スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

突き指をしたときのテーピング方法

更新日:2016/12/09 公開日:2016/09/14

突き指の治療・対処法

突き指にはテーピングが有効ですが、巻き方やタイミングを誤ると、症状を悪化させるリスクがともないます。ここではテーピングの種類や使い方、運動再開のタイミングなどをドクター監修の記事でご紹介します。

テーピングは、基本的に関節を補強する目的で使われます。その意図は、ケガの再発と悪化防止です。突き指をしてしまった際にもテーピングが有効ですが、効果の過信は危険です。受傷後の運動再開にあたっては、適時適切な使用に努めなければなりません。

突き指に適したテーピングの種類

テーピングには、大きく分けて伸縮性と非伸縮性の2種類があります。それぞれに特徴があり、部位や用途に合わせて使い分けたり、併用したりします。また、テープの幅も数種類あり、部位や用途に合わせて使い分けます。

一般に指先で使用するテープは、幅の狭いものが適しています。テーピングを使用する目的は、関節可動域の制限です。動かしたくない方向に動きにくいよう、関節の動く方向と幅をテーピングで固定し、制限する必要があります。したがって、突き指後に使用するテープは、非伸縮性のものが主体となります。

どんなときに使うと効果的か

突き指後の運動再開は、完治してからが基本です。冒頭でも述べましたが、テーピングへの過度な期待は禁物です。「テーピングしているから大丈夫」と運動を再開し、同じ部位を再び突き指した場合、負傷の程度が前回以上に大きくなる可能性が高くなります。

では、どのような目的でテーピングを使用するとよいのでしょうか。それは突き指が治りかけているときです。日常生活で偶発的な突き指の再発を防ぐため、また、せっかく治りかけた突き指を悪化させないために、予防効果を目的として使用するのがもっとも適切なテーピングの使用法だといえます。

運動中の指先には、思いもよらないほど強い力がかかるものです。いくらテーピングでがっちり固定しているとはいえ、テーピングが突き指の再発を完全に防止してくれるものではありません。どうしても運動しなければならないときや、医師から許可が下りたものの不安が残るというような場合は、装具のようなバディテープを使い、隣の健康な指を副木代わりにして固定しておけば、再発のリスクを最小限に抑えることができます。

テーピングを使う上でのリスク

テーピングはゆるく巻くと効果が半減します。テーピングを巻く際には、適度に張りを与えながら巻くのが理想です。

しかし、張りを与えすぎると、血流を阻害するリスクをともないます。特に、発症して間もない時点でテーピングを使い患部を過度に圧迫する行為は、関節周囲の細胞にダメージを与える可能性が高まることにつながるので、注意が必要です。また、テーピングには専門知識が必要です。講習を受け実務経験のある方に巻いてもらうか、自分で巻く場合には、丁寧な指導を受けてから巻くようにしてください。