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子供の蕁麻疹の種類について

更新日:2017/04/02 公開日:2017/03/29

子供に蕁麻疹が現れると心配になったり、焦ってしまいがちですが、子供の蕁麻疹についての正しい知識があれば、いざというときにも落ち着いて対応できるはずです。では、そもそも蕁麻疹とはどのような病気のことをいうのか、まずは蕁麻疹の基礎知識を解説したいと思います。

蕁麻疹とは

蕁麻疹の見た目は、地図のような形をした赤みのある盛り上がった斑(ぶち)が現れたり、円形・輪状のぶつぶつができたりします。大きさは数ミリの小さなものから手のひらほどに大きく広がることもあります。数時間で消えるような蕁麻疹もありますが、なかにはどんどん新たに蕁麻疹ができたり、全身に広がったり、再発することもあります。

子供に多くみられる蕁麻疹の種類とは

アレルギー性蕁麻疹

アレルギーによる蕁麻疹は、アレルゲンとなる物質、たとえば卵や牛乳などの食品や薬、虫などと接触・摂取した場合に起こる蕁麻疹です。アレルゲンが身体に侵入してきたときに防御反応としてヒスタミンが放出され、蕁麻疹を引き起こします。

物理性蕁麻疹

物理性蕁麻疹のなかには寒冷蕁麻疹・温熱蕁麻疹・日光蕁麻疹などがあり、文字通り温熱や寒冷、日光などによる外部からの刺激を受けることで蕁麻疹が発生します。

たとえば、寒冷蕁麻疹の場合は夏の暑い日に砂浜やプールサイドで暑い日差しを浴びた後に、急に冷たい水に飛び込んだようなとき、また冷たい食べ物や飲み物を飲んだときに発症することがあります。逆に温熱蕁麻疹は、冬の寒い日に外から帰ってきて急に暖房の風を浴びたり、身体をカイロや湯たんぽなどで急に温めるような行動が原因となります。また、日光蕁麻疹は水着や肌を露出した服などで強い日光を浴びたようなときに発症します。

特発性蕁麻疹

特発性蕁麻疹は原因が特定できない蕁麻疹のことです。蕁麻疹を訴える患者の7割がこの特発性蕁麻疹といわれていて、数日から数週間程度で収まる急性蕁麻疹と、一か月以上の長期に渡って症状が続いたり出たり消えたりをくりかえすような慢性蕁麻疹があります。

原因がはっきりとわからないことが多いですが、疲れが溜まっているときやストレスがあるとき、キャンプやハイキングなどで肌がかぶれることや虫さされなどが原因となることもあります。

子供が蕁麻疹になったときの対処法とは

家でできる対処法

蕁麻疹はかゆみを生じさせることが多いため、まず出来ることとして、子供が患部をかきむしったり引っ掻いたりして肌に刺激を与えないようにします。かいてしまうと患部が広がることもありますし、痕が残ったり症状が重くなる可能性もあります。赤ちゃんはかかないようにといっても難しいので、ミトンなどを利用して、爪でかかないように保護してあげてください。

また、かゆみを抑えるために患部を冷やすのも有効な場合があります。ただし、寒冷蕁麻疹に関しては冷やすことが症状を悪化させることもあるので、注意が必要です。同時に、運動は血行をよくして症状をひどくならせる可能性があるので、症状が収まるまでは運動を控えておとなしく身体を休ませてあげるようにしてください。

さらに、子供であってもさまざまな原因でストレスを感じていて、それが蕁麻疹の原因となっていることもあり得ます。蕁麻疹の症状が出た場合には特にストレス要因に気をつけて、心身ともにリラックスできるような環境で療養させてあげてください。

医療機関での治療

医療機関では蕁麻疹の諸症状を抑えるために抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤、ステロイドなどの薬が処方されることがあります。処方された薬を服用しているあいだに症状が収まることがありますが、薬は処方された分は飲みきるようにしてください。急性蕁麻疹の場合では数日分から一週間分ほどの薬が出されることが多いです。慢性蕁麻疹の場合はそれよりも長く、症状が収まったとしても1か月から2か月飲み続けるように指示されることがあります。

また、蕁麻疹の原因によっては、原因となる物質や食品などを検査して、それらの物質との接触を断つ方法によって、治療することもあります。その場合には、家庭で親が気をつけなければいけないことが多くなりますが、原因物質を取り除くことが蕁麻疹の治癒や再発防止に役立ちます。

注意すること

子供に蕁麻疹が出たら心配になると思いますが、子供の肌は大人と比べて敏感であったり、ささいなことで反応を示すこともあります。そのため、蕁麻疹が出たからと焦りすぎず、落ち着いて対処するようにしてください。ですが、症状がひどくなるまで様子をみるもの重症化させる原因となりますので、少し様子を見ても治らないときはすぐに医療機関を受診するようにおすすめします。

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