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ものもらいに眼帯は必須?コンタクトは着用可?

更新日:2017/04/08 公開日:2017/03/31

ものもらいのときに眼帯をする人は少なくないでしょう。見た目の問題を回避するためという考えもあると思います。しかし、眼帯はものもらいに悪い影響を与えるとされています。眼帯とものものらいの関係について見てみましょう。

ものもらいとは

実は「ものもらい」は2種類ある病気の総称です。人の身体は脂や汗が出る分泌腺が全身にあります。このうち、まぶたの分泌腺に雑菌が感染、もしくは脂肪が詰まることで発症する急性の炎症の総称を「ものもらい」と呼んでいます。

一般的な症状としてあげられるのは、まぶたの一部が腫れあがって赤くなり、まばたきするときや指で軽く押したときに痛みがある状態でしょう。悪化すると腫れがまぶた全体に拡大し、目やにが出やすくなったり、目が赤くなったり、かゆみがひどくなったりといった症状に発展する可能性もあります。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)

まつげの生え際には「マイボーム腺」という器官が存在します。マイボーム腺は目を保護するために、脂を分泌する機能を果たすと考えられています。霰粒腫はここに脂肪が詰まることで腫れる病気のことを指します。悪化しない限り痛みもなく、赤みもないとされています。腫れや異物感といった症状が初期にみられるのが特徴です。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

こちらはまぶたの分泌腺や毛穴へ、雑菌が侵入することで感染した状態とされています。感染した結果、化膿して膿が溜まるなどといった違いがあります。初期から軽度の痛みやかゆみがあるのが大きな違いで、腫れが赤いということと、進行することで、痛みやかゆみ、腫れなどの症状が強くなるのが特徴です。

ものもらいに眼帯は必要なのか

本来、眼帯は外部からの異物に対して目を守るために使用するものとされています。一見、外からの雑菌の侵入を防いだり、清潔を保ったりするために効果がありそうですが、実際は逆効果となってしまいがちで、推奨されていません。人間は汗をかいてしまい、そのときに脂も排出されたりします。いつも眼帯を清潔に保つように交換していても、眼帯をしていないときと比べ湿気が多くなり、雑菌も増えやすくなってしまいます。

この結果、ものもらいが悪化してしまったり、増殖した雑菌により別の病気になってしまったりする可能性も考えられます。ものもらいは周囲の人に感染するといった病気ではないので、ものもらいが悪化しないように眼帯をする、というのは誤った対応と考えられています。

子供への眼帯

子供はなにかと手を汚しやすいものです。汚れた手で目をこすったりすることは、たしかに目に対してよいことではありません。しかし、ものもらい自体に眼帯が有効でない以外にも、子供に対して眼帯はよくないと考えられています。片目が塞がれる眼帯は、10歳ぐらいまでの成長期の子供には、視機能の発育の妨げになってしまう可能性があります。

その結果、弱視を引き起こしてしまったりするリスクもあるため、子供に眼帯をつけるのはできる限り避けた方がよいとされています。なにか別の外傷の治療中に医師の指示があって付ける場合を除き、手を清潔に保つように習慣づける方向で対処するようにしましょう。

ものもらいになったときの注意点

ものもらいを患ったとき、いくつかの点に注意しておかなければいけません。これらを怠ってしまうと症状の悪化につながる可能性もあります。

コンタクトレンズ

目の清潔を考えたとき、コンタクトレンズ自体があまりよいとは考えられません。基本的には使用を避けるようにしましょう。特に水分を含んでいるソフトコンタクトレンズは、雑菌が繁殖しやすい条件に該当してしまいます。完治が遅くなることは考えられますし、それどころか病気を悪化させてしまう可能性もあります。

どうしてもコンタクトレンズをつけなければいけない場合も、コンタクトレンズのケアを忘れず行い、清潔を保つように心がけることが大事です。

清潔な状態を保つ

霰粒腫は無菌性の炎症と考えられています。初期であれば痛みやかゆみもさほどではないケースが多いとされています。しかし、対処を間違ったりすることでさらなる悪化を引き起こすようになります。また、麦粒腫は化膿している状態です。それ以上、雑菌の繁殖を避けるように、清潔な状態を保つことが大切です。汚れた手で目をこすってしまうと、悪化させてしまう要因となってしまう可能性があります。

それ以外にも、女性であればアイラインを控えたり、メイクをしっかり落としたりするように気をつけるなどの対処が必要だと考えられます。清潔を保つ際に有効とされている一つの方法として、入浴時に40度前後の湯船に浸かることで、まぶた周辺を温めるというのもおすすめです。

悪化するとポリープとなる可能性がある

霰粒腫は症状が軽いため軽視してしまいがちです。しかし、雑菌による感染を引き起こして悪化してしまうと、麦粒腫と同じように患部が化膿して赤く腫れ上がることもあります。さらに進行するとポリープのように、硬いイボになってしまうこともあります。こうなるとなかなか治らずに残ってしまうこともあるので注意しましょう。

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