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風邪じゃないのに起こる鼻づまりの原因

更新日:2017/07/26 公開日:2017/03/28

鼻づまりの基礎知識

鼻づまりは風邪(かぜ)をひいたときや、病気のときに引き起こされることが多い症状です。しかし、風邪ではないのに鼻水がつまってしまう場合もあります。今回は鼻水のつまりの原因についてドクター監修の記事でご紹介します。

風邪(かぜ)の症状のとき以外で鼻づまりが起こる場合、どのような症状が考えられるのでしょうか。詳しくご紹介していきます。

鼻づまりのメカニズムとは

鼻づまりの原因は、大きく分けて以下の3種類に分けることができます。

病気による鼻水で鼻づまりが起こる

鼻は呼吸を行う器官です。風邪をひくと、初期症状ではさらさらの鼻水がでてくるので、鼻水がつまることはそれほどありません。しかし、風邪をひいて数日たつとねばねばの鼻水がでるようになり、鼻がつまりやすくなります。また、副鼻腔炎のような鼻の病気などでも、鼻づまりが起こりやすくなることがあります。

粘膜の炎症で引き起こされる鼻づまり

花粉やほこり、ペットの毛などのハウスダストを原因とするハウスダストアレルギーにより、鼻水が出ることがあります。アレルギー性鼻炎を原因とする鼻水は、基本的にはさらさらしていますので、鼻がつまることはほとんどありません。ですが、アレルギー性鼻炎によって毛細血管などが傷つけられてしまうと、鼻の粘膜が炎症をひき起こすことがあります。炎症により腫れることで鼻の通りが悪くなり、鼻づまりが起きてしまうといわれています。

鼻の構造による鼻づまり

鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)や鼻茸(はなたけ)をはじめとする、鼻の構造の異常によって呼吸の際に鼻の通りが悪くなり、鼻づまりが引き起こされます。

風邪以外の鼻づまりの原因

風邪以外で起こる鼻づまりについてご紹介します。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、近年患者が増えてきているといわれる病気です。花粉症がメジャーですが、アレルギー性鼻炎でもっとも多いのは、家の中のほこりやペットの毛などが要因となって引き起こされるハウスダストアレルギーだといわれています。花粉やハウスダストが鼻の粘膜に付着し、過敏に反応することで鼻水が出ます。一般的にこの鼻水はさらさらしているので鼻はつまりにくいのですが、鼻をかみすぎてしまうことにより、鼻の中が炎症を起こして鼻がつまってしまうことがあります。

副鼻腔炎

風邪をひいた後、鼻腔という鼻の周辺にある部分が炎症を起こすことで副鼻腔炎という病気になることがあります。副鼻腔炎にかかると、濃い黄色の鼻水がでるようになります。この鼻水は、粘度が非常に高いことから鼻がつまりやすくなってしまいます。副鼻腔炎が何度も発症さすると、慢性的な副鼻腔炎になることもありますので注意が必要です。

鼻中隔弯曲症

左右に分かれている鼻の穴の間にある部分を、鼻中隔と呼んでいます。この鼻中隔は左右対称であることが多いのですが、人によっては左右どちらかが曲がっていることがあります。そのために、空気の流れが悪くなり鼻がつまりやすくなることがあるといわれています。

鼻茸

鼻の粘膜に鼻茸というポリープができることがあります。腫れを生じ、鼻の穴が狭くなることで鼻づまりを引き起こしやすくなります。副鼻腔炎を繰り返したり、慢性副鼻腔炎になったりすることで引き起こされる場合があります。

アデノイドの腫れ

口蓋の裏側、鼻の奥と近いところにアデノイドという部分があります。アデノイドとはリンパ組織であり、ここが腫れることで鼻がつまりやすくなります。子供が発症しやすいといわれています。

鼻づまりを解消する方法

鼻づまりを解消する方法には、以下のような方法がいくつかあります。自分に合ったものを探してみるとよいでしょう。

薬を服用する

耳鼻科などで診察を受けることにより、鼻づまりの薬を処方してもらうことができます。アレルギーなどに効果のある抗ヒスタミン剤などの飲み薬や、鼻水がひどい時には点鼻薬を処方されることがあります。

蒸しタオルで鼻を温める

鼻を温めると、鼻の血管が拡張します。この作用により鼻の穴が少しだけ大きくなるため、鼻どおりがよくなり鼻づまりの解消が期待できるといわれています。蒸しタオルは電子レンジなどで簡単に作ることができるので、やけどに気をつけながら使用してみてはいかがでしょうか。

鼻うがいをする

ぬるめの番茶に塩を少し入れ、片方ずつ鼻の穴からゆっくり通して口から出すようにしましょう。鼻の粘膜についている花粉やハウスダストを洗い流し、症状を緩和させることができるとされています。

メントールを使用する

マスクなどにメントールを少量しみこませて着用します。すっとして気持ちがよく、鼻を通しやすくする効果が期待できるのでおすすめです。

ツボ押しをする

小鼻のそばにある迎香(げいこう)と呼ばれるくぼみを、ゆっくり長く推すことで鼻水を抑えることができるといわれています。

鼻づまりにはいくつかの原因が考えられ、その解消法にもいくつかの方法があります。自分に合った方法で鼻づまりを解消してください。

ご自身・ご家庭でいわゆるマッサージや指圧(ツボ押し)などをする際の注意点

  1. 1.マッサージや指圧などは身体に影響を及ぼす行為です。ご自身・ご家庭で行う場合は、部位の把握や力の加減が難しく、身体への影響には個人差があります。
  2. 2.病気やケガ、痛みがある場合は、マッサージや指圧などをするまえに医師の診断やアドバイスを受けましょう。
  3. 3.食後、飲酒時、妊娠中など、普段と異なる体調の際は、自己判断によるマッサージや指圧などは避けましょう。
  4. 4.マッサージや指圧などをしたことで体調が悪くなったり、痛みなどが出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。また、症状が改善しなかったり悪化したりするようなら、医療機関を受診しましょう。