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扁桃腺炎のときの食事について

更新日:2017/10/12 公開日:2017/04/06

扁桃炎(扁桃腺炎)の基礎知識

扁桃腺炎はのどの病気の一種です。細菌などが原因で扁桃腺が赤く腫れ、痛みや熱が出ます。今回の記事では、この病気を患った際の食事に注目し、扁桃腺炎のときに避けたい食べ物や摂取したい食べ物などをドクター監修の記事で解説します。

扁桃腺炎はのどに炎症が起きることで痛みや高熱といった症状が出る病気です。今回の記事では、この病気にかかった際に、食事はどのような点に気をつければよいのかを解説します。

扁桃腺炎のときに避けたい食べ物

扁桃腺炎やのどの調子が悪いときには、以下のような食べ物は負担となるため避けることをおすすめします。

炭酸水

炭酸水がのどに与える刺激は負担となるため、味の種類を問わず、扁桃腺炎や溶連菌感染症のときは控えることがよいとされています。

ヨーグルトなどの酸味のあるもの

扁桃腺炎の症状として吐き気も併発している場合、すっぱいものを食べると症状が悪化する場合があります。ただし、吐き気の症状がない場合は消化もよく刺激が少ないため、反対に食べやすいものの候補としてヨーグルトがあがる場合もあります。

扁桃腺炎のときに摂取したい食べ物

扁桃腺炎を発症しているときには次のような食べ物が治療・改善によいとされています。炎症をおさえる作用や殺菌作用が期待できるもの、栄養補給に優れているものなどさまざまなものがあるため、自分の症状や食べやすさ、用意のしやすさに合ったものを摂ることができます。

嚥下しやすく栄養のある食べ物

扁桃腺炎の症状が重くなると、その痛さ故に食べることだけでなく、水を飲むだけでも強い痛みを覚える場合があります。食べられるものも限られてくるため、食事が難しい場合は次のようなものをおすすめします。

  • 経口補水液

脱水症状を起こさないために、水分や電解質をより早く補給できる経口補水液やスポーツドリンク、冷たい牛乳などで水分と一緒に栄養も補給することが大切です。粘り気にもよりますが、冷製スープなどもおすすめです。特に子供が扁桃腺炎にかかった場合は、大人よりも脱水症状を起こしやすいとされているので注意が必要です。

  • アイスクリームやゼリー

冷たいものが飲み込みやすく痛みも感じにくいとされるため、アイスやゼリーなども食べやすいとされています。アイスの場合は特に、アイスクリームが他の種類のアイスに比べて栄養価が高いとされています。また、ゼリーの場合は、機能性食品のものや、栄養補給をうたい文句にしたエネルギー食品としてパウチで販売されているものなどがあります。

糖分のある甘いもの

具体的にはのど飴やハチミツなどがあげられます。甘いものを食べると、唾液腺が刺激されて唾液が出るため、喉がうるおされ、炎症の治療改善になるとされています。ハチミツには唾液分泌の効果だけでなく、殺菌効果もあるとされているため、ヨーグルトや飲み物に混ぜて飲むこともおすすめします。

ネギ

抗菌、抗ウイルス作用があるとされています。

冬瓜

冬瓜を始めとしたウリ科の野菜は、身体の熱をとる効果があるとされています。扁桃腺炎によって発熱しているが、食事は摂れるという場合におすすめです。

生姜

生姜には殺菌効果と身体を温める効果があるとされています。はちみつと混ぜてお湯で溶いて飲む、炎症をおさえる効果があるといわれる大根と一緒に食べる、紅茶に混ぜるなどさまざまな方法で口にすることができます。

ビタミンC

ビタミンCには免疫力をアップする効果があるとされているため、1日100mgを目安に摂取することをおすすめします。食事だけで摂ることが難しい場合は、サプリメントなどもおすすめです。

扁桃腺炎のときに注意したい食生活

扁桃腺を患っている際は、以下のような点にも気をつけて食生活を管理することをおすすめします。

栄養のバランスに気をつける

扁桃腺炎は、免疫力の低下も発症の原因になりうると考えられています。偏ったメニューの食事や暴飲暴食は避け、1日3回の食事で、5つの栄養素(脂質、タンパク質、糖質、ビタミン、ミネラル)の補給をバランスよく行うことが大切です。たとえば、喉が痛む場合でも豆腐などからタンパク質を摂取することができます、

アルコールは控える

お酒を飲むことでものどに炎症が起きるため、扁桃腺の調子が悪いときは量を控えることが大切です。居酒屋などは騒がしく、声も出し過ぎになりがちなので特に注意が必要です。

大量の水を少しずつ飲む

のどを保湿するためには、1日に1リットルから2リットルの水を少しずつ、複数回に分けて飲むことが必要とされています。また、これにあわせてマスクをつけることや、加湿器で部屋の湿度を40%以上に保つなどの工夫をすることをおすすめします。

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