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ドクターが監修!血液型と性格・体質・病気の関係とは?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/01/14

血液型の基礎知識

雑誌やテレビなどで、血液型による性格診断などを目にする機会がありますが、血液型によって性格に特徴が見られるのでしょうか。ドクター監修のもと、血液型と性格・体質・病気との関係性について解説します。

日本人は特に、血液型診断などが好きな傾向にありますが、実際のところ、血液型によって性格などに特徴が見られるものなのでしょうか。血液型と性格・体質・病気との関係性について解説します。

血液型と性格について

日本人は、「A型は真面目」「O型はおおらか」などと思い込んでいる、と指摘する心理学者は多く、確かに性格を4つの血液型に分類するのは短絡的すぎるというのも理解できます。一般には、性格と血液型には関係はないとされる説がほとんどですが、なかには以下のように、性格と血液型の医学的な関連を述べている研究者もいます。

  • 血液型によって免疫力が異なる
  • 血液型によって、かかりやすい病気とかかりにくい病気がある
  • その結果、仕事の役割や生活スタイルが形づくられた

例えば、A型はほかの血液型に比べて免疫力が弱く、病気にかかりやすい傾向にあるため、病気を周りにうつさないよう、人間関係に用心深くなったといいます。逆に、O型は血液型の中で免疫力が最も強いことにより、開放的でチャレンジ精神旺盛な性格になったと考えられます。B型も免疫力が強く、O型と似ていますが、肺炎やサルモネラ菌に弱いため、人の輪に入らなくなって独特な性格になりました。AB型はA型以上に免疫力が弱く、普段から人と会うことを避けていたため、疑い深く内向的になったのではないかと推測される、という報告があります。

血液型と体質、病気との関係性

性格だけではなく、血液型によって体質や病気の発症にも違いがあることが報告されています。米国バーモント大学の研究によると、AB型は年齢が上がると、認知機能障害のリスクが高まる可能性があるようです。

記憶障害や認知症の発症に心臓病や脳卒中が大きく関与していますが、以前の研究で、O型は心臓病や脳卒中の発症リスクが低いことがわかりました。そこで、認知機能に問題がない45歳以上のAB型とO型の被験者3万人を対象に、記憶能力と思考能力のテストを行い、約3年半後に再びテストを行って、その結果を分析してみました。その結果、AB型はO型と比べて認知機能障害を発症するリスクが高くなることが分かったといいます。

また、血液型は、十二指腸潰瘍の発症リスクとも関連しているとの報告があります。東京大学では、十二指腸潰瘍患者7,072人と、健常者2万6,116人を対象に、約60万か所の遺伝暗号の違いについて調べたところ、十二指腸潰瘍の原因遺伝子を2つ発見したといいます。一つは胃癌のリスク遺伝子でした。もう一つは血液型を決めているABO遺伝子で、A型に比べてO型は、1.43倍病気になりやすいことが分かりました。

性格や体質の形成には、育ってきた家庭環境や学校生活などいろいろな要因がかかわっていますが、血液型の影響もあるといえるかもしれません。

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