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赤ちゃんの保湿クリームはいつから使うべき?選び方とおすすめ10選

更新日:2018/07/17 公開日:2018/06/29

赤ちゃんの保湿ケアは、どのようなものを使っていつからいつまで行うとよいのかなど、疑問や不安に思うことが尽きません。

赤ちゃんによって肌の状態は異なるうえに、乾燥しやすさは周辺環境によっても異なるため、赤ちゃんに適した保湿剤も少し考えて選んであげることが大切です。ここでは、赤ちゃん用のクリームについて、その特徴や選び方を解説します。保湿剤を適切に選べるようになって、赤ちゃんの乾燥しやすい肌を賢く守ってあげましょう。

赤ちゃんのクリームとは

赤ちゃんの肌にぬるクリームは、実は赤ちゃんを守る大切な役割を持っています。その役割と、いつからいつまで保湿ケアを行うべきかについて解説しましょう。

赤ちゃんのクリームの役割

赤ちゃんの肌にぬるクリームの役割は、一言で言ってしまうと「保湿」です。しかし、保湿ケアには赤ちゃんを守る大切な役割があります。

そもそも皮膚には、その内側にある臓器を外部から侵入しようとする細菌や異物から守るとともに、身体の内側から水分が蒸発するのを防ぐ役割があります。これを皮膚のバリア機能と言います。

このバリア機能の一端を担っているのは、皮膚の一番外側にある角層と、皮脂と汗が混じり合って皮膚表面を覆う皮脂膜です。しかし、生まれたばかりの赤ちゃんの皮膚は全体的に薄く、皮脂の分泌も生後3か月くらいには少なくなるため、バリア機能が未熟な状態です。

バリア機能が未熟ということは、赤ちゃんの肌は乾燥しやすく、外部からの刺激にも弱いということ。そのため、洗って肌の清潔を保ったり、保湿ケアを行って肌を乾燥や紫外線などの外部刺激から守ることが、大人の肌以上に大切になるのです。

保湿剤は大きく分けて、ローションやミルクなどの使い心地が軽いものと、こっくりとしたクリームタイプのものがあります。クリームタイプは一般的に油分が多く、保湿力が持続するといわれています。そのため、特に乾燥しやすい肌質の子や、空気の乾燥した時期に適していると言えるでしょう。

いつからいつまで保湿クリームを使うべき?

赤ちゃんの保湿ケアの重要性はわかっても、生まれてすぐ行うべきものなのか、冬などの乾燥しやすい時期だけ行うものなのかなど、特に初めて赤ちゃんを迎える方にはわかりにくい部分もあるかもしれません。

赤ちゃんの保湿ケアは、季節を問わず、年中行うことが大切です。

汗をかきやすい夏などは、一見すると汗で赤ちゃんの肌がうるおいを保っているように見えるかもしれません。しかし、汗による肌のかゆみや拭き取る際の小さな刺激が肌バリヤを低下させ、乾燥を促すことが考えられます。また、最近では夏にはエアコンによって室内の空気が乾燥し、赤ちゃんの肌も乾燥しやすくなっている場合もあります。このため、一見うるおっているように見える夏も適度に保湿し、肌のバリア機能を助けてあげるケアが必要なのです。

ただし、前述したように、保湿剤にはクリームタイプのほかに、使い心地の軽いローションやミルクタイプのものもあります。クリームだけに固執せず、季節や環境によって使い分けるのがおすすめです。

なお、子供の肌は思春期前くらいまで皮脂が少なく乾燥しやすい状態が続きます。そのため、小学校高学年くらいまでは季節を問わず保湿ケアを行うのが理想的です。

新生児のうちから全身の保湿ケアをしたところ、アトピー性皮膚炎の発症リスクが低くなったという研究報告もあります。赤ちゃんのためにも、今日から保湿ケアを心がけましょう。

新生児から使えるクリームの選び方

特に肌の敏感な新生児のうちからクリームを使う場合、どのような基準でクリームを選ぶとよいのでしょうか。ここでは、クリームの選び方のポイント3つをご紹介します。

身体にも顔にも使えるものを選ぶ

赤ちゃんの肌は、顔も含めて全身を保湿してあげることがすすめられます。特に顔は、よだれやミルク汚れ、離乳食が始まれば食べ物などで汚れることも多く、こまめに保湿剤をぬりなおしてあげたい部分です。そのため、顔にも身体にも使えるクリームを選んでおくと、赤ちゃんの保湿ケアをしやすくなるでしょう。

基本的に、ベビー用のローションやクリームは低刺激なものが多く、顔と身体の両方に使用できます。ただし、赤ちゃんの顔にブツブツや皮むけなどの湿疹が出ている場合は、保湿剤がしみてしまう場合もあります。小児科や皮膚科で湿疹の様子を見てもらい、適切な治療を受けてください。

できるだけ無添加のものを選ぶ

大人の使用する保湿クリームの中には、使用感をよくするための香料や着色料、細菌の繁殖による品質の変化を防ぐための防腐剤が使用されている場合があります。しかし、赤ちゃんのデリケートな肌にはこのような添加物が刺激となる場合も。そのため、赤ちゃん用の保湿クリームやローションは、香料や着色料を使用していないものを選びましょう。

できれば防腐剤も使用していないものを選びたいところですが、防腐剤が完全に入っていないクリームやローションは、品質保持の観点から使用期限が通常のクリームなどよりも短くなります。防腐剤フリーのクリームを選んだ場合は、早めに使い切ることを意識しましょう。

赤ちゃんの肌の乾燥しやすさで選ぶ

一般的にローションとクリームの大きな違いの1つとして、油分の配合量があげられます。クリームのほうが油分が多く、保湿力が持続する傾向があるのです。

そのため、空気が特に乾燥しやすい冬場や、エアコンの効いた室内にいることが多い場合、赤ちゃんの肌の乾燥が気になる場合にはクリームタイプの保湿剤がおすすめです。

一方、保湿もしたいけれど汗も気になる夏場にクリームタイプの保湿剤を使用すると、肌のベタつきで赤ちゃんがイヤがることもあります。そのような時期には、軽い使い心地のミルクタイプやローションタイプの保湿剤を選ぶとよいでしょう。

おすすめクリーム10選

ドゥーエ ベビー|ミルキーローション(資生堂)

 ドゥーエ ベビー ミルキーローション 資生堂

販売価格(編集部調べ):1,404円(税込)
内容量:150ml

詳しくはこちら

敏感な肌のために。資生堂がおくる安全性を最優先に考えたシンプルで低刺激なスキンケア化粧品「2e(ドゥーエ)」のベビーライン。

使ってみた感想
サラッと軽いテクスチャなのでのばしやすい!暑くなる季節にも活躍してくれそう。ポンプタイプは片手で使えるからラクだと聞いてましたが、本当にそう思いますね。お風呂上がりに動いたり泣いたりしがちな子には特によさそう。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2ヶ月の娘子育て中

アロベビーアンジュ|ベビーマッサージオイル(N&O Life)

 アロベビーアンジュ ベビーマッサージオイル N&O Life

販売価格(編集部調べ):2,970円(税込)
内容量:80ml

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赤ちゃんとママのための国産オーガニックにこだわるスキンケアブランド。オシャレなデザインもママの間で人気です。

使ってみた感想
すーっと伸びて、化粧水とオイルの中間のようなベビーオイルでした。あまりベタつかないので、使いやすいのではないかと思います。プッシュは大人でしかできないようになっているので、子どもがやりたがっても大量には出ない点がいいです。そして、子ども向けとは思えないおしゃれなパッケージ!アロベビーの中でもさらに大人っぽいデザインですね。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳2ヶ月の息子

アラウ.ベビー|モイストクリーム(サラヤ)

 アラウ.ベビー モイストクリーム サラヤ

販売価格(編集部調べ):972円(税込)
内容量:50g

詳しくはこちら

毎日使うものだからこそ、安心できるものを追求する「アラウ.」シリーズ。アレルギーのリスクをなるべく排除したこだわりの洗剤&コスメのベビーラインです。

使ってみた感想
みずみずしい質感のクリーム。肌を優しく撫でるように伸ばすと、肌にすぐになじんでくれます。ラベンダーの香りが、ねんねの前のお子さんの気分を落ち着かせてくれると思います。しっとり仕上がり、特にベタつきまでは感じませんが、張りつくようなしっとり感になります。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

ママ&キッズ|ベビーミルキークリーム(ナチュラルサイエンス)

 ママ&キッズ ベビーミルキークリーム ナチュラルサイエンス

販売価格(編集部調べ):1,944円(税込)
内容量:75g
顔・体用クリーム

詳しくはこちら

育児雑誌でおなじみ!20年のロングヒットを続ける「ママ&キッズ」は「生まれてすぐから使える」をコンセプトに皮膚科医協力開発&各種アレルギーテスト済の低刺激スキンケア。

使ってみた感想
同シリーズの乳液タイプと違って、特に保湿したい場合はコレの登場。うちの娘は肌がカサカサしやすいので、乳液をサラッ塗ったあとに、乾燥しやすい部分にこれを塗ります。伸びがよくて肌なじみも問題ないです。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

アトピタ|保湿しっとりクリーム(丹平製薬)

 アトピタ 保湿しっとりクリーム 丹平製薬

販売価格(編集部調べ):702円(税込)
内容量:60g

詳しくはこちら

アトピタは、ママのお腹の中で赤ちゃんを守る「胎脂」に着目。肌あれ・乾燥を繰り返しやすい赤ちゃんの肌を守るケアシリーズです。

使ってみた感想
アトピタの保湿クリーム。クリームなので粘度はしっかりある。塗りたいところにちょんちょんと指で盛り付けて、そこから掌で伸ばす。伸びはよく、肌なじみも良いため、白く残ることもない。いつもより肌のしっとり感が増した仕上がりになるのに、際立ったベタつきもないのがイイですね。もうちょっと保湿アップさせたい!と思ったらコレはおすすめかも。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

メディスキンベビー|ナチュラルベビーバーム(メディスキン)

 メディスキンベビー ナチュラルベビーバーム メディスキン

販売価格(編集部調べ):3,024円(税込)
内容量:70g

詳しくはこちら

皮膚科医として多くのメディアで活躍する友利新(ともりあらた)さんがプロデュースするベビー用スキンケアブランド。自身の出産と子育てを経て、考えられたのは「赤ちゃんの予防スキンケア」でした。

使ってみた感想
バームでは多いが、多機能(本製品は授乳中の乳首のケアもできる)なので、一つあると便利かも。一回量が少なくて済むわりに、内容量も多くて満足です。テクスチャが硬いので、スパチュラなど、すくうものが一緒にあるといいと思います!メディスキンは、ソープ→ローション→バームのステップを推奨しているようですが、あまり肌が乾燥しないお子さんに毎日3ステップは若干手間かもしれない…。バームは特に乾燥が気になるときなど、様子をみて塗ってあげていいかもしれません。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2ヶ月の娘子育て中

ルクラ|ベビークリーム(ビーバイ・イー)

 ルクラ ベビークリーム ビーバイ・イー

販売価格(編集部調べ):1,512円(税込)
内容量:100g

詳しくはこちら

赤ちゃんの肌リスクを考え、アレルギーになりやすい特定原材料等27品目の由来成分を使わないベビー用スキンケアブランド「Lecura(ルクラ)」。

使ってみた感想
乳液と軟膏の間くらいの質感で、どちらかというと乳液より。手にとった感じはとても柔らかく、スルスルと伸び、肌になじんでいきます。ルクラのオイルインローションに比べて、しっとり感がしっかりしている印象です。ワセリンなどと比較するとサラサラしているけど、しっかりとお肌のうるおいを保ってくれます。乾燥がそこまで気にならないのであれば、これくらいのクリームがちょうどいいいと思いました。乾燥は気になるけど、ワセリンくらいのしっとり感やベタつきが苦手、もしくは気になる方は、ベビークリームがいいと思う。ベビークリームやオイルの中でも、香りは控えめでほぼしないです。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

ヴェレダ|カレンドラ ベビーフェイシャルクリーム(ヴェレダ・ジャパン)

 ヴェレダ カレンドラ ベビーフェイシャルクリーム ヴェレダ・ジャパン

販売価格(編集部調べ):2,592円(税込)
内容量:50ml
顔用

詳しくはこちら

創業1921年。自然科学や環境に着目し、7つの基本原則をもとに作り出すオーガニック系コスメブランド。

使ってみた感想
オーガニックな優しい香りがするクリームです。結構、粘度が高いクリームなので、一部分に大量につけて伸ばすと、白く伸びてしまいます。少量指先などに取り、塗りたいところにちょんちょんとつけてから手のひらなどで伸ばしてあげるといい感じに肌になじませることができます。しっとり感もちもちなのに、ベタつくことがありません!商品名から顔用と思いがちですが、身体に使っても全然だいじょうぶです。価格がちょっと高いのですが、活用できるシーンが広いシリーズなので、ぜひ試してみてください。※キク科にアレルギーがある方はご使用をお避けください。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

ヴェレダ|マイルド ベビーバーム(ヴェレダ・ジャパン)

 ヴェレダ マイルド ベビーバーム ヴェレダ・ジャパン

販売価格(編集部調べ):2,160円(税込)
内容量:50ml

詳しくはこちら

創業1921年。自然科学や環境に着目し、7つの基本原則をもとに作り出すオーガニック系コスメブランド。

使ってみた感想
軟膏のような質感のバームが少量のオイルと一緒に出てきます。おむつまわりや背中など汗ムレが気になる部位に塗ることで、しっとりサラサラの仕上がりになります。伸びはとても良く、少量でもしっかり広がってくれます。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

ワセリン(ピジョン)

  ワセリン ピジョン

販売価格(編集部調べ):416円(税込)
内容量:60g

詳しくはこちら

赤ちゃんのスキンケア化粧品といえば、欠かすことができない老舗メーカーの「ピジョン」。困ったときはピジョン!というほど、ママたちの信頼が厚いです。

使ってみた感想
市販のワセリンといえば、パッと思いつく製品のひとつがコレ。どこのベビー用品店でも薬局でも大体取り扱ってますよね。おうちにひとつは常備しておきたいワセリン。乾燥が気になるところにしっかりと塗ってください。伸びはいいので、少量をしっかり薄く伸ばして塗って使っています。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

赤ちゃんの保湿クリームは大人も一緒に使える

赤ちゃん用の保湿剤は「ベビー用」と書かれていることから、大人には物足りないのではないかと考えるかたもいるかもしれません。しかし、そのようなことはありません。

多くの赤ちゃん用の保湿クリームは、大人の敏感肌の方でも使えるやさしい処方になっており、大人でも使用できます。また、ヒト型セラミドなどの保湿力の高い成分をしっかり配合している製品もあるため、乾燥しやすい大人の肌の保湿にも役立ってくれるでしょう。

大人用の保湿クリームを赤ちゃんと一緒に使いたいと考えると、成分を細かくチェックして使う必要があります。そのため、赤ちゃんと大人で同じ保湿剤を使いたいときには、大人が赤ちゃん用の保湿剤を一緒に使用するのがおすすめです。

まとめ

赤ちゃんのデリケートで乾燥しやすい肌は、1年中保湿ケアをしてあげることが大切です。新生児のうちから赤ちゃんに合った保湿クリームを選び、毎日の入浴後を中心に保湿ケアをこまめにしてあげましょう。

保湿クリームを選ぶときのポイントをおさらいします。

  • 香料や防腐剤、着色料ができるだけ入っていないものを選ぶ
  • 身体にも顔にも使えるものを選ぶ
  • 赤ちゃんの肌が乾燥しやすいときにはクリームタイプを選ぶ

今回紹介したおすすめ商品も参考に、赤ちゃんの肌に合うクリームを選んであげてくださいね。

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