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シャンプーでできるシラミ対策とは

更新日:2017/04/26 公開日:2017/03/31

虫による皮膚疾患

頭シラミを見つけたときの対策として、シャンプーがあります。シラミ対策で行うシャンプーの効果と、正しい洗髪・シャンプーの方法、あわせて行いたいケアについて、ドクター監修の記事で解説します。

シラミは、保育所や小学校などの環境で多くみられています。頭髪についているシラミを見つけたときに行えるシャンプー対策について説明していきます。

シラミ対策で行うシャンプー・洗髪とは

シラミの駆除には、シャンプーで洗髪を行いシラミ専用のすきグシでシラミの成虫や卵をすきとる方法と、シャンプーでの洗髪後にハサミで卵のついている髪の毛を切り取る方法、シラミ駆除用のシャンプーを使用して成虫の駆除を行う方法とがあります。

シラミの成虫や幼虫は、シャンプーで洗髪することで洗い流すことができます。頭皮から、髪の毛の先までしっかりと洗うことを毎日続けるようにしましょう。シャンプーでの洗髪は、頭皮や髪の毛の汚れを落とし、髪の毛をサラサラにしてシラミの成虫や幼虫を洗い流しやすくすることや、卵の駆除を行いやすくする意味もあります。

ただし、シャンプーで洗髪しても髪の毛にしっかりとくっついている卵を駆除することはできません。シラミ専用のすきグシで髪をとくことや、ハサミで卵のついた髪の毛を切り取ることが必要です。

シラミ対策用のシャンプーの効果とは

シラミ対策用のシャンプーとは、薬局で購入することができるシラミ駆除用の薬剤(フェノトリン)入りのシャンプーです。シャンプーに含まれる薬剤によって、シラミの成虫と幼虫を駆除することができます。頭髪を十分に濡らしてから頭全体にシャンプー剤が行き渡るように馴染ませ、5分間そのまま放置します。その後、髪の毛をすすいでシャンプーを洗い流しましょう。シャンプーの後は、髪の毛を乾かしてからすきグシで卵をとり除く方法、同じく乾かしてからハサミで卵のついた髪の毛を切り取る方法、リンスをつけて滑りをよくした状態ですきグシを使ってすきとる方法があります。

髪の毛に残っている卵が孵化するタイミングを考慮し、一回目のシャンプー以降は3日おきに薬剤入りシャンプーで駆除を行います。この工程を4回くりかえせば、ほとんどの場合はシラミを駆除することができるでしょう。しかし、最近では薬剤耐性のあるシラミが出てきており、薬剤入りシャンプーでも駆除が行なえないこともあります。その場合は、普通のシャンプーで洗髪して成虫と幼虫を洗い流し、卵を除去することを行いましょう。

通常のシャンプーでは対策できない?

通常のシャンプーでもすみずみまでしっかりと洗髪を行い、普通のブラシとすきグシでブラッシングを行うことで、シラミの成虫と幼虫は駆除することができます。シラミの卵は孵化するまで一週間程度かかるので、10日間丁寧にシャンプーで洗髪することを続ければ、幼虫と成虫を頭から除去することができるでしょう。シラミの卵は、シャンプーを使用して洗髪するだけでは駆除できないため、髪を乾かした後にすきグシでのブラッシングや卵のついた髪の毛をはさみで切り取るようにしましょう。

正しいシャンプー(洗髪)の方法

シラミが特につきやすいのは、耳の後ろや後頭部、非利き手側の頭です。洗髪時に手が届きにくい部分や、洗い忘れがみられやすい部分にシラミがつきやすいので、毎日、頭皮から毛先まで頭をくまなく丁寧に洗髪することが大切です。

小さな子供の場合は洗い方が不十分となりやすいため、大人が隅々まで洗うようにしましょう。洗髪後には、髪の毛が絡まった部分にシラミが残ることを防ぐため普通のヘアブラシでブラッシングを行い、髪の毛の絡まりをなくします。すすぐときは、頭皮の上に逃げ隠れているシラミまで洗い流すように、しっかりとすすぎましょう。

あわせて行うシラミのケア

シャンプーで洗髪した後にシラミの卵を駆除するために、シャンプーの泡が付いている状態ですきグシを使って髪の毛をとかして卵をすきとる方法、髪の毛を乾かしてから明るい場所で髪の毛にシラミの卵が付いていないかをチェックしシラミの卵が付いている髪の毛を切り取る方法、髪の毛を乾かしてからすきグシで卵をすきとる方法があります。

シャンプー後にコンディショナーをつけると、すきグシで髪をとかすときに滑りがよくなるので痛みなく行うことができます。使ったすきグシやヘアブラシは、根元部分にシラミや卵がはさまっていないかを確認して洗いましょう。卵がすきグシやヘアブラシの隙間に残っていた場合には、ドライヤーの熱風で乾燥させる、もしくは、60度以上のお湯に5分以上つけて駆除を行いましょう。

洗髪に使用したすきグシ、ヘアブラシ、タオルは他の人と共有しないようにすることも大切です。もし、卵やシラミが付いていた場合には他の人に感染する可能性があります。特に、兄弟間で感染しやすいので、シラミの症状がみられなくても毎日頭髪のチェックを行うように心がけましょう。十分な洗髪とブラッシング、髪の毛を乾かした後に、卵が付いていないかのチェックを継続することは、シラミがつくことの予防にもなります。

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