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40代の化粧品選び(4)美容液

更新日:2017/09/14 公開日:2014/07/01

40代の肌に合う美容液とは

40代はシミやシワといった肌の悩みが少しずつ加速していきます。その原因は、女性ホルモンのバランスが崩れやすくなることや、今までに浴びてきた紫外線のダメージの蓄積、肌機能の衰えなどです。

そのような肌老化を少しでも遅らせ、肌を若々しく保つための美容液の選び方と使い方のコツについて、紹介します。

40代は美容液を目的ごとに用意

40代の多くの方が美容液に求める機能は「保湿」「美白」「シワ・たるみ」対策の3つでしょう。この3つともケアしたい、という方も多いかもしれません。

ですが現状、1種類の美容液で、この3つ全ての目的を果たすことは難しいでしょう。なぜなら、美容液は成分がギュっと濃縮されていて、それぞれの成分に最適な配合で製品化されています。たとえば保湿に効くセラミドは脂質なので、ある程度、油分を含む液状のほうが配合に適しているという具合です。

そのようなことから複数の効果を求めるならば、それぞれ個別の美容液を用意しましょう。

40代の肌は手間をかけた分だけ老化を遅らせられる

40代になると、肌に手をかけている方とそうでない方の差が徐々に開いていきます。肌のケアに手抜きをしていたり、漫然と20~30代の頃と同じスキンケアを続けていたりすると、肌年齢の進むスピードが他の40代の女性と違ってあっという間…ということにもなりかねないので、適切なケアを知っておくことは大切です。

肌が老化する原因は大きく分けて3つあります。「加齢」「紫外線」、疲れやストレスなどの「生活環境」です。このうち加齢と紫外線は美容液によってアプローチが可能なので、老化に立ち向かうためのケアをご紹介します。

加齢による肌老化

歳を重ねることによって進む老化は、どのような人でも避けることができません。具体的には肌のターンオーバー(新陳代謝)の周期が伸びていくことと、皮膚の水分保持能力が落ち、バリア機能が低下して行くことです。

ターンオーバーにより、20代の頃は約28日(4週間)で肌が生まれ変わるといわれています。ところが、40代では約40~55日もかかってしまいます。

ターンオーバーが遅れてくると健康な角質細胞を作り出すことができなくなり、肌はカサつくようになります。また古い角質細胞がはがれずに残っていることで、肌のキメが乱れ、くすみが気になるようになります。

また、シミの原因であるメラニン色素は古くなった角質がはがれるときに一緒に排出されるのですが、ターンオーバーが滞っていると長く角質層に留まることになり、これがシミとして残ってしまうのです。

肌のターンオーバーを促すのに効く成分には、ビタミンA誘導体であるレチノールやプラセンタエキス、コラーゲンなどがあります。

紫外線による老化

紫外線は、シミの原因となるだけではありません。コラーゲンとともに肌の弾力をキープしているエラスチンを分解し、ハリ不足やシワも招いてしまうのです。これらを防ぐためには紫外線を浴びないようにするか、日焼け止めクリームや日傘、帽子などでしっかり防御することが第一です。

しかし、しっかり防いだつもりでもいつの間にか浴びてしまっているのが紫外線の怖いところ。そのためビタミンC誘導体やプラセンタエキスのようなメラニンの生成を抑制し、コラーゲンを増やす働きのある成分を補うのはとても有効です。

40代が考えたいクリニックでのケア

自宅でケアしても、シミやシワ、たるみが改善されないという場合もあるでしょう。そのようなときには、美容皮膚科などのクリニックを頼るのもひとつの方法です。

美容皮膚科でのシミ治療

シミにはいくつかの種類があり、それによって治療方法が変わります。レーザーによるシミの除去や、フォトフェイシャルともいわれる光治療で広範囲に治療を行う方法があります。そのほか、ケミカルピーリングによって肌のターンオーバーを促したり、美白効果の高いハイドロキノンという成分を使用した治療なども可能です。なお、ハイドロキノンの使用は注意が必要なので、医師の指導にしたがって使用しましょう。

美容皮膚科でのシワ・たるみの治療

シミと同じく、レーザーやフォトフェイシャルによるコラーゲンの再生の治療を行うことがあります。また、ヒアルロン酸注入や、コラーゲンを増殖させるダーマローラーでコラーゲン生成を促す方法が行われる場合もあります。

美容液の使用とあわせて行いたい40代のエイジングケア

美容液や化粧品によるケアとあわせて、食事などの生活習慣によるエイジングケアも行うのがおすすめです。

食生活

シミの色はメラニンの沈着によるものです。メラニン色素はビタミンCによって還元されるので、ビタミンCを積極的に摂ることでシミを薄くする効果が期待できます。また、ビタミンAやビタミンEは、活性酸素によって細胞がダメージを受けるのを防ぐ「抗酸化作用」を持っています。また、ビタミンAには肌や粘膜を強くする働きが、ビタミンEには肌を保護するバリア機能を正常に保つ働きが期待できるため、積極的に摂りましょう。

ビタミンAの豊富な食べ物や効果的な摂取方法は『ビタミンAは目や肌の健康に欠かせない栄養素』で、ビタミンCについては『抗酸化成分・食品(2)ビタミンCの効果と効率的な摂取法』で、ビタミンEについては『抗酸化成分・食品(4)ビタミンEの効果と効率的な摂取法』でそれぞれ紹介しています。あわせてご覧ください。

睡眠

美しい肌を作るためには、質のよい睡眠をとることが大切です。ぐっすり眠るために、以下のことを心がけてみましょう。

  • 夜入浴し、出てから1時間ほど経ったタイミングで就寝する
  • 就寝前はテレビ、パソコン、スマホ、携帯電話を見ない
  • 体をリラックスさせる

運動

ジョギングやウォーキングなどの軽い有酸素運動を行うことで、血行が促進されるだけでなく、血中の糖分がエネルギーとして消費され、血糖値を下げることにつながります。血行がよくなることで、細胞に必要な栄養や酸素を十分に行き渡らせることができるようになります。これによって肌のターンオーバーも正常化される効果も見込まれます。

また、ウォーキングで姿勢を意識すると、インナーマッスルを鍛えることにつながります。できれば週に3日から5日、1日30分ほど有酸素運動をとり入れてみましょう。

肌のためにやめたい生活習慣

喫煙やアルコールの摂取は控えましょう。

タバコはせっかく食事で摂取したビタミンCを破壊してしまいます。また、アルコールは摂取量が増えるにつれて、肝臓で分解されるときに大量の活性酸素を発生させ、身体の老化を加速させる原因になります。女性は男性よりアルコールの影響を受けやすいといわれており、特に月経前などで女性ホルモンの分泌が高まると、普段以上にアルコールに弱くなってしまいます。アルコールの摂取はほどほどを心がけましょう。

40代の肌のための美容液選びのまとめ

40代になると、さまざまな肌の悩みがあらわれてきます。美容液は成分ごとに最適な配合でつくられているため、悩みにあわせた複数の美容液を使い分けるのがポイントです。だからと言って、いくつもの美容液を一度に重ねてつけることはおすすめしません。朝と夜、時期で使い分けるなどして有効成分を効果的に肌に浸透させましょう。

特に睡眠中には成長ホルモンなどが出てターンオーバーを促進しているので、就寝前にはしっかりターンオーバーを促進する成分の入った美容液をつけることをおすすめします。紫外線の強い時には、紫外線のダメージを防ぐために抗酸化作用のあるものをつけるのもよいでしょう。

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