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アトピーになる原因と悪化させる原因

更新日:2017/09/19 公開日:2017/09/17

アトピーの原因は数多くあると同時に、その原因を特定するのは困難だといわれています。アトピーになりやすい人の特徴や、考えられるアトピーの原因などについて見てみましょう。

アトピーになりやすい人の特徴

アトピーになりやすい人の多くが、アトピー素因を持っているといわれています。アトピー素因とは、家族や親族がアトピーを持っている、アトピーに関連する病歴を持っている、IgEという抗体が産生しやすいとかなどを意味します。これらをまとめると、遺伝的な要因が考えられます。IgEは、花粉など害を与えない物質を有害物質とみなし、過剰に産生して攻撃し、アトピーを引き起こし、悪化させることがあります。しかし、その人がアトピー素因を持っていても、なる人とならない人がいます。逆にアトピー素因を持っていない場合でもなるケースもあります。アトピー素因を持っている人は、絶対にアトピーになるのではなく、アトピーになりやすい体質と考えてください。

IgEについては『プラセンタの効果(6)花粉症』で解説しています。

アトピーになる原因

アトピーの原因は、現在でも明確にわかってはいません。なぜなら、アトピーの原因は数多くあり、その原因を見つけ出すのが困難なためです。考えられる原因をいくつかあげて、改善方法も含めて見てみましょう。

皮膚バリアの低下

表皮の一番上にある角質層は、皮膚バリアとしての役目を持ち、外部からの刺激を守っています。角質層は角質細胞と細胞間脂質で構成されています。細胞間脂質に、セラミドと呼ばれる主成分が含まれており、そのセラミドが少なくなることで、皮膚バリアの機能が低下し、肌が乾燥します。肌が乾燥すると、外部からの刺激を受けやすい状態になり、少しの刺激でも皮膚炎になることがあります。

アトピーの肌は、水分保持能力が低下して、肌が乾燥しやすい状態にあるため、保湿が欠かせません。保湿することによって、肌の水分保持能力を維持し乾燥を防ぐことで、皮膚炎の予防につながります。保湿は、継続的に行うようにしましょう。

アレルギー

花粉やハウスダスト、その他にダニやカビなどが要因となって、アトピーになることがあります。花粉を防ぐ方法のひとつに、マスクをするなどがあげられます。マスクをすることによって、花粉以外にも、空気中に待っているとされるハウスダストやダニ、カビなどの侵入を防ぐことにつながります。また、マラセチア菌という肌の常在菌のひとつが原因としてあげられます。マラセチア菌は、皮脂をエサに繁殖することでかゆみなどを発生させ、頭皮にできた場合は皮膚炎も発生させます。

食べ物によるアレルギーも含まれますが、ハウスダストと比べると、食べ物で発生したというケースは少ないとされています。

アレルギーについては『アトピー性皮膚炎になる原因』で解説しています。

生活習慣の乱れ

不規則な生活や偏った食事などが続くことによって、アトピーが発症すると考えられます。生活の乱れを改善し、栄養バランスのとれた食事をしっかり摂るようにしましょう。

アトピーが悪化する原因

アトピーをさらに悪化させる原因があります。考えられる原因をいくつか見てみましょう。

化粧品

普段使っている化粧品が刺激物となり、アトピー性皮膚炎などを引き起こす要因になることがあります。症状が現れたときは化粧を控えるほうがよいでしょう。

アトピー肌の化粧品選びについて『アトピー肌の化粧品選び(10)ファンデーション』で解説しています。

入浴

身体が不潔であるとアトピーを悪化させる要因になるため、入浴で清潔にすることが求められます。しかし、入浴する際にも注意することがあります。具体的には、シャンプーやボディソープ、さらに洗顔料などがあげられます。これらが刺激となってアトピーを悪化させる要因になる可能性があるため、できるだけ低刺激のものを使用しましょう。そして、入浴後は肌が乾燥しやすい状態にあるため、やわらかいバスタオルで身体の水分を拭き取り、ていねいに保湿するようにしましょう。

理想的な入浴方法については『アトピーの方にオススメの入浴方法』で解説しています。

保湿剤については『アトピー肌の保湿ケアのために知りたい3種の保湿成分』で解説しています。

その他

アトピーを悪化させる要因は数多くあります。アトピー予防に求められることは生活環境です。よい生活環境とは、規則正しい生活、家の中を常に掃除して清潔に保つ、栄養バランスのとれた食事などがあげられます。また、ストレスをためこまないことも重要です。

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