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まずは生活改善から!呑気症の治療

更新日:2017/12/13 公開日:2016/11/21

呑気症(空気嚥下症)の治療

無意識に空気を過剰に飲み込んでしまう呑気症(どんきしょう)を治療するためには、普段の生活習慣を見直すことが重要です。ここでは、具体的にどのようなことを心がければいいのかを、ドクターの監修の記事で解説します。

ゲップが異常に出てしまう呑気症(どんきしょう)は、どのような治療を行うのでしょうか。また、呑気症かもしれないと思ったときは、何科で診察を受ければいいのでしょうか。今回は、そのような疑問にお答えしていきます。

呑気症になりやすいのはどのような人か

呑気症は空気嚥下症ともいわれ、無意識のうちに空気を過剰に飲み込んでしまうために、ゲップや腹部膨満(ぼうまん)感などの症状が現れる病気です。食べたり飲んだりするときは、誰でも飲食物と一緒に多少の空気を飲み込んでいます。しかし、呑気症の人の場合は、主にストレスが原因で唾液を飲み込む回数が増え、それとともに大量の空気を飲み込んでしまうと考えられています。また、上下の奥歯を噛みしめていると、舌が上あごに押し付けられた状態になるため、唾液がのどの方に流れやすくなり、唾液を飲み込む回数が増えます。このため、無意識に奥歯を噛みしめるクセがある人も、呑気症を発症しやすい傾向があります。

生活習慣の改善が重要

呑気症は、ストレスや空気を飲み込みやすいという習慣が深く関わっているため、その治療では、ストレスの軽減や生活習慣の見直しが重要です。

ストレスをためない

温めのお湯にゆっくり浸かるなど、意識的にリラックスする時間を持ったり、スポーツや趣味に没頭して気分転換をしたりするなど、ストレスをため込まない工夫をしましょう。また、睡眠不足はストレスの原因になるので、早寝早起きを心がけて十分な睡眠をとることも大切です。

食事の際の注意点

早食いをすると、食べ物と一緒に空気を飲み込みやすくなります。食事の際はよく噛んでゆっくり食べましょう。また、胃腸に負担をかけやすい脂っこいもの、甘いもの、刺激の強いもの、炭酸飲料を控えることも大切です。

噛み締めグセの改善

歯の噛みしめは、パソコン作業など、何かに集中しているとき無意識にやってしまう人が多いようです。上下の歯を離すなどと書いたメモを、目につきやすい場所に貼っておき、それを見たら身体の力を抜いて歯と歯を離すという習慣を持ちましょう。また、歯科や口腔外科でマウスピースを作り、それを装着するのも噛みしめグセの改善に有効です。

薬物療法が行われることも

呑気症でうつ状態や緊張、不安など、精神的な原因が大きくて症状が重い場合は、抗うつ薬や抗不安薬、向精神薬など、薬の服用が必要になるケースもあります。

何科で診察を受ければいいのか

ゲップや腹部膨満感は、胃腸の病気が原因のケースもあります。呑気症かもしれないと思ったときは、まず内科や消化器科で診察を受け、食道や胃腸に病気がないかを調べてもらいましょう。消化器官に異常がなければ特に心配する必要はありませんが、どうしても気になる場合は、噛みしめグセがあるなら歯科や口腔外科へ、ストレスが関係していそうなら心療内科や精神科で診察を受けるとよいでしょう。