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イボの種類と原因について

更新日:2017/04/25 公開日:2017/03/31

イボには、さまざまな種類があります。足の裏にあらわれたイボは、魚の目やタコに似ていますが、どのような原因でイボがあらわれるのか見ていきましょう。

イボとは

さまざまな大きさがありますが、皮膚にあらわれた比較的硬い突起状のできものがイボといわれています。多くのイボは、治療を行わなくても自然に治癒する良性ですが、感染するおそれがあると考えられています。そして、あらわれることはまれですが、悪性のイボもあるといわれています。ですから、イボがあらわれているときは、早めに医療機関を受診することが望まれています。

イボの原因

イボの原因といわれているのは、「ヒトパピローマウイルス」です。ヒトパピローマウイルスは、「ヒト乳頭腫ウイルス」とも呼ばれ、100種類以上あるといわれています。皮膚にできた小さい傷口からヒトパピローマウイルスが侵入し感染することで、イボがあらわれると考えられます。さらに、ヒトパピローマウイルスが傷口から侵入するだけではなく、免疫力が低下しているときに、身体に存在していたヒトパピローマウイルスが原因となり、イボがあらわれることもあります。また、加齢が原因であらわれるイボもあります。

どのようなイボであっても、感染するおそれがあると考えられていますが、感染経路は不明です。ヒトパピローマウイルスは、種類が多く、自然界だけではなく、人の身体にも存在しているため、感染経路を解明するのは難しいようです。また、イボの感染を予防するワクチンは開発されていないため、確実にイボがあらわれるのを防ぐ方法は、今のところありません。イボを予防するためには、イボの侵入経路となる傷を作らないことだといえるでしょう。

あかぎれやひび、ささくれなどの手荒れや、靴ずれや水虫などで皮がむけている状態などは、早めに適切な処置を施すことが、イボを予防するために有効でしょう。

また、イボの原因となるヒトパピローマウイルスは、健康な状態の皮膚には感染しにくいといわれており、肌を清潔にして紫外線などの対策を行って、皮膚のバリア機能が正常に働く状態にしておくと、感染を予防できる可能性が高くなるでしょう。

イボの種類

イボには、イボがあらわれる部位や原因の違いにより、さまざまな種類があります。代表的なイボの種類は以下の通りです。

尋常性疣贅

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、もっとも一般的なイボです。尋常性疣贅の多くは、円形で硬く突きだしているといわれています。尋常性疣贅があらわれ始めの頃は、半透明で小さく皮膚が盛りあがっているような状態ですが、徐々に大きくなっていくとされています。そして、大きくなった尋常性疣贅の表面は削られて、ザラザラするようになります。尋常性疣贅は、擦ってケガをするなど接触が多い手足の関節などにあらわれやすいようです。

足底疣贅

足底疣贅(そくていゆうぜい)は、尋常性疣贅と組織的には同一とされていますが、あらわれるのは足の裏といわれています。体重がかかる足の裏にあらわれることから、足底疣贅は平らになります。そして、足底疣贅はめり込んでいき、皮膚が角質化して足底疣贅がめり込んだ周辺を覆っている症例が多いようです。裸足でいることが多い方は、足底疣贅があらわれやすいと考えられています。また、一見すると魚の目やタコと間違えることがありますが、削るなどの刺激を足底疣贅に加えると、出血するなどの相違点があるといわれています。

老人性疣贅

加齢が原因となりあらわれるのが、老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)です。皮膚の老化現象が原因であらわれることから、脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)とも呼ばれます。老人性疣贅があらわれ始めた頃は、1~2mm程度の大きさですが、徐々に大きくなります。老人性疣贅は、濃い肌色や黒色をしていることもあり、さまざまな色であらわれます。そして、突きだしていたり平たかったり形もさまざまです。老人性疣贅は、皮膚の老化現象が原因であらわれますので、多くの老人性疣贅は良性と考えられています。しかし、悪性のガンの可能性が否定できないため、老人性疣贅を疑うイボがあらわれたときは、医療機関を受診することをおすすめします。

伝染性軟属腫

伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)は、水イボとも呼ばれますが、比較的に柔らかいイボをいいます。伝染性軟属腫は、白い1~3mm程度の塊を中心に、柔らかいイボがひじやひざ、わきなどにあらわれることが多いといわれています。柔らかいイボの内容物にはウイルスが含まれているので、イボが潰れるとウイルスを拡散することになるとされています。ウイルスに触れると感染するので、プールなどで感染することが多いといわれており、子供が伝染性軟属腫を発症する割合が高いとされています。伝染性軟属腫は、免疫ができれば、自然治癒するといわれていますが、完全に治癒するまでの期間が定かでないため、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

扁平疣贅

青年性扁平疣贅との名称がある扁平疣贅は、中年以降に発症する可能性はとても低いといわれています。扁平疣贅は、青年期に、2~3mm程度の平たいイボが手の甲や顔などにあらわれます。一般的に、扁平疣贅は、身体の成長にともない、自然治癒すると考えられています。

尖圭コンジローム

性器にあらわれるイボのひとつが、尖圭(せんけい)コンジロームとされています。尖圭コンジロームの形は、ニワトリのトサカやカリフラワーに似ているといわれています。尖圭コンジロームがあらわれ始めた頃は、かゆみや痛みなどの自覚症状はないことが多いと考えられています。性交渉で感染することがあるので、性病のひとつとされています。潜伏期間が3か月ほどあるので、感染経路を明確にするのは難しいケースがあるといわれています。尖圭コンジロームは、転移や再発が起こりやすいと考えられていますので、性器にイボがあらわれたときは、すぐに医療機関を受診することをおすすめします。

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