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鼻血の止め方、止めるときの注意点について

更新日:2018/06/20 公開日:2016/11/22

鼻血の基礎知識

突然鼻血が出てきて慌てたり、鼻血がなかなか止まらなくて困ったことがある方も多いのではないでしょうか。今回は、ドクター監修の記事で、鼻血の止め方や鼻血を止めるときの注意点について詳しく解説します。

鼻血が出たとき、どのような対処をすればよいのでしょうか。上を向いて、首の後ろをトントン叩く人を見かけますが、それは正しい方法ではありません。鼻血の正しい止め方について解説します。

鼻血が出る理由とは

鼻の入り口付近にあるキーゼルバッハ部位には血管が集中しており、その部分が刺激されて出血を起こします。しかし、キーゼルバッハ部位ではなく、鼻の奥の部分で出血が起こる場合は、止血が困難なため注意が必要です。鼻血が止まらない場合や大量に出血するような場合は、すぐに病院で診察を受けましょう。

鼻血の正しい止め方は?

キーゼルバッハ部位からの出血であれば、比較的簡単に止めることができます。鼻血が出ているなら、寝ている場合、まずは静かに座りましょう。出血している場所を心臓より高くする方が止まりやすいからです。それから頭を少し下げて、鼻の両側を指でつまんで圧迫します。5~10分ぐらいそのまま安静にしていれば、鼻血は治まるでしょう。

鼻血を止める際の注意点

脱脂綿などを用いて圧迫する場合、脱脂綿を出し入れする際に鼻の粘膜を傷つけないために、湿らせてから使用するとよいでしょう。鼻の中が狭い子供の場合は刺激に敏感なので、脱脂綿を用いるより、前述したような指による圧迫止血を行うことをおすすめします。顔をあげて上を向き、トントンと首筋をたたく方法は、出血を止める効果がないので行わないようにしましょう。

鼻血が出たらすぐ病院に行くべきか

鼻血の多くは、過度に心配する必要のないものです。慌てて病院に行く前に、まずは前述の方法を試してみましょう。それでも止まらない場合や鼻血を頻繁にくり返す場合、あるいは、歯茎の出血や皮下出血など他にも症状がある場合、重大な病気が潜んでいる可能性があります。その場合は、病院で詳しい検査をする必要があるでしょう。

鼻血の治療について

まれですが、白血病や血友病など、出血が止まりにくくなる病気や、がん、高血圧症、動脈硬化症などが鼻血の原因となっている場合もあります。まずは病院で鼻血の原因を検査し、原因となっている病気を治療しましょう。鼻炎や、左右の鼻腔を分ける鼻中隔(びちゅうかく)が歪んでいる鼻中隔湾曲症などの鼻の病気が原因で鼻血をくり返す場合、適切な治療により鼻血が出にくくなることもあります。病院では、状況に応じて、ガーゼやガーゼタンポンで圧迫止血をしたり、出血しやすい血管を焼いて止血する電気凝固治療やレーザー治療を行ったりします。