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子供が感染しやすい水いぼの特徴や治療法・予防対策

更新日:2018/01/22 公開日:2017/03/31

水いぼは、ウイルスによる感染で発症する皮膚病です。このウイルスは決して特別なものではなく、私たちのまわりにごく普通に存在します。しかし、このウイルスにまだ免疫力がない子供期にはかかりやすく、さらに感染が同年代の子供たちに拡がりやすいという特徴を持っています。

子供が感染しやすい水いぼの特徴

水いぼは、皮膚と皮膚との接触によってウイルス感染することで発症する皮膚病です。そのため、子供独特の濃密な肌の接触が原因となります。とくに夏の時期にプールの授業などが始まると、水いぼが流行します。それは、素肌になって、お互い接触し合う機会が格段に上がるためです。

掻いたりつぶしたりが感染の原因に

子供は、自分の体に水いぼができてもかゆくも痛くもないので、気がつかないことも多いです。しかし、ちょっとしたことで水いぼをつぶしてしまい、手にその液体がついてしまうことで、どんどん広がってしまいます。子供の水いぼがひどくなるのは、こうして自分自身で広げてしまうという原因もあります。

物の共有やプールなどで感染拡大

子供は、ついつい相手の使っているものに興味を示してしまうものです。そのため、あまり考えずにお友達の使っているかわいいタオルなどを手にしたり、使ってしまうこともあるでしょう。その他にもスイミングスクールなどでは、ビート板といった器具を共有していることも水いぼの感染を広げているといわれています。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の子供は、水いぼに感染しやすいといわれています。なぜなら、肌バリアーの機能が十分ではないからです。水いぼは、皮膚の小さな傷などから入り込みますが、アトピー性皮膚炎の子供の場合、かゆみのため、ひっかいたりする傷があまりにも多いため、水いぼのウイルスが入り込みやすい状態になっているからです。

子供の水いぼの検査・治療

病院における水いぼ診断

水いぼの検査は「目視」と「内容物」で判断されます。水いぼの形状は、半円形で中央におへそのような窪みがあります。まだ小さくてその特徴がわかりにくいときには、拡大鏡やマイクロスコープを使ってみます。そして最終的には、イボをつぶしてみます。そこから乳液のような芯を認めることで水いぼであることを診断します。

治療法の選択は子供に合わせて

水いぼの治療に関しては、ドクターの意見が分かれるところです。そのまま免疫ができるまで放置するべきだというドクターもいれば、積極的に取り除くドクターもいますが、これには大きな理由があります。水いぼは、免疫ができない限り再発をくりかえすということです。そして一度水いぼにかかれば、個人差があるものの半年から3年くらいの間に、なんの治療もせずにきれいに治ってしまうからです。

水いぼの治療は、進化しているとはいえワクチンがあるわけではなく、もっとも確実で早い治療方法は「イボをもぎ取る」ことです。これは当然相当な痛みを覚悟しなければなりません。子供が強い意志で「痛くても我慢できる」と思える年齢であればいいのですが、そうでないと無駄な負担をかけてしまうことになります。水いぼは、無理に取らなくてもいい場合もあるため、子供の様子に合わせて治療法を選ぶようにしてあげましょう。

水いぼの予防ポイント

子供が水いぼに感染しないようにするため、日常生活で注意したいことがいくつかあります。まず、あまりにも神経質になって、子供同士を遊ばせない、プールに入らせないといった極端な行動は、子供の成長のためにはよくありません。皮膚の清潔を心がけましょう。

アトピー性皮膚炎などで肌バリアが弱っている場合は、できるだけ改善しておくことも大切です。そのためには、保湿をしっかりと行いましょう。また、プールの消毒のために入っている塩素には、皮脂を取るはたらきもあるため、プール後の保湿も心がけてください。紫外線も肌を傷つけるため、外で遊ぶときには日焼け止めを塗ることも大切です。

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