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アタマジラミ発見!感染経路と対処方法・感染拡大の予防法

更新日:2017/12/21 公開日:2017/03/31

小学校や幼稚園・保育園から「アタマジラミが発生しました」というお知らせが届くことがあります。アタマジラミは、とても感染力の強いものです。頭と頭を接触することによって、人から人へと感染していきます。

頭のかゆみの原因はアタマジラミかも

頭がかゆくなる原因としては、頭皮の乾燥と不衛生にあります。頭皮の乾燥の場合、髪の洗い過ぎや刺激の強いシャンプーを使ったことによって、頭皮に必要な皮脂まで洗い流されてしまうことが原因です。皮脂によるバリアー機能が衰えることで、頭皮にトラブルが発生して起こります。反対に、髪を何日も洗わずに不潔にしていると、頭皮に余分な皮脂がたまって、そこに細菌が繁殖してかゆみが起こります。

こういった頭皮のコンディションがよくないときに、アタマジラミなどの寄生虫に感染してしまう危険性が高まります。髪をしっかり洗っているのに、かゆみがひどいというときには、アタマジラミを疑ってみましょう。

アタマジラミってなに?

地球上には1,000種類以上のシラミが生息しています。そのなかで人に寄生するのはアタマジラミとケジラミの2種類だけです。アタマジラミの成虫の大きさは2~4㎜程度ですから、肉眼で十分に見ることのできる大きさです。細長く灰色をしており、その爪でしっかりと髪の毛をつかんでいます。頭髪に寄生して、吸血しながら卵をどんどん生み落として増やしていきます。

アタマジラミの感染経路

アタマジラミは主に、髪の毛と髪の毛の接触によって感染していきます。小さな子供たちは、集団で生活するとき、ふざけ合ったり、一緒にお昼寝をしたりして、頭と頭を接触する機会が多いため、感染率が高く、集団感染になりやすいのです。

髪の毛と髪の毛の直接接触だけではなりません。小学校では、給食帽の使い回しやスイミングキャップの貸し借り、タオルの共用などでもアタマジラミは感染します。家庭では、枕などの寝具でも感染する可能性が高くなります。

アタマジラミの感染の確認方法

子供がなにげなく頭を掻いていたり、かゆみを訴えるようならアタマジラミを疑いましょう。アタマジラミの幼虫は1㎜、成虫は2~4㎜程度の大きさですから、目を凝らしてみれば肉眼で見ることは可能です。しかし、一番確実なのは「卵」を見つけることです。卵は0.5㎜ほどで白っぽく光沢があり、髪の根元に付着しています。

卵は、耳の周辺、襟足などに多く産み付けられています。一見するとフケのようにも見えます。フケは指でつまめばすぐに取れてしまいますが、卵はなかなか取れません。

アタマジラミを発見したときの対処法

さて、実際に子供の頭にアタマジラミやその卵を発見したら、どうしたらいいのでしょう。まず感染を広げないようにアタマジラミを駆除しなくてはなりません。

専用シャンプーで駆除する

一番手っ取り早いのがアタマジラミ専用のシャンプーで洗い流すことです。「スミスリンシャンプー」などが一般的に知られています。この専用のシャンプーは、成虫や幼虫なら、しっかりと薬剤を頭皮全体に行き渡らせることで駆除することができます。しかし、卵は駆除することができません。そのため卵が孵化したタイミングで1日1回、3日ごとに最低2週間は続けるようにしなければなりません。子供だけでは、しっかり洗うことができませんから、大人が手伝うようにしましょう。

目の細かいヘアブラシで駆除する

シャンプーで卵は駆除することはできません。しかし、目の細かいヘアブラシなら取り除くことができます。普通のヘアブラシで髪の通りをよくしてから、目の細かいクシで髪の根元からとかしていきます。アタマジラミ専用のヘアブラシも市販されています。

感染を拡大させないために

アタマジラミは感染力がとても強いので、感染を拡大させないためにやっておきたいことがいくつかあります。

ヘアブラシや帽子、タオルなどの共有は避ける

家族の間で髪の毛に接触するクシや帽子、タオルなどの共有をできるだけ避けるようにしましょう。ヘアブラシには、シラミが付着している可能性があるので、60℃以上のお湯に5分間浸け置きして、付着しているシラミを駆除しておきます。そのうえで感染者は専用のヘアブラシを使うようにしましょう。

寝具を洗う

シーツや枕カバーなどは洗濯前に60℃のお湯に5分以上浸けてから洗濯します。衣類乾燥機を使えばアタマジラミは死滅します。また、枕など洗えないものは、大きめのポリ袋に入れて封をして2週間ほど放置しておきます。圧縮袋などを使って真空状態にするのも効果的です。

子供がアタマジラミに感染したら、一応学校や幼稚園に報告しておいたほうがいいでしょう。また、最近は薬に耐性のあるアタマジラミも発見されています。家庭で駆除しても症状が改善されない場合は、皮膚科や小児科を受診するようにしましょう。

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