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プロテインには副作用がある?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/09/14

プロテインの基礎知識

プロテインを飲み始めようと思ったとき、気になるのは副作用ではないでしょうか。プロテインには副作用があるのか、それはどのようなもので、どんな対処法があるのか、ドクター監修の記事にて詳しくお伝えします。

プロテインには副作用があるのでしょうか。また、もし副作用が出た場合はどのように対処したらよいのでしょうか。ここでは、プロテインを利用する方への注意点を中心に説明していきます。

プロテインには副作用があるのか

副作用とは薬に対して使われる言葉で、薬の本来の目的を主作用、主作用以外の働きのことを副作用といいます。プロテインは牛乳や大豆のタンパク質を主成分としたサプリメントで、食品に分類されます。薬ではないため副作用とはいわず、もしも目的以外の好まない作用があるとしたら、それはデメリットといえるでしょう。

プロテインのデメリットとは

食品にその人の体質に合うもの、合わないものがあるように、プロテインにも体質によってはアレルギーがでてしまう可能性があります。プロテインには、主に牛乳タンパク質を主成分としたホエイプロテインとガゼインプロテイン、大豆タンパク質を主成分としたソイプロテインがあります。そのため、牛乳や大豆アレルギーを持つ方が飲むと、皮膚のかゆみやじんましんなどのアレルギー反応がでることがあります。さらに、甘味料や香料などの添加物が皮膚のかゆみなどを引き起こす可能性もあります。また、牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする乳糖不耐症の方は、牛乳タンパク質を使ったプロテインの影響で下痢を起こすこともあります。

対策としては、自分の体質に合ったプロテインを選ぶことが大切です。たとえば、牛乳アレルギーの方はソイプロテインを、大豆アレルギーの方はホエイプロテインを選ぶようにしましょう。また、乳糖不耐症の方は、原因となる乳糖を取り除いた製法のプロテインを試してみる、甘味料や香料などが原因の場合は違うフレーバーの商品やほかのメーカーのプロテインに変えてみるなどしてみましょう。

プロテインのとり過ぎに注意する

健康な方でタンパク質の過剰摂取により毒性が発揮されたという事実は、これまで証明されたことはありません。厚生労働省でも、現時点では、たんぱく質の耐容上限量を設定し得る明確な根拠となる報告は十分には見当たらないため、耐容上限量は設定しないこととしています。しかし、さまざまな報告から、成人は年齢にかかわらず、1日体重1kg当たり2.0g程度にとどめるのが適当である、ともいわれています(日本人の食事摂取基準2010年版)。肝機能や腎機能が低下している方は、医師のもとで必要量を管理してもらいましょう。

また、摂りすぎてカロリー過剰の結果、太ってしまう方もいます。胃腸機能が弱い方は、未消化のタンパク質が原因で腸内環境が悪くなり便秘になることもあります。ハードなトレーニングをしている方や、物理的・精神的ストレスで体のタンパクの異化が強まっているケースでは、一般の方より摂取量を増やす必要があることはいうまでもありません。