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特発性蕁麻疹(急性・慢性蕁麻疹)の症状と原因、治療

更新日:2017/04/02 公開日:2017/03/29

特発性蕁麻疹(じんましん)というのは原因も分からない蕁麻疹のことで多くの蕁麻疹がこの特発性蕁麻疹であることがほとんどといわれています。どのようなものなのか見ていきましょう。

特発性蕁麻疹とは

特発性蕁麻疹は原因不明の蕁麻疹のことを指します。蕁麻疹にはいくつかの種類がありますが、蕁麻疹にかかる人の約7割がこの特発性蕁麻疹だといわれています。特発性蕁麻疹は2種類に分けられます。

急性蕁麻疹

蕁麻疹の症状が毎日現れます。この症状は1か月以内におさまります。

慢性蕁麻疹

症状が1か月以上続きます。

特発性蕁麻疹の対処法は

蕁麻疹の症状が出たら、まずはしっかりと対策を取るようにしましょう。

・なるべく患部を掻かない

患部を掻きむしってしまうと症状が悪化します。ミミズ腫れのようになってしまったり、患部が広がってしまったりします。

・患部を冷やす

患部に水シャワーをかける、氷水につけたタオルをあてることでかゆみがやわらぐことを期待できます。ただし、蕁麻疹の種類が特発性蕁麻疹ではなく寒冷蕁麻疹だと、逆効果になることもあります。

・アルコールは飲まない

お酒を飲んでしまうことで血流が良くなってしまい、その結果かゆみが強くなることがあります。さらに、カレーや韓国料理など、辛いものを食べる、激しい運動をすることで汗をかくことも避けたほうがよいでしょう。汗をかくと蕁麻疹が誘発されることがあります。

・ストレスを溜めない

蕁麻疹はストレスが原因で起こることもあります。蕁麻疹が発症したら身も心もゆったりと休ませることが大切です。

特発性蕁麻疹の治療法

上記の対処法でも蕁麻疹がおさまらない場合は、かかりつけのドクターに診てもらい、投薬治療を行います。

抗ヒスタミン剤

蕁麻疹を引き起こす作用のあるヒスタミンを抑制するための薬です。眠気を引き起こす副作用がありますので車を運転する場合は注意が必要です。

抗アレルギー剤

アレルギーというのは体の防御機能(抗体)の異常反応のことです。抗アレルギー剤を服用することで、アレルギーを引き起こす抗体を抑制します。副作用が少ない反面、効くまでに時間がかかるという難点もあります。

ステロイド薬

抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤でも効果が見られない場合に処方されます。免疫作用を抑えることで症状を抑えます。しかし、ウイルスや細菌に感染しやすくなるため、外出などは控えるようにしましょう。

塗り薬

抗ヒスタミン剤やステロイド薬は塗り薬もあります。症状がおさまってもすぐに薬をやめないことが大切です。急性蕁麻疹の場合は数日~1週間、慢性蕁麻疹の場合は1か月ほど薬を飲み続ける必要があります。服用期間についてはドクターや薬剤師の指示をしっかり聞くようにしてください。

その他の蕁麻疹の種類

「種類の違う蕁麻疹なのに対処法を間違えて悪化してしまった」ということがないように、ここでは蕁麻疹についてもう少し詳しく見ていきます。

蕁麻疹の分類

大きく分けると蕁麻疹は4つに分類することができます。

  1. 急性・慢性
  2. アレルギー性
  3. 物理性
  4. その他特殊系

急性・慢性

上記で説明したように多くの蕁麻疹がこのどちらかに該当する特発性蕁麻疹です。原因は不明で、1か月以内におさまる急性蕁麻疹と1か月異常続く慢性蕁麻疹があります。

アレルギー性

・アレルギー性蕁麻疹

食べ物、薬剤、ダニ、花粉など、経口摂取したり肌に触れたりすることで体の抗体が異常に反応してしまうことで発症します。肌に異常が起きたときのタイミングなどをメモに取っておくことで、原因がアレルギーだとわかることもあります。

物理性

物理性蕁麻疹は多くの種類を持つ蕁麻疹です。さまざまな原因により、物理接触した部位に蕁麻疹が起こります。そのため見分けるのは容易です。

・寒冷蕁麻疹

身体の一部が外気やエアコンなどによって冷やされることで発症する蕁麻疹です。

・温熱蕁麻疹

身体の一部が入浴時やエアコンなどによって温められることで発症する蕁麻疹です。

・機械性蕁麻疹

皮膚が外部からの刺激(接触・摩擦)によって発症する蕁麻疹です。締め付けのきつい腕時計や下着、バッグの持ち手などによって起こることがあります。

・日光蕁麻疹

強い紫外線に当たることで皮膚が蕁麻疹を起こします。直射日光に当たった部分に発症します。

・コリン性蕁麻疹

入浴時や激しい運動時に汗をかくことで、汗をかいた部分に発症する蕁麻疹です。「アセヂルコリン」という物質が汗腺を刺激するのが原因となります。蕁麻疹の大きさは1~4mmと比較的小さく、子供によく発生するのが特徴です。

その他特殊系

上記以外にも特殊な蕁麻疹は以下のようなものがあります。

・血管性浮腫

かゆみをともなわない蕁麻疹で、唇、まぶたなどに発症します。2~3日後には消えてしまうことが多いです。

・ストレスのよる蕁麻疹

精神的なストレスを抱えすぎると身体に現れます。ほかにもヒステリーやてんかん、自律神経失調症などがあげられます。

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