スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

汗の臭い・体臭を改善する方法や生活習慣

更新日:2017/12/20 公開日:2017/04/22

体臭と深い関係にあるのが発汗です。入浴や食事など生活習慣を意識することで、汗のニオイの改善を目指せます。日常生活において、どのようなことを心がければよいのか、お伝えします。

汗腺の機能を鍛えてにおいを予防・改善

エアコンの使用があたり前の仕事環境やお風呂をシャワーで済ませる習慣など、近年では、暑い季節に汗をかくことがあまりない人も増えています。しかし、汗をあまりかかない生活を送っていると、汗腺の本来の機能が衰えてしまいます。機能が弱った汗腺は、ニオイ物質の多く含む濃い汗を出しやすくなります。つまり、汗の量は少なくてもニオイは強いのです。

機能の低下した汗腺を鍛えるためには、汗を流すことがなによりです。汗をかく運動の機会が少ない人には、入浴での汗腺トレーニングがおすすめです。本格的に暑くなる前、5月くらいから始めると、夏に向けて汗腺機能を高められます。

お風呂で行う汗腺トレーニングの方法

1.浴槽に43度のお湯を少なめに入れて、ひじから先とひざから下が浸かるようにします。10~15分かけて、じっくりと手足を温めましょう。もともと汗腺機能の高い四肢を刺激して、本来の力を取り戻すようにします。

2.次に、温度の低いお湯を足してぬるま湯にし、肩まで浸かります。高温で優位になった交感神経を落ち着かせることで、ゆったりとリラックスできます。

3.お風呂から出たら、体の水分を拭き取り、汗が乾くまでしばらく衣類を着用せずに過ごします。見えない汗が発散しやすくなります。

体臭・口臭を強くする食べ物を避ける

日々体にとり入れる食事の内容は、体質に影響し、すなわち体臭にも関わってきます。体臭を改善しようとすれば、食生活に着目することも重要です。体臭が気になるのなら、体臭を強くしやすい食べ物を避ければよいのです。

体臭が強くなりやすい食べ物では、まずそれ自体が刺激的なニオイを持っているものがあげられます。代表的なものでは、ニンニクやネギ、ニラといった野菜があります。これらの野菜は、口臭に影響することで知られていますが、汗のニオイにも潜みやすいのです。

また、動物性脂肪を含む食べ物にも注意が必要です。動物性脂肪の過剰な摂取は、不飽和脂肪酸の増加につながり、汗のニオイレベルを上げてしまいます。豚や牛などの肉類はもちろんのこと、バター、チーズなどの乳製品を多く取り過ぎないように気をつけます。

さらに、自宅では注意していても、油断しがちなのが外食です。特にファストフードでは肉類や食用油の使用が多いため、体臭改善のためには遠ざけた方が無難です。

そして、飲み物では、アルコールの量に気をつけなければいけません。飲み過ぎて分解が間に合わないアルコールは、呼吸や汗を通じて排出されるため、通常より息や汗がニオイやすくなるのです。

体臭を抑える衣類の選び方

汗は汗腺から出た直後にはあまりニオイを発していません。それが不快なニオイとなるには、皮膚上に生息する常在菌が関係しています。菌が汗の水分や皮脂、角質などを栄養分とし分解するのにともなって、汗をかいた体からニオイが生じてくるのです。

このため、汗が皮膚表面に流れてから実際ニオイが広がるまでに約1時間の時間差があるといわれています。ですから、汗が出たと感じた時点でただちに拭き取るようにすれば、ニオイを抑えられるという理屈になります。しかし、外出していれば、仕事中であったり他人の目があったりと、ワキの汗を拭き取るという行為がすぐにできるとは限りません。

気温の上昇から今日は汗をかきそうだというときには、出かける前の衣類の選び方が体臭を抑える1つのポイントとなります。ポリエステルやナイロンなどの化繊素材の衣類はさらっとして気持ちのよいものですが、一方で、通気性に劣るため、汗をかいたとき湿気やニオイの逃げ場があまりないのです。体臭をできるだけ防ぎたいなら、通気性のよい綿の肌着や洋服がおすすめです。

気にしすぎ・ストレスにも注意

ニオイの対策を講じることも大切ですが、あまりに体臭のことばかりにとらわれていると、それ自体が精神的なストレスになってしまうこともあります。人の汗腺には2種類あり、通常ニオイのある汗を出すことが多いのは、ワキの下や乳頭、性器などに分布しているアポクリン腺です。全身に分布しているエクリン腺は、主に体温調節のために水分の多い汗を分泌します。辛いものやすっぱいものなど刺激のある食べ物を口にしたときや、不安や緊張、プレッシャーがかかったときにかく汗も、この汗腺から出ます。

こうした発汗は精神性発汗と呼ばれ、ストレスが大きくなれば必要以上に汗をかいて、多汗症という症状に現れてきます。体臭が気にかかるあまり、不安や心配がストレスとなると、余計に汗を増やすという悪循環となりかねません。適度な改善策を実践したら、あとはあまり気にしすぎないということも大切です。

カテゴリー