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日光皮膚炎(紫外線皮膚炎)の症状と対処法

更新日:2017/03/29 公開日:2017/03/29

日光皮膚炎は文字通り日光(紫外線)を浴び続けることにより発症する皮膚炎です。発症する前に予防することが大事ですが、発症した場合はどのように対処すればいいのか解説します。

日光皮膚炎とは

日光皮膚炎とは、文字通り皮膚に紫外線を浴び続けることによって発生する皮膚炎です。日差しが強い真夏に多くみられるといわれています。紫外線は表皮にとどまらず、真皮まで達するとされていますが、日焼けによって皮膚がヒリヒリするのは表皮が炎症しているのでなく、真皮にまでこの紫外線がおよんで炎症が起きて、それによって赤くヒリヒリしていると考えられます。

紫外線によって皮膚の症状が現れるのは皮膚炎だけではありません。シミの原因にもつながり、肌荒れや乾燥など皮膚に関するさまざまな症状が現れるようです。蕁麻疹もそれに含まれます。蕁麻疹に関してはどのようなメカニズムで発症するのかはっきりとわかっていないとされています。日光によって発症した蕁麻疹を「日光蕁麻疹」と呼ばれています。

日光蕁麻疹については『日光蕁麻疹の症状と原因、治療について』で詳しく解説しています。

日光皮膚炎の症状とは

軽度の場合は単に肌が赤くなってヒリヒリする症状が現れますので、紫外線が当たらないところで安静にすれば改善が見込めるでしょう。しかし、悪化するとさまざまな症状が現れるようです。水ぶくれ、むくみ、頭痛などいろいろあげられます。重度になると意識低下と血圧低下、場合によって命にかかわることがあり、入院が求められるでしょう。

日光皮膚炎の原因

何度も触れたように日光中の紫外線が主な原因でしょう。具体的にどのようなときに現れるのかというと、夏の日差しが強くなるときや海やプールなどで泳ぐときなどがあげられます。夏になればなるほど気温が高くなり、ほとんどの人は半袖半ズボンなどの衣服を身につけるでしょうし、海やプールで泳ぐ際は水着に着替え肌の露出が増えてしまいます。

日光皮膚炎の治療法

治療法は主にステロイド薬や非ステロイド炎症薬などを利用した薬物療法です。重篤な場合は内服薬を用いて、状況によって入院が必要となるでしょう。皮膚に関する症状なので、皮膚科での受診が基本的です。

日光皮膚炎の自宅での対処法

症状が現れ始めたらヒリヒリが治まるまで流水などで冷やしましょう。夏になると紫外線が強くなるので、紫外線を避けることが大切です。紫外線を避ける方法として、長ズボンと長袖の衣服を着用するとよいでしょう。日傘があれば日傘をさし、帽子があれば帽子をかぶるなど徹底的に行いましょう。ただし、長袖と長ズボンという厚着をしている場合は暑すぎて脱水症状を引き起こしかねませんので、外出する際は水やスポーツドリンクなどを持ち歩くようにしましょう。

予防方法について説明します。大事なのは症状が出たら治療でなく症状が出る前に予防することです。主な予防方法は日焼け止めクリームとUVカット化粧品などの利用です。日焼け止めクリームには顔用と体用というのがあるようなので、使い分けて使用することをおすすめします。UVカット化粧品も同様です。

日光皮膚炎が広範囲に広がっている場合は自分でなんとかするより皮膚科に診てもらうことをおすすめします。

紫外線が原因で現れる病気と症状

紫外線によって症状が現れるのは日光皮膚炎だけではありません。上にも触れたように、日光蕁麻疹や光接触皮膚炎、さらにシミの原因にもなります。

光接触皮膚炎とは紫外線だけでなく化学物質などにも影響しているといわれています。その科学物質に皮膚が触れてアレルギー反応を引き起こし、さらに紫外線を浴びると、かゆみ、水ぶくれ、赤い斑点などが現れるようになってきます。治療方法は主にステロイド外用薬という塗り薬を使った薬物療法が行われます。状況によって抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などを併用して使用される場合も多いようです。さらに、症状が悪化して水ぶくれや皮疹などが全身にまで及んでいる場合はステロイドの内服薬が使われることもあるようです。

次はシミについて解説します。シミの正体はメラニン色素です。メラニンは紫外線から皮膚を守るための役割を持ちます。そのメカニズムは、紫外線に反応してメラニンが作られ、作られたメラニンがバリアとして紫外線から守るということです。しかし、紫外線を浴び続けると過剰にメラニン色素が生成されます。ターンオーバーによってメラニン色素が排出されるはずなのですが、過剰に生成されたメラニン色素は排出し切れず、皮膚に残ってしまいます。これがシミになるメカニズムです。

予防方法は上に説明したとおりです。紫外線を避けるのは大事なことですが、外出する際は日焼け止めクリームやUVカット化粧品などを使って紫外線を避けることも大切です。

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