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アボカドの保存方法と賞味期限

更新日:2017/02/28 公開日:2016/11/30

アボカドの基礎知識

栄養価が高く美容効果も期待でき、濃厚な味わいが人気のアボカドですが、食べ頃の見極めがなかなか難しい食べ物です。アボカドを常に美味しく食べるための保存方法と賞味期限について、ドクター監修の記事でお届けします。

買ってきたアボカドが未熟で固かったり、反対に熟しすぎて茶色く変色していたりすることは多くの方が経験していることでしょう。変色している場合は、食べられるのかと迷うことも少なくないでしょうが、固いと味も食感もいまいちです。また、アボカドは切ったところがすぐに黒く変色してしまいますので、おかずの作り置きも難しい食材と言えます。

そこでこの記事では、食べ頃のアボカドを選ぶポイントや美味しく食べるための保存方法についてまとめました。

食べ頃のアボカド

見分け方のポイントは皮の色とヘタの部分

お店に並んでいるアボカドは、皮がグリーンや黒っぽい色をしているものがあります。最初の見分け方として、アボカドの皮がグリーンから黒っぽい色に変化をしてきたものが熟してきている物です。さらに、ヘタの部分を見て、ヘタが浮いてきて実との間に少し隙間があるものがちょうど食べ頃です。

ただし、ヘタが取れていて黒ずんでいるものや、部分的に柔らかくなっているものは、傷んでいる可能性が高いので、避けた方が無難です。優しく触ってみて、全体に弾力のあるものを選びましょう。

緑色のものは未熟ですが、常温に置いておくと追熟され食べ頃になりますので、調理する日時が決まっているならあらかじめ買っておき、お家で調整するのもひとつです。

切ったアボカドが固い場合は熱を加える

切ってしまったアボカドが未熟ですと、生で食べるには青臭くて美味しくありません。しかし、熱を通すと柔らかくなり食べやすくなります。なので、しっかりと加熱するバター炒めやフリッター、グラタンにすると美味しく食べられます。

アボカドの保存方法

緑色のアボカドは常温で追熟させる

緑色のアボカドは未熟で固いため、食べても美味しくありません。実は、アボカドは未熟なうちに収穫され、輸送や販売元で追熟させることで食べ頃になります。なので、買ったときに緑色だったものは、常温に置いておくと追熟され美味しくなります。早く追熟させたい場合は、リンゴやバナナと一緒に紙袋にいれておきましょう。エチレンガスの働きで追熟が進みます。

ポイントとしては、追熟が進む過程で二酸化炭素も発生しますので、これを適度に逃がすためにポリ袋より紙袋の中に入れておくのがおすすめです。

食べ頃のアボカドは5℃以上で冷蔵する

アボカドの保存に適した温度は8℃~12℃です。食べ頃になったアボカドはポリ袋などに入れて冷蔵庫で保存してください。ただし、4.5℃以下になると低温障害を起こして味が落ちるので注意が必要です。

ご家庭ですと、野菜室で保存するのがおすすめです。その場合、冷蔵庫に移したアボカドは2~3日中に食べるようにしましょう。

酸化を防ぐとアボカドは変色しない

アボカドは切って時間が経つと、酸化して黒く変色してきます。変色してしまったアボカドは食べられないわけではありませんが見た目が悪いので、食材としてはあまり好まれないようです。

そこで、サラダなどですぐに食べる場合は、アボカドにレモン汁をかけると変色を防ぐ事ができ、きれいな緑色を保つことができます。

また、アボカドを1回に1個丸ごと使い切れなかった場合、残す方は種を付けたまま素早くラップをしましょう。アボカドが黒く変色する原因は酸化するためですが、種やラップが密着している部分は空気に触れません。なので無理に切ったりせず、種がついた方を残すことで空気に触れる部分を極力少なくするのです。

ポイントは空気に触れないようにピッタリとラップで覆うことなので、注意してください。

玉ねぎがアボカドの変色を防ぐ

実は、スライスした玉ねぎと一緒に保存容器に入れると色が変わりません。これは玉ねぎに含まれる硫黄成分がアボカドの変色を防ぐ効果があるためです。

その際、玉ねぎとアボカドの切った面は触れていなくても大丈夫です。アボカドを出したときに玉ねぎのにおいが気になりますが、すぐに抜けてしまいますので問題なく使うことができます。

長期保存には冷凍がおすすめ

食べ頃のアボカドは冷凍保存がおすすめです。食べやすくスライスしたものに、酸化しないようにレモン汁をふりかけ、密閉容器に入れて冷凍します。また、食べるときは自然解凍でそのまま食べられます。これで比較的長く保存することができます。

しかし、食感は生に比べると落ちますので、少し工夫するとよいでしょう。フォークなどで潰してペースト状にし、同じように冷凍しておくとすぐにソースなどにできるので便利です。

切らずに余してしまったアボカドを丸ごと冷凍することもできますが、解凍したときには実が柔らかくなってしまいますのでどうしても食感は落ちてしまいます。なるべくなら一度で食べきるか、ここまでにご紹介した生のままで保存する方法がよいでしょう。

アボカドの賞味期限

黒い筋の正体はメラニン

アボカドを切ったときに黒または茶色の筋が無数にあります。見た目の悪さから、すぐに腐っていると判断してごみ箱に捨ててしまった人も多いでしょう。この筋の正体は、種に栄養を届ける組織が酸化してメラニンが生成されたものです。詳しくは維管束というのですが、人間でいうと血管と同じような仕事をしています。

メラニンですので食べても害はありませんが、筋は硬いので食感は悪くなります。気になったり見た目を楽しみたいのであれば、取り除いてしまいましょう。

見た目で判断する

アボカドは果物なので、はっきりとした賞味期限というものはありません。しかし、食べ頃を過ぎたアボカドは中身が茶色に変色してきたり黒点が出てきたりします。黒い斑点は熟しすぎたときに出てくるものなので、食べても差し支えありませんが食味は落ちています。

また、極端に異臭がしたり汁が出てきたりするものは腐っていますので、その様な場合には食べずに捨ててください。

アボカドの保存方法について

アボカドは、食べ頃を選ぶのが一番ですが、未熟なものを買ってきて常温で追熟してもかまいません。

ただ、食べ頃になったら、冷蔵庫で保存して、できるだけ早く食べましょう。

すぐに食べないのであれば冷凍保存もできますが、あまりおすすめしません。なので、余ったアボカドはレモン汁や玉ねぎで変色を防ぎ、なるべく早く食べてしまいましょう。