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寝言の原因は?病気との関連性について

更新日:2018/01/24 公開日:2016/12/01

寝言

寝言の原因はさまざまありますが、寝言が必ずしも問題というわけではありません。しかし、病気が関連しているケースもあります。ここでは、寝言の原因になる病気について、ドクターの監修のもと、詳しく解説します。

寝言は、眠っているときに無意識に発してしまいますが、寝言の中には病気が関係している場合があります。寝言について知っておきたい基礎知識を見てみましょう。

寝言のメカニズム

眠っているときに寝言が出るのは、レム睡眠(身体は休み脳が起きている)とノンレム睡眠(身体も脳も休んでいる)に関係しているといわれています。そのメカニズムは未だ解明されていませんが、生理的なものもあるので、必ずしも病気が関係しているわけではありません。生理的な寝言は、子供に多く見られますが、成長とともに徐々に減っていくようです。大人でも5%くらいの人に寝言の症状が見られるとされ、特に男性に多い傾向があるようです。

病気が原因の寝言とは

ノンレム睡眠時(身体も脳も休んでいる)にはっきりしない言葉で、ムニャムニャ言っている程度の寝言なら、特に心配する必要はありません。しかし、レム睡眠時(身体は休み脳が起きている)にはっきりした言葉で、頻繁にしゃべったり、苦しそうだったり、大きな声で叫ぶような場合は、次のような病気が関係している可能性が考えられます。

ストレス・心的外傷後ストレス障害(PTSD)

強いストレスを感じているときは、寝言の回数や程度が増えるといわれています。また、強いストレスや強烈なショック体験をしたことで発症する心的外傷後ストレス障害の人も、悪夢を見やすくなり、うなされたり寝言が増えたりすることがあるようです。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に何度も呼吸が止まってしまう睡眠障害です。大きないびきをかくことが多く、特に無呼吸から呼吸が再開するときに、いびきが大きくなりますが、その際、うめき声などのような寝言をいうことがあります。

ナルコレプシー

ナルコレプシーは、日中に耐え難い眠気に襲われ、何度も居眠りをくり返してしまう睡眠障害です。寝入りばなに幻覚を見て寝言を発することもありますが、寝言の内容は感情的な発言だったり、悪夢でうなされていたりすることが多いようです。

レム睡眠行動障害

レム睡眠行動障害は、本来であれば体の動かないレム睡眠中に、夢を見ながら、夢の中と同じように実際に行動してしまう睡眠障害で、中高年の男性に多く見られます。夢の内容は悪夢であることが多いとされ、大きな声で叫んだり、手足を激しく動かしたり、隣で寝ている人に暴力をふるってしまうこともあります。

夜驚症

夜驚症は、子供に起こりやすい睡眠障害です。この場合は、寝言というよりも突然、悲鳴を上げたり泣き叫んだりして目を覚まし、何か恐ろしい目にあったかのようなパニック状態に陥るのが特徴です。

インフルエンザなどのような高熱をともなう病気

寝言は、高熱が出ているときにも出やすい傾向があります。ただし、この場合は、高熱で意識がもうろうとした状態で口にするうわ言も含まれます。

薬の副作用

抗うつ薬や抗精神病薬、心不全治療薬、胃潰瘍治療薬など薬の副作用で寝言が多くなることがあります。病気の治療薬を服用してから、寝言が多いといわれるようになったという人は、担当医師に相談してください。