のターンオーバーすなわち皮膚の生まれ変わりを促す作用があるので、トレチノインを含む外用薬を使用することで妊娠線が薄くなることに期待ができるかもしれません。しかし、これも確立された治療法ではなく、医師の処方によってのみ入手が可能な薬です。

ビタミンA誘導体の内服は、胎児への影響から妊娠中や授乳中には服用できませんが、外用薬であれば影響がないとされています。念のために、授乳が終了してから皮膚科医に相談してみるとよいでしょう。

妊娠線(肉割れ)に有効な予防法とは

確立された治療法がないのであれば予防をしたいと考えるところですが、残念ながら妊娠線(肉割れ)の予防法もないのが現状です。しかし、少しでも防ぐためにも、以下のケアを行うとよいかもしれません。

まず、妊娠線は皮膚の伸展がきっかけとなり起こることが多いので、妊娠期間中の体重の増加に気を配りましょう。バランスのとれた食事や適度な運動を続けながら、体重が急激に増加することのないようにします。特にお腹が目立ち始める6か月頃からは必要以上の体重増加には気をつけたいところです。そして、肌のうるおいと柔軟性を保つためにも、毎日しっかりと保湿クリームやジェルを塗るようにしましょう。

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