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計画分娩について

更新日:2018/06/20 公開日:2017/01/31

出産・分娩の基礎知識

計画性をもって行われる計画分娩は、精神的な不安をやわらげるための方法のひとつでもあります。計画分娩における、具体的な分娩の方法やメリット・デメリット、費用などについて、ドクター監修の記事で解説します。

計画分娩とは、精神的な不安をやわらげるとされ、心の準備をしてから出産に向かうことのできる方法です。本記事では、計画分娩の方法からメリット・デメリット、費用などについて解説します。

計画分娩とは

計画分娩とは、誘発分娩と同様に薬などを用いて人工的に陣痛を引き起こすものです。計画出産とも呼ばれています。計画をもって行われる分娩であるため、出産に関する不安解消の目的の他、家族や仕事などとの関係といった個人的な都合から計画分娩を行うことも少なくありません。

分娩にあたっては、計画分娩が上手くいくように、胎児や母親の状態を確認したうえで計画分娩の予定を組みます。なお、本人の希望から計画分娩を行う際はとくに、メリットやデメリットについて十分に理解したうえで選択をすることが大切です。他にも、麻酔薬などによって陣痛をやわらげる無痛分娩を行う場合も、計画分娩が行われることもがあります。

計画分娩の方法

計画分娩を行う際のポイントは、分娩を行う時期と分娩の誘発方法です。計画分娩は通常、元々の分娩予定日の2週間ほど前の時期に組みます。それよりも早すぎると子宮が成熟しておらず、計画分娩が上手くいかなくなってしまうおそれがあり、逆に遅すぎると、自然の陣痛が始まってしまうかもしれないからです。そうして計画分娩の日時をあらかじめ決めておくのですが、実際にその時期が近づいてきたら、内診や超音波といったドクターによる診察を受けて、日時を微調整することもあります。また、計画分娩の方法には、薬物を使う、器具を使う、人工破膜という3つの方法があります。

薬物による計画分娩

点滴や内服によって子宮を収縮させる薬剤を投与する方法です。子宮収縮剤を投与する際は、過剰な投与を行うと子宮破裂などのリスクがともなうため、陣痛モニターなどで様子を確認しつつ、慎重に投与量が調整されます。

器具を使った方法

ラミナリア(海藻を固めたもの)という器具や、水風船のようなチューブ状の器具を使って子宮口を拡張し、陣痛を誘発させます。薬物を用いる前処置として行うこともあります。

人工破膜による方法

人工破膜とは、人工的に破水させることにより、陣痛を促進させる方法です。破水が起こると子宮が強く収縮するようになるため、分娩の誘発効果は高いものとなります。しかし、時間が経過するとともに、子宮内に感染が起こるリスクが高まるため、注意が必要です。経産婦(お産の経験がある人)では比較的よく行われる方法です。