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赤ちゃんの日焼け止め&虫よけの選び方・編集部のおすすめ

更新日:2018/07/24 公開日:2018/07/24

アウトドアシーズンがくれば、子どもを連れて遊びに出かけたくなるもの。赤ちゃんや幼児を連れていくうえで、注意しなくてならないこともたくさんあります。それが紫外線による日焼けと虫刺され対策です。

紫外線は肌へのダメージが大きいこと。そして虫刺され対策には肌への刺激はもちろん、デング熱などの感染リスクから避ける意味もあります。ここでは赤ちゃんに使用できる日焼け止めや虫よけグッズ、また兼用できるアイテムについても解説していきます。

赤ちゃんの日焼け止めの選び方

肌の弱い赤ちゃんは、紫外線による日焼けによる影響を受けやすく、すぐに炎症を起こしてしまいます。赤ちゃんに使用する日焼け止めは、選ぶときにチェックしたいポイントが2つあります。

紫外線吸収剤不使用がおすすめ

肌の弱い赤ちゃんにとって、大人と同じ日焼け止めは負担になってしまいます。そこで、チェックしたいのが、日焼け止めに配合されている紫外線防止成分です。紫外線による日焼け防止成分には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。

紫外線吸収剤
紫外線をカットする効果が強い一方で、皮膚表面で紫外線を吸収して熱エネルギーに変換して放出します。もう片方の紫外線散乱剤と比べると、肌に負担をかけやすい特徴があります。
紫外線散乱剤
そして紫外線散乱剤は、光を鏡で反射させるのと同じ仕組みで、物理的に紫外線を反射する成分が含まれています。製品のパッケージや説明に「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル処方」といった表記が確認できます。

赤ちゃん用の日焼け止め化粧品の多くは、肌に低刺激であることが考えられているため、紫外線散乱剤を使用している製品が多い傾向があります。

石けんやソープで落としやすいものを

大人の日焼け止めの場合、製品によってはメイク落としを使用して落とすよう指示があるものもあります。しかし、赤ちゃんのデリケートな肌にメイク落としを使うには負担が大きくなります。そのため、石けんやソープで落とせるタイプの日焼け止めを使用し、帰宅後はすみやかに落としてあげましょう。赤ちゃん用の日焼け止めの多くは、石けんやソープで落としやすい設計になっていますが、一応チェックしておくようにしましょう。

日焼け止めの強さの選び方

日焼け止めの強さは、「SPF」と「PA」という2種類の単位でパッケージに記載されています。2種類ある理由は、紫外線に含まれる波長の種類に合わせているためです。

簡単に説明をすると「SPF」の横に記載される数値が大きいほど、肌をヒリヒリと赤く炎症を起こす紫外線B波(UV-B)を防ぐ力が強くなります。一方、「PA」の横に記載される+の数が多いほど肌が黒くなる紫外線A波(UV-A)の波長をカットする力が強くなります。

日本国内の平地であれば、屋外での軽いスポーツやレジャー程度ならSPF30程度、PA++程度でよいといわれています。一方、炎天下で海や屋外プールで遊んだり、南国のリゾート地などの紫外線が強い場所に行くときにはSPF40以上、PA+++と強めの日焼け止めが必要になるでしょう。

また、特に見落としがちなのが、夏休みのレジャーの定番のひとつでもある山。標高の高いところは地上ほど気温は高くありませんが、紫外線量は高くなるため、油断すると思った以上に日焼けしてしまう場合があります。登山などに出かけるときには、マリンレジャーを楽しむときと同じく、少し強めの日焼け止めと帽子を使用するようにしましょう。

日焼け止めはシーンによって変えるのが理想

紫外線防止効果が強い日焼け止めは、それだけ肌への負担も大きくなる傾向があるため、どこへ出かけるにも日焼け止め効果が高いものを選ぶのではなく、出かける場所や活動に合わせた強さの日焼け止めを選びたいところです。

日焼け止めはこまめに塗りなおす

日焼け止めは一度塗れば、紫外線を一日中防いでくれるわけではありません。ウォータープルーフタイプでないものは汗や水で落ちやすくなるので、2~3時間に一度は塗りなおすのが理想です。また、塗るときの厚さによっても紫外線カット効果は影響します。紫外線散乱剤は、肌が白くなりやすい製品が多いのですが、薄くのばして使用する場合は、塗りなおす時間を短くするなど肌の様子をみて対応しましょう。

赤ちゃんの虫よけの選び方

それでは、赤ちゃんでも使いやすい虫よけの選び方のポイントはあるのでしょうか。まず、虫よけアイテムには、有効成分を配合した虫よけ剤(忌避剤)、虫が嫌う香りで寄せつけないようにする雑貨があります。

医薬部外品の虫よけ剤は赤ちゃんに使用できる

製品に「虫よけ」と明記できるのは、虫よけ効果が認められた有効成分を含む医薬部外品です。この有効成分として日本で認められているのが「ディート」という成分です。この成分は毒性が低いものの、厚生労働省では、乳幼児へのディートの使用について、以下のような目安を設けています。

  • 6か月未満:使用しないこと
  • 6か月以上2歳未満:1日1回
  • 2歳以上12歳未満:1日1~3回

ディートを使用した虫よけ剤は、他の虫よけグッズよりも効果はありますが、日常的に使用するのではなく、必要なときに使用するものとして扱いましょう。また、ディートを危険視する必要はありませんが、上記のような使用回数や月齢・年齢、製品の説明を守って使用しましょう。

また、虫よけ剤は、効果が認められているものではありますが、確実に刺されないというわけではありません。

ナチュラル成分を使った雑貨品もある

製品によって見た目が似ているものもありますが、医薬部外品だけでなく虫よけを目的とした雑貨も存在します。こちらはディートのような効果が認められた虫よけ成分を含んでおらず、虫が嫌う香りを使用しているのが特徴です。医薬部外品の虫よけ剤のように効果が認められたものではありませんが、肌が弱いお子さんや肌トラブルを懸念して使用されます。

シールタイプ、リングタイプのグッズ

虫よけ対策グッズには、お子さんの服に貼り付けるシールやアクセサリーのように身につけられるリングなどがあります。これらも虫が嫌う香りによって虫を避けることを目的とした雑貨になります。

スプレータイプと使用する際の注意点

医薬部外品の虫よけスプレーの場合、噴霧した際に薬剤が目や鼻などにはいったり、吸い込んでしまうのは避けたいところです。また、スプレータイプは飛び散りやすく、肌や服への付着効率がよくありません。そのため、赤ちゃんにスプレータイプの虫よけを使う場合は、直接噴きかけるのではなく、手のひらに取って赤ちゃんの肌に塗り広げるとよいでしょう。飛び散りにくいミストタイプもあるので、使いやすい方をお好みで選びましょう。

虫よけ入り日焼け止めは本当によい?

夏休みなどのアウトドアのときや、亜熱帯・熱帯への海外旅行など、日焼け止めと虫よけを一緒にしっかり使いたいときは多くあります。そのようなときに、虫よけ入りの日焼け止めは手軽で塗りやすいと人気のようです。このような日焼け止めのメリットと懸念点を見てみましょう。

虫よけ入り日焼け止めのメリット

虫よけと日焼け止めが一緒になっている製品の最大のメリットは、なんといっても塗りやすさでしょう。特に赤ちゃんは、長い時間じっとしていられません。サッと塗るだけで日焼け止めと虫よけの効果を期待できるのは嬉しいポイントです。

では、日焼け止めと虫よけが一緒に配合されていることで懸念されることはないのでしょうか。

虫よけ入り日焼け止めの懸念点

便利な一方、虫よけ入りの日焼け止めに対する心配もあります。

日焼け止めと虫よけがミックスされたものは、日焼け止めの効果が薄れるという見解があります。

また、赤ちゃんでも使えるとうたわれている虫よけ入り日焼け止めは、虫よけとしてアロマオイルを使用しているものが多く見られます。虫よけ効果があるアロマオイルとして、レモングラスやユーカリなどがあげられますが、これらは比較的肌に刺激を与えやすいとされています。そのため、赤ちゃんをはじめとした肌の弱い方には刺激になり、赤みやかゆみなどの肌荒れを起こす可能性も考えられます。

そのため、虫よけと日焼け止めの兼用でアロマを使用した製品を赤ちゃんに使用する場合は、日に当たらない部分に少量塗って肌の変化を見る「パッチテスト」を行うことをおすすめします。

日焼け止めと虫よけを別々に用意するメリットは?

日焼け止めと虫よけを別々に用意すると、もし片方の成分が肌に合わなかった場合に、合わないアイテムだけを別のものに置き換えればよいという点がメリットと考えられます。

日焼け止めと虫よけがミックスされていると、もしどちらかの成分が肌に合わなかった場合、日焼け止めとしても虫よけとしても使えなくなってしまいます。赤ちゃんの肌に合わなかったとしても大人の肌に合えば活用できますが、少しもったいないですよね。

毎日のケアの手間を考えると日焼け止めと虫よけがミックスされた製品が便利ですが、様子を見ながら使ったり、場合によっては日焼け止めと虫よけを別々に用意することも考えましょう。

なお、日焼け止めと虫よけを別々に用意する場合は、日焼け止めを塗ってから虫よけを使用しましょう。

おすすめ日焼け止め・虫よけ9選

ここからは、子持ち編集部メンバーが実際に試してみた日焼け止め、虫よけ、兼用アイテムを紹介します。

日焼け止め

BABY BORN|No.2 Face & Body Sunscreen(Mother)

BABY BORN No.2 Face & Body Sunscreen Mother

販売価格(編集部調べ):2,916円(税込)
内容量:30g
SPF50+ PA++++

詳しくはこちら

人気タレントの東原亜希さん、エステティシャンの高橋ミカさんが、子育てをするママの観点から共同で作ったベビー用コスメブランド。見た目もオシャレ!

使ってみた感想
さらっとしたテクスチャーの日焼け止め。伸びもよく、なによりも肌なじみがいいです「ハイブリッド パウダー」処方の効果なのか、サラサラとした仕上がりには驚き。子どももイヤがらないので、日焼け止めを塗るのがラクです。夏場、強い日差しの下で行動する機会が増えると思いますので、しっかり紫外線対策しましょう!

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

ママ&キッズ|UVライトベール(ナチュラルサイエンス)

ママ&キッズ UVライトベール ナチュラルサイエンス

販売価格(編集部調べ):2,592円(税込)
内容量:90ml
SPF23 PA++

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育児雑誌でおなじみ!20年のロングヒットを続ける「ママ&キッズ」は「生まれてすぐから使える」をコンセプトに皮膚科医協力開発&各種アレルギーテスト済の低刺激スキンケア。

使ってみた感想
乳液タイプ。少し水分量が多く、みずみずしい質感ですが、塗ってみるとススーッと伸びてくれるので使いやすい!肌なじみも良い感じでした。また、お家に帰ってからお風呂で簡単に落とせます。日焼け止め成分に紫外線吸収剤を使っていますが、吸収剤をカプセルに入れて肌に触れないようになっているらしく、肌への負担も少なそうだったので、うちの子は問題なく使えました。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

ルクラ|ベビーUVミルク(ビーバイ・イー)

 ルクラ ベビーUVミルク ビーバイ・イー

販売価格(編集部調べ):1,188円(税込)
内容量:40ml
SPF35 PA+++

詳しくはこちら

赤ちゃんの肌リスクを考え、アレルギーになりやすい特定原材料等27品目の由来成分を使わないベビー用スキンケアブランド「Lecur(ルクラ)」。

使ってみた感想
こっくりとした質感の日焼け止め。少し粘度が高いので、少量手にとり、塗りたい所にちょんちょんとつけてから手のひらでなじませるように伸ばすして広げることができます。 晴れた日にはお外で遊ぶことが多いと思いますが、使い勝手もよく、日焼けを抑えることができると思います。肌に強い刺激のあるものは、入っていない(多分)ので、安心して利用できるかと思います。ちなみにお風呂でベビーソープをつかって簡単に洗い落とすことができます。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

UVベビーミルク ウォータープルーフ(ピジョン)

  UVベビーミルク ウォータープルーフ ピジョン

販売価格(編集部調べ):565円(税込)
内容量:30g
SPF35 PA+++

詳しくはこちら

赤ちゃんのスキンケア化粧品といえば、欠かすことができない老舗メーカーの「ピジョン」。困ったときはピジョン!というほど、ママたちの信頼が厚いです。

使ってみた感想
ベビー向けとしては珍しいウォータープルーフタイプの日焼け止めです。大人が使っている日焼け止めでよく見るサラサラとしたテクスチャーの日焼け止めで、塗りたいところに直接線を引くように出し、手のひらでさっと伸ばすように使用してください。しっとりとした仕上がりになります。 夏、プールや海に行く際に、普通の日焼け止めですと、すぐ落ちてしまいますので、こういったウォータープルーフの商品を使えるとしっかりと日焼け止めができますね。ただ強い日差しは、日焼け止めだけで防げるものではないので、帽子や袖の長い水着なども着用してくださいね。また、ウォータープルーフなので使用後はいつもより丁寧に洗ってあげてください。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

ドゥーエ ベビー|UVプロテクトミルク(資生堂)

 ドゥーエ ベビー UVプロテクトミルク 資生堂

販売価格(編集部調べ):1,404円(税込)
内容量:30ml
SPF20 PA++

詳しくはこちら

敏感な肌のために。資生堂がおくる安全性を最優先に考えたシンプルで低刺激なスキンケア化粧品「2e(ドゥーエ)」のベビーライン。

使ってみた感想
ミルクタイプの日焼け止めで、肌に塗るとよくのびます。好みかもしれませんが、ちょっとゆるいかな?あまり動きのない月齢の子に適していると思います。激しく動く月齢の子に塗るのは大変かも。お風呂で簡単に落とすことができるので安心して使うことができそうです。手のひらサイズなので携帯しやすいですね。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2ヶ月の娘子育て奮闘中

アトピタ|保湿UVクリーム(丹平製薬)

 アトピタ 保湿UVクリーム 丹平製薬

販売価格(編集部調べ):918円(税込)
内容量:30g
SPF29 PA++

詳しくはこちら

アトピタは、ママのお腹の中で赤ちゃんを守る「胎脂」に着目。肌あれ・乾燥を繰り返しやすい赤ちゃんの肌を守るケアシリーズです。

使ってみた感想
乳液とクリームタイプの中間くらいの質感。日焼け止めにしてはややテクスチャは重めなので、しっかり肌に塗ることができます。うちの娘は日焼け止め塗るのイヤがるので、しっかり塗るのにひと苦労なんですが、日やけで肌がヒリヒリしないように、これくらいしっかり塗った方が良いと思います。お風呂のボディソープでしっかり落ちてくれました。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

UVベビーウォーターミルク(ピジョン)

  UVベビーウォーターミルク ピジョン

販売価格(編集部調べ):708円(税込)
内容量:60g
SPF15 PA++

詳しくはこちら

赤ちゃんのスキンケア化粧品といえば、欠かすことができない老舗メーカーの「ピジョン」。困ったときはピジョン!というほど、ママたちの信頼が厚いです。

使ってみた感想
赤ちゃん用の日焼け止めにもいろいろあるけど、サラッとしたテクスチャだと手早く塗れてラクですね。まだ抱っこてしないといけない赤ちゃんのお出かけなら、これくらいのUVカット効果で良いと思います。顔を手足など露出してる部分にササッと塗れますよ。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 

虫よけ

アロベビー|アウトドアスプレー(N&O Life)

 アロベビー アウトドアスプレー N&O Life

販売価格(編集部調べ):1,890円(税込)
内容量:110ml

詳しくはこちら

赤ちゃんとママのための国産オーガニックにこだわるスキンケアブランド。オシャレなデザインもママの間で人気です。

使ってみた感想
スプレータイプの虫除けスプレー。虫除けスプレーは、強い薬品が入ってるから子どもの肌だと刺激になりそうなイメージがありますよね。これはほぼ天然由来成分だけで製造されているので、安心してお子さんに使うことができました。汗を多くかいて身体がベタつきやすい時期に使うことが多い商品ですので、仕上がりのサラッと感も製品選びの重要なポイントですね!虫除け効果のほどはわからないけど、今後も活用してみようと思います。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

日焼け止め&虫よけ兼用

アロベビー|UV&アウトドアミスト(N&O Life)

 アロベビー UV&アウトドアミスト N&O Life

販売価格(編集部調べ):2,538円(税込)
内容量:80ml

詳しくはこちら

赤ちゃんとママのための国産オーガニックにこだわるスキンケアブランド。オシャレなデザインもママの間で人気です。

使ってみた感想
日焼け止めと虫よけスプレーの一石二鳥アイテム。プッシュタイプのスプレーで、薄く広く散布することができるので、肌になじませるのラクちんです!ローズマリーとレモングラスの香りが優しく香ります。

監修者の写真 スキンケア大学編集部ママさん 2歳7ヶ月の娘

まとめ

虫よけと日焼け止めをミックスしたアウトドア対策製品には、便利な一面もある一方で懸念点も考えられます。しかし、日焼け止めや虫よけを別々に選んで使用した場合も含め、赤ちゃんの肌には刺激になる可能性も考えられます。

アウトドア対策製品を選ぶうえでは

  • できるだけ低刺激のものを選ぶ
  • 選んだ製品は肌に少し塗ってみて変化がないか観察

ということを念頭に置いて選びましょう。また、使用したときに赤ちゃんの目や口などに入らないような形のものを選んでください。

紫外線対策と虫対策をしっかり行って、夏のレジャーを赤ちゃんと一緒に楽しみましょう。

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