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過呼吸になったら病院は何科を受診するべきか

更新日:2018/06/20 公開日:2016/11/22

過呼吸症候群の基礎知識

過去に過呼吸を発症した経験があり、日ごろから精神的不安や息苦しさを感じているという人は、再発防止のため病院での診察や検査を考えているのではないでしょうか。ドクター監修のもと、過呼吸の診察を行う診療科目について解説します。

予期せぬタイミングで過呼吸になった場合、近くにある救急病院を探して駆け込むか、場合によっては救急車を要請するケースも出てくるでしょう。救急外来では、その時間、病院にいる担当医(当直医)が診察にあたることになりますが、本来、過呼吸症候群になった場合、どの診療科を受診するのが最適なのでしょうか。

まずは病院で診察を

過呼吸の予兆が見られる場合や、過去に過呼吸症候群を発症し予後の心配がある場合、診療科目は「心療内科」「神経科」「精神科」を受診してください。いずれも心の病気を専門にする診療科です。過呼吸は、過度なストレスが原因と見られる自律神経の乱れに起因していることが多いため、まずは専門医の前で、自分の健康状態や抱えている悩みなどを包み隠さず話してみてください。それが治療の第一歩になります。

また、息苦しさが顕著な場合、内科の中でも呼吸器内科、循環器科といった診療科の受診も有効です。ストレスとは無関係に、他の病気が原因で息苦しさに襲われたケースも考えられるため、病院でしっかりと検査してもらうようにしましょう。

大規模な病院は混雑していたり、紹介状がないと診察してもらえなかったりする場合があります。もし、日ごろお世話になっているかかりつけ医がいる場合、まずはそちらに相談してみるのもよいでしょう。診察の結果、検査や治療が必要となった場合、医師に紹介状を書いてもらい、専門医のいる病院へ行くようにしましょう。

少しのことでは動じない、強いメンタルが必要

過呼吸の症状が見られる場合、問診の後に、胸部レントゲン、心電図、血液検査などを行う場合があります。過呼吸を発症した場合、血液中のアルカリ値が一時的に高くなっていることがありますが、荒れた呼吸が終息するとともに、すぐにその数値も平常に戻るため、特に心配はいりません。レントゲンや心電図を見ても、同じく身体に異常が見られることはまずありません。

心療内科などを受診した場合、気持ちの安定を図るために、精神安定剤(抗不安薬)が処方されます。不安で夜眠りにつけない場合は、睡眠薬が処方されることもあります。過呼吸は、ストレスが集中した際に発症しやすいため、気分が急激に落ち込んだときや、呼吸に乱れが生じるなど予兆がある場合に、早めに服用して過呼吸を未然に防ぐようにしましょう。

過呼吸は精神的なものが原因で発症します。過呼吸は主に10~20代の女性に多く見られる症状ですが、思春期が終わり、大人になると同時に、いつの間にか発症しなくなっているケースも多くあります。ストレスを跳ねのけ楽観的でいられる、少しのことでも動じないようメンタル面での改善を図ることが完治への一番の近道となるはずです。