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人参ジュースの栄養、ミキサーとジューサーで違う?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/12/09

野菜・野菜スープ・味噌汁

栄養が豊富でさまざまな健康効果がある人参ジュースが注目されています。毎日飲みたい人参ジュースは、ご家庭で簡単に作ることができます。管理栄養士監修の記事で、人参ジュースのミキサーなどを使った作り方などについて解説します。

コンビニエンスストアなどで気軽に購入できる人参ジュースですが、ご家庭でも簡単に作ることができます。

食物繊維がとれるのはミキサー、酵素がとれるのはジューサー

ジュースにする際に必要なミキサーやジューサーですが、この機械の違いを説明します。ミキサーは、野菜や果物に水や豆乳、牛乳などの水分を加えて刃で粉砕して液状にします。そのため、ジュースにした場合は、食物繊維も余すところなく摂取できるのが特徴です。ジューサーは、野菜や果物から液体(ジュース)を絞りだすもので、生の野菜や果物に含まれている酵素をそのまま摂ることができ、なめらかなジュースで素材本来の味が楽しめます。

さらに、スロージューサーは、刃を使わず、ゆっくりと野菜や果物を圧縮してジュースを絞り出すコールドプレス製法で作ることができるため、ミキサーの摩擦熱で熱に弱い酵素やビタミンなどの栄養素が変性しにくく、細胞壁から抽出されたファイトケミカル(フィトケミカルとも呼ばれます)も効率よく摂れます。お腹の調子を整える食物繊維を多く摂りたい場合はミキサーを使用してください。また、少量で効率よく野菜や果物の良質な酵素を摂取して美容や健康に役立てたい場合や体力の低下した方にはジューサーをおすすめします。

組み合わせに注意

ジュースにする過程で、人参に多く含まれる栄養素のビタミンCが上手に摂取できなくなる場合もあります。人参の酵素の中には、アスコルビナーゼというビタミンCを壊してしまう成分が含まれています。単独でそのまま食べると大丈夫ですが、すりつぶした他の食物と混ぜることでビタミンCを破壊してしまいます。しかし、アスコルビナーゼは酸に弱いという特性を持つので、オレンジなどの柑橘類をプラスするとアスコルビナーゼの働きを止め、ビタミンCを上手に摂取できます。レモンやグレープフルーツ、冬場はゆずなど、柑橘類と組み合わせると飲みやすくなるのでおすすめです。

加えるとおいしい果物

甘みがあり人参と相性がよいリンゴや、ほどよい酸味でさっぱりしたトマトなどは、人参ジュースに加えるとさらにおいしくなります。甘みが足りない場合は、蜂蜜を加えるとまろやかになって飲みやすいでしょう。

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