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アレルギー性鼻炎とは

更新日:2017/11/11 公開日:2017/11/11

突然くしゃみや鼻水が出て止まらなくなる、鼻づまりがつらい、そのような症状がでるアレルギー性皮膚炎は、アレルゲン物質が体内に入ることで体が反応するアレルギー症状です。どのようなメカニズムでアレルギー性鼻炎が起こるのか見てみましょう。

アレルギー性鼻炎とは

近年、アレルギー性鼻炎の患者数はかなり増加しているといわれています。スギ花粉症でよく知られている花粉症の季節性アレルギー性鼻炎とハウスダストやダニ、カビなどで発症する通年性アレルギー性鼻炎があります。

人間の身体には防御反応が備わっていて、鼻から吸い込んだ異物が有害物質であると判断されると鼻水で外に排出させ、鼻づまりで体内に入らないようにしています。この防御反応が過剰に起こってしまい、あまり有害とはいえない花粉などに対してもアレルギー反応を起こしてしまうのがアレルギー性鼻炎です。リンパ球の一種であるヘルパーT細胞が異物を有害であると認識すると同じリンパ球であるB細胞に抗体を作るように指示します。その指示によってIgE抗体が作られます。

IgE抗体は免疫細胞ですが、IgE抗体がつくられただけでアレルギー症状が起こるわけではありません。再びアレルギーの原因となる物質が体内に入ってきてIgE抗体と接触するとヒスタミンをはじめとする化学伝達物質を過剰に分泌しアレルギー反応が起こします。ヒスタミンは肥満細胞から過剰に分泌され、くしゃみやかゆみ、鼻水といった症状を引き起こします。

アレルギー性鼻炎の原因

季節性アレルギー性鼻炎と通年性アレルギー性鼻炎の原因について解説します。

季節性アレルギー性鼻炎

草花の花粉が原因となる季節性アレルギー性鼻炎は、スギ花粉症がよく知られていますが、花粉症を引き起こす花粉はさまざまなものがあります。

  • 春に飛散するスギやヒノキ
  • イネ科の植物
  • シラカンバ族など初夏に多い植物
  • ブタクサやヨモギ

など約50種類あるといわれています。アレルゲン物質となる可能性がある花粉はほぼ一年中飛んでいますが、植物によって花粉の飛ぶ時期が違うため、自分のアレルゲンとなる植物を知っておくことが大切です。

通年性アレルギー性鼻炎

季節に関係なく一年中発症するアレルギー性鼻炎です。アレルゲンとしては、

  • ハウスダスト
  • ダニ
  • カビ
  • ペットの毛
  • フケ

などがアレルゲンとなります。住環境が変化して、冷暖房の普及にともない住宅が密閉された状態となることが多く、アレルゲンが家の中で蓄積されやすくなっていることも原因の一つではないかと考えられています。

アレルギー性鼻炎の症状

季節性アレルギー性鼻炎の症状は、

  • 鼻炎
  • 頭痛
  • 倦怠感がある
  • 目の周りや耳、首が赤くなるといった皮膚症状
  • のどのかゆみ

などがあります。

通年性アレルギー性鼻炎の場合には、症状は朝に起こることが多いといわれています。自律神経の影響で朝に出やすいと考えられていますが、その他にも寝ている間に、床に溜まったハウスダストを吸い込んでしまっていることも影響しているのではないかといわれています。突発的なくしゃみや鼻水、鼻づまりが主な症状です。

アレルギー性鼻炎の検査

くしゃみや鼻水などの症状が風邪などではなく、アレルギー性の症状であるかどうかを調べ、どのようなものがアレルゲンとなっているかを調べることができます。

鼻汁好酸球検査

鼻水を採取して好酸球という細胞があるかどうかを調べます。アレルギー性鼻炎の約8割で鼻水の中に好酸球が増えるといわれています。

血液検査

アレルゲンとなっているのは何であるかを特定するために少量の採血をして血液検査を行います。それぞれのアレルゲンに対して、どのくらいIgE抗体があるかどうかを調べることができます。アレルギーの症状が出ていないときでも検査ができます。その他に血液検査で、アレルギー症状がどれくらい強いのかということも調べることができます。

皮内テスト

原因と考えられる抗原のエキスを注射して皮膚に現れる症状を観察します。注射をするために痛みがあったり、注射した箇所の腫れやかゆみなどが強く出てしまったりする危険性があります。

鼻粘膜誘発試験

鼻の粘膜にアレルゲンの疑いがある成分をしみこませた紙をおいて、アレルギー症状が現れるかどうかを調べる検査です。手術が必要であるかどうかを判断する、手術効果を調べるときにも有効な検査です。

アレルギー性鼻炎の治療

目薬や内服液を使用する薬物療法や、アレルゲンを体内に段階的に増やしながら投与していくといった特異的免疫療法があります。その他にも、鼻づまりや鼻水などが起こりにくいように鼻粘膜を変えるという手術療法があります。専門医を受診して医師に相談し、適切な治療を選択することが大切です。自分のアレルゲンが何であるかをきちんと把握し、日常生活でそれらに接触する機会を避けることも症状を抑えるためには重要です。

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