スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

ノロウイルスの二次感染を防ぐための対策とは?

更新日:2017/03/22 公開日:2015/07/31

ノロウイルスの基礎知識

ノロウイルスは感染力が強く、保育所や学校、高齢者施設など、二次感染による集団感染が発生しやすい感染症です。ここでは、ドクター監修のもと、ノロウイルス感染から身を守るために、室内・屋外に分けて、それぞれ対策法を紹介します。

女性

毎年冬をメインに流行するノロウイルスは、感染力が強いため、保育所・学校・高齢者施設などで二次感染による集団感染が度々発生します。

現状、ノロウイルスに効果のある抗ウイルス薬やワクチンは存在しないため、感染を防ぐためにも、正しい知識と対策方法を理解することがとても大切です。

そこで今回は、ノロウイルスから身を守るために、家および外でするべき、それぞれの対策方法について詳しく説明します。

家でするべき対策

小さい子供や高齢者は体力も少ない分、ノロウイルスに感染しやすく、症状もひどくなりがちですので、家庭内での対策がとても重要となります。

手洗い・うがいを習慣に

ノロウイルスの感染者が身近にいる・いないにかかわらず、手洗い・うがいを習慣にすることは、ノロウイルスから身を守るために最も基本となる対策方法です。家庭内において、ウイルスが溜まりやすい注意すべき箇所は、水道の蛇口やシンク、ドアノブ、化粧室、便座、トイレの蓋などになります。そのため、経口感染のリスクを考え、普段はもちろんのこと、調理や食事の前後は特に、手洗い・うがいを徹底しましょう。また手洗いにおいては、汚れの残りやすい指先、爪の間、指の間、親指の周り、手首を中心に、念入りに行うようにしてください。

感染源を減らす

ノロウイルスに汚染した手で触れた調理器具や食器なども、ノロウイルスの大きな感染源となります。そのため、周りに移さないためにも調理器具や食器などは、熱湯消毒(85℃~90℃以上で90秒以上)で除菌・殺菌を行いましょう。

牡蠣などの貝類に注意

ノロウイルス感染症は、十分に加熱されていない二枚貝(牡蠣など)による食中毒としても知られています。特に乳幼児や高齢者がご家庭にいらっしゃる場合、牡蠣などの生食はできるだけ避けましょう。

加湿器などを使い、室内の湿度を40%~60%ほどに保つ

室内の空気が乾燥すると、のどの粘膜にある免疫機構が機能低下し、ノロウイルスに感染しやすくなります。加湿器などを使用し、室内の湿度を適度に保つことで、空気の乾燥を防ぐようにしましょう。

外でするべき対策

家庭でできる対策にあわせて、外出時にもノロウイルス対策を行うことが重要となります。

基本は手洗い・うがいの励行

普段の生活の中で無意識に触ってしまいがちの、つり革や手すりなどにも、ノロウイルスはかなり潜んでいます。外出時にも、こまめな手洗い・うがいを徹底するように心がけ、感染リスクから身を守りましょう。

外で食べるものにも気をつける

飲食店などで提供される二枚貝などを食べる際には、十分に加熱されているか口に入れる前に必ず確認するようにしましょう。

ノロウイルスにマスクは有効

ノロウイルスによる空気感染は可能性が低く、感染するリスクが高いのは、手指などについたウイルスを体内にとりこんだり、嘔吐や下痢の飛沫を吸い込んで感染する飛沫感染です。嘔吐物の処理をするときはマスクの着用が有効ですのでノロウイルスを吸い込まないようにしましょう。

吐瀉物を見つけた際には、乾燥していても近づかない

吐瀉物から空気中に浮遊したノロウイルスによって、空気感染を起こす恐れがあります。たとえ吐瀉物が乾燥していても、原則3m以内には近づかないようにしましょう。

いかがでしょうか。今回はノロウイルスの二次感染を防ぐための対策をご紹介しました。ノロウイルスは現状効果的なワクチンなどがないために、自身の心がけで感染を防ぐ努力をすることがとても重要です。家でも外でもしっかりと対策し、身近に迫る二次感染から身を守りましょう。