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蒙古斑ができる原因とは?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/09/05

蒙古斑の基礎知識

日本人の多くの赤ちゃんの腰やお尻などに見られる、青いアザのような蒙古斑(もうこはん)。なぜ、このような青いアザが現れるのか、蒙古斑ができる原因やメカニズムについて、ドクター監修のもと解説します。

赤ちゃんのお尻や腰に現れやすい蒙古斑(もうこはん)。日本人は特に現れやすいアザですが、どのような原因があるのかを見ていきましょう。

皮膚の色を決めるメラノサイト

人間の皮膚の色を決める大きな要素となっているのが、色素細胞のメラノサイトです。皮膚は、表皮、真皮、皮下脂肪織という3層で成り立っていますが、通常メラノサイトは表皮内の下層に存在し、メラニン色素(メラニン)をつくっています。メラニンには黒色メラニン(ユーメラニン)と肌色メラニン(フェオメラニン)の2種類があり、人種によって肌の色が違うのは、たとえば黒人は黒色メラニンが多く、白人は少ないといったようにメラニンの量が異なるためです。

蒙古斑の原因

実は、蒙古斑が発生するメカニズムはまだよくわかっていません。メラノサイトが主に腰からお尻の表皮に一時的に集中することが、蒙古斑をつくる原因と考えられています。メラノサイトは本来、表皮にしか存在しません。しかし、日本人の赤ちゃんの多くは、真皮にもメラノサイトが見られるのです。一般的にメラニンが皮膚の深い部位にあるほど皮膚は青く見え、浅い部位にあるほど茶色に見えます。真皮は、表皮よりも深い位置にあるため、蒙古斑は青いアザのように皮膚に現れてくるというわけです。

成長とともに消失

通常は、成長するにつれ、腰やお尻などに集中していたメラノサイトの分布が一定になっていくため、青色が薄くなり、他の皮膚と同じような色になっていきます。多くの場合、5~6歳ごろまでにはなくなりますが、成長しても消えない蒙古斑もあるので注意が必要です。

成長しても消えない蒙古斑について詳しくは「蒙古斑が消えない…なぜ?」をご覧ください。