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二の腕ぶつぶつの原因は?

更新日:2017/03/30 公開日:2016/11/29

二の腕のぶつぶつが気になるという人は多いのではないでしょうか。特にノースリーブを着るときなどは二の腕のぶつぶつが気になると思います。このぶつぶつの正体は、そしてぶつぶつができるメカニズムは一体どのようなものなのでしょうか。

二の腕のぶつぶつの正体

二の腕にできたぶつぶつは、正式には「毛孔性苔癬」や「毛孔角化症」と呼ばれています。一般にはサメのざらついた肌に似ていることから「サメ肌」と呼ばれることもあります。毛孔角化症は毛孔(毛穴)に角質が溜まって盛り上がった状態です。小学校高学年から思春期にかけて増加することが考えられています。古い文献では女性に多いとされていましたが、今では男性と女性の発症率の差はないとされています。医学的にはありふれた症例であり、生理現象とみなす人もいるほどで、海外では80パーセントの女児が発症したという研究結果もあります。

二の腕のぶつぶつの原因

二の腕のぶつぶつはどのようなことが原因でできてしまうのでしょうか。先ほども述べたように、非常に発症する人が多いことからただの生理現象ではないかという人もいるほどです。そのため、原因が正確には特定されていません。その中でも有力と考えられているものはいくつかあります。

遺伝性

この症状は遺伝によって発症率が変わるのではないかと考えられています。親が毛孔角化症に悩まされている人は子供も同じ症状に悩まされることが多いようです。

肥満

肥満と毛孔角化症には相関関係があるのではないかとも言われています。太り気味の家系にこの症状が多く見られたという報告あるといわれています。食生活の乱れによって代謝が悪くなり肌荒れすることもあるので、角質が毛孔に溜まってしまうという可能性が考えられています。

ホルモンバランス

妊娠・出産などを経てホルモンバランスが崩れたときに発症する人が多いといわれています。生活習慣の乱れやストレスもホルモンバランスが崩れる要因になるので症状を誘発してしまうようです。女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れることで皮脂の分泌量が多量になり、古い皮脂が毛孔に溜まってしまうといわれています。

二の腕ぶつぶつの治療法

二の腕のぶつぶつにはどのような治療法があるのでしょうか。

処方薬・塗り薬

毛孔角化症に対しての薬はさまざまなものが販売されています。いくつか種類はありますがサリチル酸や尿素が配合されたクリームや軟膏が最も一般的といっていいでしょう。サリチル酸や尿素は角質を溶かす作用があり余分な角質を溶かすことによって症状をよくすることができます。また、毛孔角化症は乾燥によって症状が悪化すると考えられているので、それを防ぐために保湿効果のある薬が使われることもあります。代表的なものはヘパリン類似物質を利用したもので、ヒルドイドなどです。さらに、はと麦を利用した漢方薬である薏苡仁(よくいにん) も毛孔角化症を含むイボやニキビに有効な薬として使われています。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは保険適用外の治療法ですが、毛孔角化症の治療法としては一般的です。薬剤を肌に塗布し、酸性の薬剤が角質を溶かすことを利用して削っていく治療法です。薬剤はドラッグストアなどで手軽に手に入れることができますが、肌に過度の刺激を与えないためには医師や専門家によって行ってもらうのがよいでしょう。皮膚科や美容外科では肌の状態に合わせて薬剤を使い分けて施術を行ってくれるので安心です。

ダーマローラー

ダーマローラーは針のついたローラーで肌に小さな孔をあけ、傷を治す自然治癒力によってぶつぶつを治していく方法です。孔をあける作業は痛みをともなうので、普通は麻酔をしてから施術を行います。肌の細胞が活性化しコラーゲンが増える周期に合わせて1か月以上の間隔で数回行います。また、孔の中に成長因子(グロースファクター)という細胞の増殖を早める成分を入れることで治癒を早くする方法もあります。

レーザー照射

レーザー照射は毛根にダメージを与える方法と真皮に直接ダメージを与える方法の2種類があります。毛根にダメージを与える方法は毛根に角質が溜まる原因の一つである毛が出てこないようにすることによって、角質の代謝を促します。真皮に直接ダメージを与える方法は、刺激を与えることによって新たな肌の細胞の増殖を促進します。

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