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性器のぶつぶつ・水ぶくれは性器ヘルペスが原因?

更新日:2017/04/11 公開日:2017/03/31

下半身に水ぶくれの症状がある場合、性器ヘルペスという性感染症の疑いがあります。下半身に起こる症状の他に、排尿痛や頭痛、発熱などの症状がみられることもあります。性器ヘルペスとはどのような病気なのか、詳しく解説します。

性器ヘルペスとは

性器ヘルペスはもっとも一般的な性感染症のひとつで、単純ヘルペスウイルス2型に感染することによって性器やおしりに水ぶくれができる病気です。初感染は主に性行為からであり、風邪(かぜ)のような飛沫感染や空気感染など性行為以外からの感染はほとんどないといえるでしょう。性行為のパートナーからうつることがほとんどですが、性行為以外でもうつってしまう可能性があります。口唇ヘルペスがある状態でのオーラルセックスや、自分の口唇ヘルペスを触った手で性器に触れたりすることで性器ヘルペスを発症する場合もあります。また、ヘルペスウイルスがついている洋式便器やタオルを使用することで感染してしまうケースも考えられます。

ほんの小さな傷から感染してしまう可能性がありますので、健康な人も注意が必要です。また、パートナーに水ぶくれの症状がでていなくても、感染してしまう可能性があります。これは、目に見える症状がでていなくてもウイルスが皮膚や粘膜にでている場合があるからです。

ヘルペスウイルスに一度感染してしまうと、再発をくりかえす場合があるので注意が必要です。ヘルペスウイルスは体内に入り込むと神経節に棲みついてしまいます。健康な時は悪さをしませんが、免疫力や体力が低下したときなどに再び活動を始め、皮膚や粘膜に水ぶくれの症状を引き起こします。生理前や性行為をしたとき、また、アルコールの過剰摂取時や紫外線を浴びたときなども注意する必要があります。

性器ヘルペスの症状

性器ヘルペスに感染した場合、4~10日の潜伏期間を経て発症します。感染したところに水ぶくれができ、破れた後はただれたようになります。女性の場合、外陰部や膣の入り口、おしりに水ぶくれができます。初感染の場合は患部の強い痛みに加え、発熱や頭痛、排尿痛やリンパ節の腫れ、倦怠感など特徴的な症状があります。再発の場合は、一般的に水ぶくれや潰瘍ができる程度の軽い症状で済みます。また、感染しても症状がでないこともあります。この場合、自覚症状がないまま、いつの間にかパートナーにうつしていたということが起こってしまいます。

性器ヘルペスのセルフチェック

性行為の経験がある場合は、性器ヘルペスに感染する可能性があると言えます。感染した場合、性行為から一定の潜伏期間を経て性器やその周辺に異変を感じるようになります。下記の症状に当てはまる場合は性器ヘルペスを発症している可能性があるため、自分で確認してみましょう。

性器ヘルペスのセルフチェック項目

●性器やおしりに水ぶくれができている

●性器やおしりにぶつぶつができている

●性器やおしりが熱をもって腫れている

●性器やおしりに強い痛みがある

●排尿痛がある

●水ぶくれや排尿痛などの症状とともに発熱がある

●水ぶくれや排尿痛などの症状とともにリンパ節に腫れがある

●水ぶくれや排尿痛などの症状とともに頭痛がある

●水ぶくれや排尿痛などの症状とともに便秘がある

(※症状には個人差があります)

代表的な症状は水ぶくれができることですが、初めての感染の場合水ぶくれ以外の症状が出現することもあります。そして、上記症状がでたからといって必ずしも性器ヘルペスと断定できるわけではありません。他の性感染症の可能性もありますので、自己判断せずに必ず医療機関を受診しましょう。

性器ヘルペスかも…と思ったら

自己判断は危険ですので、何かおかしいと思ったら必ず医療機関を受診しましょう。特に、初めて感染した場合は迷わず受診しましょう。その際、受診する医療機関は事前にしっかり調べることが大切です。すべての医療機関が当てはまるわけではありませんが、医師が問診のみを行い視診をせずに診察を終えたり、専門外の医師が対応したりするなど、病院の対応によっては病気を見逃す可能性につながってしまうことも考えられるからです。

最近では、迅速検査法という患部を綿棒でぬぐうだけの簡単な検査と問診、視診などを組み合わせることで検査結果がすぐわかるようになりました。これによって、専門外の医師でも正確な診断や適切な治療につなげることが期待できると考えられます。

病院に行きづらいからといって市販薬で治そうと考える人がいるかもしれませんが、性器ヘルペスの薬は医師の処方が必要になる薬品なので、市販薬は販売されていません。症状がでている場所やその程度によって処方される薬が変わってきますので、必ず病院へ行きましょう。

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