「日焼け止めを塗っていたのに、いつのまにかシミやくすみが増えた」「うっかり日焼け止めを塗り忘れた」
そんな方にとって頼もしいアイテムが、UVカットできる化粧下地ですよね。メイクのノリやモチをよくするだけでなく、美容成分が豊富なタイプなど、化粧下地の種類はさまざま。そこで、美容家の寒川あゆみさんおすすめの、日焼け止めの効果のある化粧下地をご紹介します。
化粧下地の選び方や、塗り方などもチェックしてくださいね。
紫外線から肌を守る方法
1年を通して降り注いでいる紫外線。春夏だけでなく、紫外線対策は1年中必須のケアです。しかし、春夏と秋冬とで、同じ紫外線対策でよいのでしょうか?季節によって紫外線量が異なるため、適切な方法で紫外線から肌を守ることをおすすめします。
ことに、皮脂や汗が盛んに出やすい季節は、せっかく塗った日焼け止めが崩れやすくなります。日焼け止めだけでなく、日焼け止めの効果のある化粧下地を併用すると安心ですね。
そのほか、美白効果のある化粧下地や、紫外線対策できるフェイスパウダーなども併用するというのもひとつの手段かもしれません。
また、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの効果を兼ねるBBタイプは、忙しい朝にぴったり。シーンに合わせて使い分けるのもよいですね。
UVカット効果のある化粧下地の選び方
化粧下地は、毛穴対策に優れたものや、くすみやシミをしっかりカバーするタイプなど、種類が豊富。どれを選んでいいのか困ってしまいますよね。UVカット効果がプラスされているベースメイクも種類が豊富なので、肌タイプや季節に合ったものを選ぶことをおすすめします。
肌タイプに合わせて下地を選ぶ
肌質は人によってさまざま。「水分」と「油分」のバランスによって異なると考えられています。乾燥を感じやすい方は、保湿成分がしっかりと配合されているものを。オイリー肌の方は、油分が多い化粧下地を避け、油分の少ないものやオイルフリーのものがおすすめです。
混合タイプの方は、潤いを与えて肌を保護する下地を選びましょう。皮脂が出やすい部分には、化粧下地を薄めに塗るなど調整することで、メイクも崩れにくくなります。
毎日使うベースメイクはSPFやPAが高すぎないものを
UVケアを効果的に取り入れたいと思っても、SPFやPAが高いものを選べば良いというわけではありません。SPF値が高いものは、肌への負担が大きくなります。日常生活レベルなら、SPF20・PA++を目安に選びましょう。
夏のレジャー、冬のスキーなどを楽しむときは、PF40以上、PA+++を目安に。肌が敏感な方は、紫外線吸収剤不使用の「ノンケミカル」タイプがおすすめです。
日焼け止め効果のあるおすすめの化粧下地
ファンデーションの質感によって、化粧下地選びは左右されますが、ファンデーションの仕上がりに合わせることで質感を演出しやすくなります。ここからは美容家の寒川あゆみさんがおすすめする化粧下地をご紹介します。
アレルバリア エッセンス BB(d プログラム)
販売価格:3,240円(税込)
内容量:40mL
SPF40・PA+++
全2色
- おすすめの理由
- 口コミでも大人気。紫外線や、花粉などの微粒子汚れからお肌を守りながら、美容液効果でお肌をキレイに見せてくれる、ノンケミカルの化粧下地です。透明タイプと色付きのBBタイプがあり、自身のメイクに合わせて選べるところが嬉しいポイント。
- 使ってみた感想
- テクスチャーは美容液のような液体状のエッセンスで、とても伸びが良くお肌にぴったりと馴染み、使い心地も良いです。筆者は赤みのある肌タイプなので、色付きのBBタイプを使ってみました。カバー力があり、日中の化粧崩れもなく、上からブラシでパウダーを乗せるだけでも十分でした。SPF40・PA+++なので、日常でも十分な紫外線カット力ですね。
SS COVER(MIMURA)
販売価格:4,200円(税込)
内容量: 20g
SPF20・PA++
- おすすめの理由
- シワや毛穴などお肌の凹凸をカバーしながら、メイク崩れを防止してくれる化粧下地です。肌色を良くみせ、みずみずしく明るい印象にしてくれるので、毛穴カバーにはオススメの化粧下地です。
- 使ってみた感想
- お肌に塗った瞬間にサラサラする、新感覚の化粧下地です。しっかりと毛穴や凹凸カバーをしてくれます。この上からファンデーションを重ねると、サラッとしたお肌に仕上げてくれます。
ウェアルーUV(HANAorganic)
販売価格:4,320円(税込)
内容量:30mL
SPF30・PA++
全2色
- おすすめの理由
- 天然100%植物成分、オーガニック比率99.7%。ノンケミカルで、軽い塗り心地の日中用美容液ベースです。美容液、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの機能があり、お肌に優しいところも嬉しいポイント。
- 使ってみた感想
- 液体に近いテクスチャーのUVベースです。ダマスクバラの香りがほんのり香り、気分を上げてくれるのもポイント。このウェアルーUVは色付きなので、この上からパウダーファンデーションを薄く重ねるだけで、ナチュラルメイクも簡単にできます。
皮脂くずれ防止化粧下地(ソフィーナ プリマヴィスタ)
販売価格:3,024円(税込)
内容量:25mL
SPF20・PA++
- おすすめの理由
- 皮脂や汗によって崩れにくいことが特徴。皮脂をかかえこみ、広げないようにする耐皮脂処方で、メイク崩れしにくい状態を作ることができます。SPF20・PA++なので、普段使いに優秀なアイテムです。
- 使ってみた感想
- 皮脂や汗などによるメイク崩れに強い!と評判の化粧下地。ファンデーションがピッタリと馴染むことで、毛穴やシミなどの隠したい部分もしっかりとカバーしてくれます。Tゾーンなど、皮脂が多く出るところのテカリ感が抑えられるのが嬉しいポイント。
化粧下地の塗り方
ベースメイクを自然に美しく仕上げ、毛穴の目立ち、崩れ・テカリを抑える、化粧下地の塗り方についてお伝えします。
- 規定の量を手のひらにのせます。(このとき、容器を振ってから使うタイプの日焼け止めの場合は忘れずに振ってください)。
- 顔の5箇所(額・両頬・鼻・あご)におきます。崩れやすい鼻は少量でOK。
- 面積が広い部分から塗るのがポイント。頬の中央からフェイスライン、額の中央から髪の生え際へ向かって、丁寧になじませます。目元や口元は最後に。
- 特にカバーしたい部分には、重ねづけしていきます。崩れやすい目元・口元・小鼻への重ねづけは避けましょう。
化粧下地と日焼け止めを塗る順番
日焼け止めと化粧下地を併用する方は、使う順序も重要。スキンケアの後、日焼け止めを先に塗り、化粧下地はファンデーションの直前に塗ります。
順番が逆だと、ファンデーションののりをよくしたり、肌をトーンアップしたりする、せっかくの化粧下地の効果が発揮されないためです。
まとめ
日焼け止め効果のある化粧下地をきちんと塗り、UVケアをすることは、お手入れの基本と言えるかもしれません。皮脂崩れやムラなどに気をつけながら、UVカット効果のある化粧下地でしっかり紫外線対策を行いたいですね。
ぜひ、この機会にご自身のUVカット効果のある化粧下地の塗り方・使い方について、振り返ってみてはいかがでしょうか。
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