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円形脱毛症とは?

更新日:2017/09/14 公開日:2016/10/24

円形脱毛症の基礎知識

円形脱毛症というと、頭にコイン大の脱毛部分ができる病気というイメージがあるかもしれませんが、他にも、いくつかのタイプがあります。ここではドクター監修のもと、円形脱毛症の種類を中心に、原因や治療法などもご紹介します。

「最近、髪の毛がやたらと抜けると思っていたら、頭に丸い脱毛部分ができていた」という人は、円形脱毛症かもしれません。ここでは、円形脱毛症の症状や原因、治療法を解説します。

円形脱毛症の症状とは

円形脱毛症は、髪の毛が部分的に抜け落ちてしまう病気です。その名の通り、頭皮に円形の脱毛部分ができるケースが一般的ですが、脱毛部分の数や、髪の抜け方には個人差があり、大きく分けると次の5つのタイプに分類できます。

単発型

もっとも多いタイプで、頭に円形の脱毛部分が1~2か所できます。円の大きさは、1cm程度~数cm程度までさまざまです。

多発型

頭に円形の脱毛部分が数か所~数十か所できるタイプです。

蛇行型

頭髪の生え際が帯状に蛇行するように抜けるタイプです。

全頭型

多発型が進行して、頭部全体の髪の毛が抜けるタイプです。

汎発(はんぱつ)型

頭髪だけでなく眉毛やひげ、体毛など、体全体の毛が抜けるタイプで、このタイプが円形脱毛症の中でもっとも重症とされています。

どのタイプの円形脱毛症も、痛みやかゆみなどの自覚症状はなく、突然、髪が抜け落ちるのが一般的ですが、中には、軽いかゆみや違和感があったり、脱毛部の皮膚が赤くなったりする人もいるようです。また、脱毛以外の症状として、爪に小さな凸凹ができることもあります。

円形脱毛症の原因

円形脱毛症は、ストレスによって起こるというイメージがありますが、直接の原因は、免疫の異常だと考えられています。本来であれば免疫細胞は、体を守るために病原体などの異物を攻撃しますが、なんらかの原因で異常をきたすと、自分の体の一部分を異物とみなして攻撃してしまうことがあります。円形脱毛症では、髪の毛をつくる毛包を異物とみなして攻撃してしまうので、毛包が炎症を起こし脱毛が生じると考えられています。

円形脱毛症の原因については、『円形脱毛症の原因について』の記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。

円形脱毛症はどんな治療をするのか

脱毛の状態や経過を考慮して、患者ごとに適切な治療法が選択されます。さまざまな治療法がありますが、基本的には免疫の異常な働きや炎症を抑えるための治療で、外用療法や内服療法のほか、ステロイド剤を患部に直接注射するステロイド局所注、特殊な薬品で患部に人工的なかぶれを起こす局所免疫療法、ドライアイスや液体窒素で患部を冷却して刺激する冷却療法などがあります。

円形脱毛症の治療法については、『円形脱毛症の治療法について』の記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。