パックには主に、シートを顔に貼るだけの手軽なタイプや、クリームやジェルを塗って洗い流したりふき取るタイプのほか、乾いたらはがすタイプの3つの方法があります。ここでは、乾いたらはがすタイプのピールオフパックについて、使い方と効果を解説します。
ピールオフパックとは
パックの種類の一つであるピールオフパックは、ペースト状のパックを顔につけて、乾いたら肌からパックをはがします。シートパックやクリーム、ジェルタイプのパックと違い、毛穴に詰まった汚れも取ることができます。そのため肌への刺激が強くなり、敏感肌や乾燥肌の方はダメージを受ける場合も。心配な場合は、低刺激のシートタイプなどを利用しましょう。
ピールオフパックの効果
肌の表面だけではなく、毛穴につまった汚れまでごっそり取ることができます。産毛や角質もとれるため、パックの後はつるつるの肌になります。
ピールオフパックの使い方
まず、パックが髪につかないよう、ほかのパックと同様にターバンなどを使ってフェイスラインを出します。
(1)パックを顔にのせる
利き手の中指と薬指をそろえてペーストを取り、指先から第一関節くらいまでの量のパックをのせます。パックをのせる順番は、頬(ほほ)→額(ひたい)→あご→鼻で、乾くのが遅い部分からつけていくのがポイント。唇や目のまわり、眉毛、髪の生え際を避けるように注意しましょう。
上手に塗るには、少しずつつけるのではなく、指にとったパックを10円玉くらいの厚みにスーッと一気にのばしていくとよいでしょう。一度つけたところを塗り直したりせず、どんどん新しい場所へ塗り広げていきます。
(2)全体をならす
顔全体にパックをのばしたら、最後に全体をならします。その後は乾くまで、15~20分くらい待ちましょう。
(3)乾いたらやさしくはがす
手で顔に触れてもベタベタしなければ、乾いた証拠。額の生え際から下へ向かってやさしくはがします。きちんと乾いていると、1枚の膜のようにペロッとはがれます。はがし残しがないかを確かめて、肌に残っていたら、化粧水を含ませたコットンを使ってふき取るとよいでしょう。
ピールオフパックを使う際の注意点
ピールオフタイプのパック剤は、たれやすく、さらに洋服につくと落ちにくいといった性質があります。そのため、ひざにタオルをのせて衣類をカバーしたり、ティッシュペーパーを近くに置いておくなど、事前に準備をしておきましょう。
日やけをした直後や運動の後など、顔がほてっているときや、顔を剃った後は、肌が敏感になっているため、ピールオフパックの使用は控えた方がよいでしょう。
毛穴汚れも取ってしまうピールオフパックは、毎日行うと肌へのダメージが大きいため、週1~2回程度の使用を心がけましょう。汚れが一気にとれるからとやりすぎると、肌を痛めてしまうこともあります。
また、パックをした後は乾燥しやすくなっているので、たっぷりの化粧水で保湿し、クリームなどで油膜を作って肌を保護することも忘れないようにしましょう。
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